MacBook Proも充電できるAnkerのUSB PD充電器

　筆者は仕事でMacBook Proを使用しているのですが、あちらこちらにミーティングに出かけるため、仕事場に置いておくための電源アダプタを追加したくなりました。しかし、Apple純正のACアダプターは購入の二の足を踏むのに十分なお値段です。

Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery

　考えてみれば筆者のMacBook Proの充電口はUSB Type-C端子なわけですし、純正でなくても代替になる製品があるのでは？　と思いついて探してみたところ、我らがAnkerのUSB充電器「PowerPort+ 5」にたどり着いたので購入してみました。今回はこちらをご紹介させていただきます。

最上部にUSB PD（Power Delivery）ポートを備え、接続した機器に応じた最適な出力での給電を行えます

　同製品はUSB PD規格に対応するUSB Type-C端子1つと、通常のUSB Type-A端子を4つ備えたUSB充電器です。筆者は仕事で複数のスマートフォンやタブレットをまとめて充電する必要があり、これまでもAnkerのUSB充電ハブを使っていたのですが、ついでにMacBook Proも充電機器の1つに加えられるのはとてもいい！　と考えたのでした。

本体裏の説明書き。USB PDで最大29Wの給電が可能とのこと

　実はこの製品を購入する前に、使用していたAnkerのUSB充電器にUSB 3.0/Type-Cケーブルを挿せば、MacBook Proに充電できるんじゃないかしらと試みてみたのですが、無理でした。筆者はUSB PDについてなにも知らなかったのです。

　ちゃんと調べて購入してみた「PowerPort+ 5」の場合は、標準で30Wの給電能力を有するほか、USB PD規格に対応したUSB Type-C端子を備えています。PD対応のUSB Type-C端子からは、MacBook Proに最大29Wで給電が可能とのこと。純正の電源アダプタが61Wですから満充電には少し時間がかかりますが、支障が出るほどではありません。

こんな感じでMacBook ProとiPhoneとiPadの充電をいっぺんに行えるので、コンセント周りがスッキリしていい感じです

　Ankerからは、USB PD対応のUSB Type-C端子を1つだけを備える小さなUSB充電器も発売しているので、MacBook Proに限らずUSB Type-Cを充電端子として備えるノートパソコンやタブレットなどをお持ちの方は選択肢の1つに入れてみても良いかもしれません。いずれにしても、お役立ちの一品です。