本日の一品

思わず「薄い!」と声が出た――ハガキ大のモバイルバッテリー「MONALISA」

 どんなに高価なスマートフォンでも、バッテリーが切れたらペーパーウェイト程度の役にしか立たない。バッテリー切れにならないよう常に備えておきたい。

 とはいえ、モバイルバッテリーの多くはバッグに“忍ばせておく”には少々厚い。存在感がありすぎるのだ。

 そんなことを考えていたら、J-Force(フォースメディア)から超薄型モバイルバッテリー「MONALISA」(モナリザ)が発売された。

J-Force(フォースメディア)の薄型モバイルバッテリー「MONALISA」

 この「MONALISA」、厚さがわずか5mm。数字だけ見ると「なんだ、5mmか」と思ってしまうし、Webサイトの写真を見ても「ふ~ん」という感じなのだが、実際手に取ってみると「薄っ!」と思わず声を上げてしまうほど薄い。フットプリントは95×145mmで、官製はがきよりわずかに小さい。これならカバンの中に常に忍ばせておくことができるし、じゃまにならない。下手をすると、入れていたのを忘れてしまうほどではないかとも感じる。

 「この薄さで、入出力用のコネクタはどこにあるんだろう?」と不思議に思うかもしれない。この「MONALISA」、コネクタを開閉式にすることで薄さを実現しているのだ。

持ち歩く際はコネクタ部を閉じておき、使うときだけ開ける。コネクタ部にホコリが入り込まない、というメリットもある

 バッテリー容量は3400mAhで、iPhone Xなら8~9割ほど充電可能。昼休みにゲームをしすぎて、あるいは外回りでマップを使いすぎて、家に帰るまでバッテリー残量が気になる、という場合でも充分足りる容量だろう。本体のバッテリー残量は25%刻みの4つのLEDで表示され、わかりやすい。また、このLEDは端末への充電が開始されたときにも点灯する。

25%、50%、75%、100%と4段階のLEDでバッテリー残量を表す。電源ボタンはなく、USBコネクターにケーブルを挿し、端末と接続されたら即充電開始する

 本体への充電はmicroUSBで行い、満充電までに要する時間は約2時間。帰宅後すぐに充電をはじめれば、寝るまでに終わるようなイメージだ。あとは忘れないようにいつものカバンに入れておけばいい。

どこにでも入る薄さだが無理やり入れないよう注意

 「MONALISA」は非常に薄いため、無理な力が加わる場所に入れないよう注意したい。具体的に言えばパンツの尻ポケット。入れたまま座れば折れ曲がってしまうだろう。また、いくら薄いからといって、ギュウギュウに書類の詰め込まれたところにねじ込むのもやめたほうがいい。筐体が変形してしまう恐れがある。

 「これだけ薄いと、折れ曲がったりしなくても危ないんじゃないの?」と感じるかもしれないが、電気用品安全法の技術基準に適合していることを示す「PSE」マーク付き。衝撃を与えたり、前述のような使いかたをしたりしなければ安心して末永く使えるだろう。

 入れていることを忘れそうなほど薄いモバイルバッテリー「MONALISA」。持ち歩いているのを忘れるほど、いつでも携帯できる充電用ケーブルが欲しくなってしまった。

製品名販売元購入価格
MONALISAJ-Force(フォースメディア)3980円(税込)