本日の一品
スマホ画像データの移行に超便利な「十字手裏剣型USBアダプタ」
2018年7月9日 06:00
新しいモノには直ぐに惹かれやすい筆者は頻繁にスマホやタブレットを買い替えている。そんな筆者がスマホ内の画像やドキュメントなどを旧スマホから新スマホに引き継ぐ手段として一番使っているのがスマホの充電ポートに繋がる外部記憶機器だ。
平成の現代であれば、スマホ内部のローカルストレージに写真などを後生大事に保存しておかずに、格好良くクラウドストレージに保存、活用すれば簡単なことだ。
しかし無料で使い始められるほとんどのクラウドストレージは、いつの間にかスマホからバックアップされた写真の山でほとんど巨大なゴミ箱。そのうちサービス会社から容量拡張の案内が来て、月額経費が安いからと調子に乗って拡張すると今度はより巨大で焼却することもままならない面倒な“巨大ゴミ館”を抱えることになってしまう。
ユーザーに必要なのは、テクノロジーの知識ではなく、定期的に“整理整頓する”という固い意志と実行力だ。その両者共に欠ける筆者はいち早くクラウドストレージによる解決を諦めるタイプだ。
そしてパソコンによる解決手段が最もマッチする筆者世代なら、新旧2台のスマホをパソコンとUSBケーブルでつなぎ、両方をパソコンの外部ストレージメディアとして扱い、華麗にデータ移行するのも良い作戦だが、パソコンを使えない世代も多く、面倒さは否めない。
そんなスマホセントリックな時代に最もマッチするデータ移行ツールが本日ご紹介する“Lightning+USBMobile Flash Drive"という何か良く分からない長い名前の商品だ。便宜的且つ即物的に今回の当コラムでは「十字手裏剣型USBアダプタ」と呼ぶことにする。
十字手裏剣型USBアダプタは、十字手裏剣のイメージで、4つのサイズの異なるUSBプラグを備えている。基本的に、今現在これだけ揃っていればまずは大丈夫と思われる“microUSB”“Lightning”“Type-C”“USB A”の4種類が四方に取り付けられている。
オマケにAプラグにはmicroSDカードのスロットが内蔵されている。賢明な読者なら既にお察しのようにこのUSB Aプラグに内蔵されたmicroSDカードのコンテンツを、残りの3つのUSBプラグが適合するスマホやタブレットでファイル共有や移行ができるのだ。
尚且つ、驚くことに、microSDカードの挿入されたTypeAプラグをそのままパソコンなどのUSB Aポートに挿入することで、十字手裏剣USBアダプターをごく普通のUSBメモリーとして扱うことも可能だ。
この十字手裏剣型USBアダプターさえあれば、iPhone、Android (microUSB)、Android(Type-C)、パソコン(USB A)の4つのハードウェア間で自由自在にデータ共有や交換が可能となる。そして、常時、microSDカードの適度な容量を入れておけばUSBドライブとしても重宝する。
Android系のスマホやタブレットでは、一般的なファイルマネジャーアプリが、スマホに関係するドライブ間のファイルのコピーや移動などの管理を行ってくれるはずだ。またiPhoneやiPadでは、類似的なiOSアプリである「iUSB」をダウンロードすることで、iPhoneでは扱えないAndroid系のファイルの対応や、動画再生、音楽再生も可能となる。
テクノロジーの異なるAndroid系スマホとiPhone系のダブルユーザーはもとより、スマホとWindowsパソコンとの並列使用ユーザもポケットに一つ入れておいて絶対に損のない秀作プロダクトの逸品だ。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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Lightning+USBMobile Flash Drive | Amazon | 1080円 |