本日の一品

Apple Pencilを充電するためだけの専用ケーブル

パッケージは簡易包装で実質ノーブランド。ケーブル本体の長さは1m

 現行のApple Pencilは、iPad本体のLightningコネクタに本体を直差しするか、もしくは付属のオスメス変換アダプタをLightningケーブルに取り付け、そこに差して充電する仕様になっている。ペンの径を太くできないという事情はあるにせよ、もう少しマシな仕組みを思いつけなかったのかという疑問は、多くの人が持っているのではないだろうか。

そんなApple Pencilをもっとスマートに充電するためのグッズは、それ自体がひとつのジャンルになるほどサードパーティ各社からさまざまなバリエーションが発売されているが(以前紹介したペンスタンド型のアダプタもそのひとつだ)、今回紹介するのはもっとシンプルな、充電専用のLightningケーブルだ。

一方がメスコネクタになっている。もう一方は通常のUSB Aコネクタ
Apple Pencilをそのまま差し込んで充電が可能

 これは要するに、通常のLightningケーブルの先端に、オスメス変換アダプタを合体させたものと考えればよい。これならば、わざわざ製品に付属のオスメス変換アダプタを取り付けたり、外したりといった手間を掛けることなく、すぐに充電が行えるというわけだ。

 もちろんこの仕様だと、Apple Pencilを充電する以外にはまったく使えないのだが、製品に付属のオスメス変換アダプタをすでに職場などで使っていて、別の場所でも充電できるようにしたいニーズにはぴったりだ。コスト的にも、サードパーティ製のオスメス変換アダプタを追加購入するとなるとケーブル込みで2000円程度かかるが、本製品ならば1000円以下で入手できる。

使用時の状態。実質Apple Pencilの充電にしか使えないので、気兼ねなく使えるのは利点だ

 同種の製品はAmazonを見ていても複数のメーカーが発売しているが、製品によっては低速でしか充電できず、Apple Pencilを1本充電するのに数時間かかるような製品もあるようだ。本製品で試したところ、Apple Pencilのバッテリー残量が3%の状態から満充電まで約1時間15分で済んだので、まあ許容範囲内だろう。

 さらにおまけとして、Apple Pencilのキャップを本体にひもづけておくシリコン製ホルダーが付属している。やや径が大きくズレやすいのはマイナスだが、充電時にキャップを無くさないよう工夫されているのは評価できる。耐久性に関してはこれから様子見だが、ざっと使った限りでは挙動面での不安はなく、これから活躍してくれそうだ。

キャップを本体に取り付けるシリコン製のホルダーがおまけで付属する
シリコン製ホルダーを取り付けたところ。やや径が大きくズレやすいが、おまけなので許容できる
製品名発売元実売価格
LEFON Apple Pencil 充電ケーブルLEFON899円