本日の一品
場所を選ばず充電できる「cheero Power Mountain 50000mAh」
2018年3月29日 06:00
屋外ではもちろんのこと、自宅内でもスマホやタブレット端末のバッテリー残量がいつでも気になり、充電できるときは充電しておきたい。そう考えるのは数多くのデジタルギアを持ち歩く我々にとってある種の強迫観念なのかもしれない。
とはいえ、リビングなどは壁面やテレビの裏などにしかコンセントがなく、スマホを使いながら充電するのはきつい。なかなか方法はないかなと、考えていたときに登場したのがおにぎり型のモバイルバッテリー「cheero Power Mountain 50000mAh」だ。
これは名前の通り、50000mAhもの大容量を搭載するモバイルバッテリーだ。質量が約860gもあるため、カバンに入れて持ち歩く、といったニーズには適さないが、一般的な3000mAh以下クラスのバッテリーを搭載したスマートフォンであれば変換ロスも含めて10回分以上、メーカー公式としてはiPhone 8なら17回(!)フル充電できる。
インターフェイスは5V/2.4A出力ができるUSB Type-A端子2基と、最大40W出力に対応したUSB Type-C端子を搭載。なお、USB Type-C端子は本製品への充電にも利用する。
自宅で使っていて便利だったのがダイニングテーブルに置いたときだ。仕事のデスクとは異なり、ダイニングテーブルにはコンセントなどが用意されていない。このためスマートフォンのバッテリーが少なくなるとどうしても手元から離して充電しに行かなければならなかった。しかし、「cheero Power Mountain 50000mAh」があればその場で充電ができる。1日何回、スマートフォンを充電しても数日間使っただけでは空になることがなかった。
バッテリー残量が数字で表示されるため、50%を切ってきたら本体を充電すると言った運用で問題なく使えた。
また、便利なのがPower Delivery 40Wに対応すること。現在は対応機器をそれほど持っていないが、PD対応の周辺機器が増えてくれば、これひとつで多くの機器が充電できるようになる。
著者はよく気分転換に深夜のファミレスで仕事をすることがあるのだが、ファミレスは基本的にノートパソコンの充電ができない。そんな、「cheero Power Mountain 50000mAh」を持っていけばノートパソコンのバッテリー駆動時間が大幅に伸ばせる。さらには付属の専用のデバイススタンドを使ってiPad Proを立てかけてれば、自宅サーバーの動画を見ながらのファミレス飲みも楽しめる。
さらにこれからの季節はお花見や子供の運動会など「cheero Power Mountain 50000mAh」が活躍できる機会は非常に多そうだ。また日常的に使っているからこそ、災害時などにもバッテリー切れなどの心配なくサッと利用できる。LEDライト機能を搭載しているのも多くのシーンで役立ちそう。
外出先で組み合わせて使える、というだけで、これからノートPCや周辺機器を買うときに、PD対応を選んでしまいそうなぐらい活躍してくれそうだ。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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cheero Power Mountain 50000mAh | cheero | 1万4500円 |