本日の一品
使い勝手抜群、表裏を気にせずに差し込めるUSB電圧・電流チェッカー
2018年3月27日 06:00
スマホやタブレットなど、USBで充電可能なデバイスを複数所有している場合にひとつ持っておくと便利なのが、USBの電圧・電流を調べられるチェッカーだ。これがあれば、充電時にどれだけの電流および電圧がかかっているのか簡単にチェックでき、充電が遅い、もしくは充電できない原因を探るのに役立てられる。
こうした製品は多数市販されているが、Quick Chargeなど独自規格への対応の有無を除けば、機能も形状もほぼ同じだ。しかし思いがけないところで、使い勝手を左右するポイントがある。それはUSBコネクターの向きだ。
というのも、こうしたチェッカーをUSBポートに差し込む場合、電圧・電流などを表示する液晶画面が裏向きになってしまうと、表示を見るだけで苦労することになるからだ。重量があるなどの理由でデバイス側をひっくり返すのが難しいとなると、裏返った画面をその都度覗き込む羽目になり、非常にわずらわしい。
今回紹介する上海問屋の製品は、USBコネクターがリバーシブル仕様になっているので、デバイス側のUSBポートが表裏逆であっても、電圧・電流などを表示する液晶画面がつねに表を向くように取り付けられる。ほんのちょっとしたことなのだが、実際に使ってみると非常に利便性が高く、筆者はこれまで使用していた別のチェッカーが完全にお蔵入りになってしまったほどだ。
またユニークなのがタイマー機能で、設定した時間をすぎた場合、あるいは設定した電圧もしくは電流値を超えると充電をオフにする機能も備えている。素性の知れない機器を安全に充電したい場合や、充電完了後に充電モードが自動的にオフにならない機器を使う場合など、組み合わせて使うと重宝する。
唯一残念なのが、リバーシブル仕様なのは本製品のUSBコネクタだけで、ケーブルを差し込まれる本製品側のUSBポートはリバーシブルではないこと。差し込むケーブルのコネクタをひっくり返せばよいだけなので実害はあまりないが、向きを気にせずに差し込める安心感がこちらのポートにもあれば、さらに便利だっただろう。
なお上海問屋からは先日、USB Type-Cに対応したチェッカーも発売されている。こちらであればコネクタの規格上、差し込む向きを意識する必要もなく、またType-Cは電圧・電流値の測定が必要になるケースがなにかと多いため、こちらの製品も併せてチェックしておくとよさそうだ。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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QC3.0対応 USB電圧・電流チェッカー(テスター・USB両面挿し対応・Quick Charge・クイックチャージ) | 上海問屋 | 1299円 |