本日の一品
うんこボードゲームで漢字を学習しよう!
2018年3月20日 06:00
小学生男子は、なぜうんこが大好きなのでしょう。まもなく進級を迎える拙宅の子らも、気がつくと口の端に「うんこ」をつけて喋る立派な小学生男子に成長しました。
そんなうんこ大好き小学生向けに発売された「うんこ漢字ドリル」が空前のヒットとなったのは記憶に新しいですが、このドリルがボードゲームになっていることはご存じでしょうか。おもちゃ屋で見かけて我が目を疑いましたが、思わず購入して小学生男子2人と一緒に遊んでみたのでご紹介させていただきたいと思います。お食事中の方、すみません。
「うんこ漢字ドリルのボードゲーム」のゲーム内容は、要するに「すごろく」です。サイコロを振って出た目の分コマを進めて、マス目に書いてあるイベントをこなしながら「うんこカード」を集め、誰かがゴールした時に所持している「うんこカード」が最も多いプレイヤーの勝利です。なおプレイヤーのコマはすべてカラフルなうんこ。また集める「うんこカード」には、うんこ漢字ドリルでおなじみの例文が掲載されており、脱力感は満載です。
一風変わったアレンジとしては、最も進んでいるプレイヤーと共に移動し、獲得するうんこカードの枚数を増やしてくれる「うんこ先生」コマ。例文カードを読み上げて、例文中に登場する漢字カードを持っていたら追加でカードを獲得できる「放送室」マスの存在などがあります。カード背面に合わせると隠れたうんこが浮かび上がる「うんこ先生メガネ」というものもあり、随所にうんこに対するこだわりを感じます。
ちなみに本作には専用のスマホアプリがあり、遊ぶときのアシスタントにできます。主な機能はマイナス1~プラス7の目が出るルーレットや、「放送室」のうんこ例文の読み上げなど。放送室の読み上げの音声が毎回異なるなど大変よくできていて、傍らに置いて遊ぶと、より脱力感を味わえると思います。
ちなみに肝心の漢字学習効果は……どうなんでしょう。遊んでいる最中、自然とうんこカードの漢字を観たり読んだりすることになるので、ないわけではないとは思います。ただ、よほど何度もやらない限り目に見えた効果はないような気がしなくもありません。
とはいえ本作はあくまでボードゲーム。うんこうんこ言いつつ笑って遊べる良いゲームだと思います。お子様のおられる方、童心にかえってうんこうんこと連呼したい方におすすめの一品です。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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うんこ漢字ドリルのボードゲーム | バンダイ | 2446円(税込) |