本日の一品

クランプ式でがっちり固定、デスクにも支柱にも取付可能なケーブルホルダー

実際の使用例。がっちりと挟み込めるため安定感は抜群だ

 ノートパソコンやスマホ、タブレットから取り外した電源ケーブルや充電ケーブルを引っ掛けておけるフックやクリップは数多く市販されているが、粘着テープなどを使わず、デスクにがっちりと固定できるという点では、今回紹介する「ケーブルホルダークランプ式」の右に出るものはないだろう。

 製品名ですでにネタバレしてしまっているが、この製品はクランプを用いて、デスクなどの天板に挟んで固定できるケーブルホルダーだ。金属加工のパソコンパーツを多数取り扱っている長尾製作所の製品で、オール金属製のボディは質実剛健という表現がぴったりだ。

 同じシリーズではマグネット式や、またネジ固定式の製品もラインナップされているが、本製品はクランプ式ということで、デスクのレイアウト変更で配置を変えたくなった場合でも、簡単に取り外して再装着が行える。マグネット式と違い、ちょっとした衝撃で外れたり、位置がずれたりすることもない。

製品本体。クランプ式でデスクの天板などに取り付ける仕組み
部品一覧。ハンドル部分などを除きオール金属製で強度は抜群
ホルダーパーツ。ケーブルをひっかける溝は9つあり、幅4mmと6mmが交互に並んでいる

 ホルダーパーツの取り付け位置は3カ所から選べるようになっており、挟み込む向きによって、ホルダーパーツのレイアウトを自由に変更できる。ホルダーパーツから見てクランプ部を90度回転させた状態で取り付けることもできるので、垂直になった支柱に取り付ける芸当も可能だ。

 またケーブルをひっかける溝は、幅4mmと6mmの2種類が用意されており、USBケーブルのように径が太めのケーブルでも、またイヤホンのように径が細いケーブルでも、どちらでもひっかけられる。溝は9つ用意されているので、大量のデバイスを所有しているユーザーでも安心だ。

クランプ部を縦向きにし、垂直の支柱を挟むことも可能
垂直にした場合は、ホルダーパーツを上辺ぎりぎりに取り付けることもできる
最大35mmまでの天板を挟み込める

 ホルダーパーツの取付位置を水平方向に移動させられない点など、実際に使ってみるともうひと工夫ほしいところもあるが、もともとデスクに備え付けられていたかのような一体感で、存在感を感じさせないのは優秀だ。オール金属製の割に実売価格も安いので、今回紹介したような充電ケーブルをキープする用途だけでなく、キーホルダーなどを掛けておく用途など、幅広くおすすめできる一品だ。

本体が安定しているため、ケーブルをひっかけたり、取り外したりするのも片手でラクに行える。マグネット式や両面テープ固定式のケーブルホルダーではこうはいかない
製品名販売元購入価格
ケーブルホルダークランプ式(NB-CAHOLD01SC)長尾製作所1554円