本日の一品
電源はナツメ球! 丸形蛍光灯を置き換えるLEDライト
2018年2月1日 06:00
ケータイ Watchを読んでいるみなさんなら家の照明をLEDライトにしている人も多いことだろう。筆者宅もシーリングライトと電球型蛍光灯を使用したペンダントライトはLED化してある。次は実家で使っている丸形蛍光灯を使ったペンダントライトをLED化したいと思ったものの、なかなかいいものが見つからなかったのでそのままにしていた。
世間の流れからしてそのうち対応製品が出るだろうと思っていたので静観していたのだが、久しぶりに調べたところだいぶ前に丸形蛍光灯の置き換えに使える物が発売されていることを知り、年末で帰省したついでに買って設置してきた。
筆者が使っていたのは30型の蛍光灯が2本ついているタイプの照明だったので、それに対応したものを購入した。他にも30型+32型や30型+40型、32型+40型のペンダントライトに対応した物があるので、交換したい照明がどれかを確認してから購入しよう。ちなみに交換前のペンダントライトに付いている蛍光灯は2本だが、交換後はLEDライト1本になるので驚かないようにしよう。
設置作業自体はさほど難しくなかった。普段から蛍光灯の交換をしている人なら全く問題ないと思う。ただ、いろいろなタイプのペンダントライトに対応させるための付属物がたくさん入っているので、どれを使うのかを確認してから作業を始めた方がいい。また、高所の作業になる場合もあるだろうから足元には注意してほしい。
接続は簡単ですぐに終わったのだが、意外なところに落とし穴があった。LEDライト部分とは別に電源回路が入っていると思われる箱があり、これを固定するために磁石が使われている。取り付け先のペンダントライト本体が鉄板でできているとばかり思っていたので気にしていなかったのだが、いざ取り付けの段階で貼り付かなかった。材質まで確認しなかったが、おそらくプラスチック製だったのだろう。
箱がぶらぶらしているのも見た目がよくないし危ない。そこで、100円ショップで磁石を買ってきてペンダントライト本体に貼り付け、そこに箱をくっつけて事なきを得た。これから買おうと思っている人は材質を確認して、もし磁石が付かない場合のことを考えておくことをおすすめする。
LEDライトの電源をナツメ球部分から取っているため、ペンダントライト本体はナツメ球(常夜灯)が点灯している状態にしておく必要がある。取り付け後の操作はペンダントライトのひもではなく、付属の全てリモコンでおこなうことになる。このため今までの癖でひもを引っぱってしまうと消えてしまう。
リモコンが使えるようになったため就寝時に布団の中から消すことができるのは大変うれしいのだが、今までのひもでの操作はできなくなったのに部屋に入ってまずはひもを引っ張ってしまうという事故が頻発してしまったので、ここはなんとかしたいと思っている。ひもを付けておいても意味がないのでひもを外してしまった方がいいのだろうが、それだとペンダントライトを外したくなったときに完全に電源を切ることができなくなってしまう。5cmくらいの短いひもを付けておくのが妥当な線だろうか。
照明器具として肝心な明るさの点においては全く問題ない。並べて比較したわけではないので印象でしかないのだが、蛍光灯の時より明るくなったように感じた。点灯まで時間がかかることもなくとても快適だ。寿命4万時間ということだからおそらくこのLEDライトが壊れるより先にペンダントライト本体の電源回路に寿命が来るのではないかと思う。
照明器具の更新、交換は手間がかかるのでなかなか手が出しにくいのだが、蛍光灯の交換程度の手間でLEDライト化できるこの製品はおすすめできる。ペンダントライトをお持ちの方は検討してみるとよいだろう。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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LDCL3030SS/N/23-P(ペンダントライト用、昼光色) | アイリスオーヤマ | 3730円 |