本日の一品
Androidスマホで便利なタッチパッド付きの三つ折りキーボード
2017年3月28日 06:00
ここ最近、モバイルキーボード界隈の新製品ラッシュが続いており、当欄でも頻繁に紹介されているのはご存知かと思う。愛好家としては嬉しい悲鳴を上げ続けている。そしてラインナップが充実してくると、飛び道具的発想の製品も増えてくる。筆者が(勝手に)専門としている分野だが、今回ご紹介するのはそんな中の一つ、タッチパッド付きのモバイルキーボードだ。
「タッチパッド付き 3つ折りBluetoothキーボード」という直球ネーミングの本製品は、上海問屋から発売されるBluetooth3.0対応のモバイルキーボードだ。各種モバイル端末向けショートカットキー、iOS/Android/WindowsのマルチOS対応、3機種までのマルチペアリングなど、最近の製品では標準と言える機能を備えている。
最大の特徴は右側1/4ほどを占めるタッチパッドだ。ちょっと昔のラップトップPCに付いていたくらいの大きさのタッチパッドが付属しており、AndroidとWindows端末で使用できる。昨今のデスクトップパソコンで使うには、ディスプレイに対してタッチパッドの領域が狭すぎ、何度もなぞる必要があるためあまり使い勝手はよくない。一方で、Androidタブレットの解像度で使用するぶんにはちょうどよい大きさだ。
※関連記事|先日紹介した極小タッチパッド付きキーボード|n@@が非常用的位置づけだったのに対し、こちらは領域も大きく、左右クリックボタンも付属し、ホームポジションから手を大きく動かさずに使えるなど、右利き者の使用が前提ではあるものの、常用を考えられた設計になっている。
各キーは小さめだが、なんとかホームポジションに指をおいてタイピングできる。右手側に若干配置に不自然なところがあるものの、少し慣れればブラインドタッチも可能なレベルだ。ただし、タッチパッドの感度にやや難がある。右手小指がほんの少しタッチパッドに触れようものならすぐに反応してカーソルが動くほど感度が良いのだ。この原稿執筆時にも、あらぬところにテキストが挿入されることがしばしばあった。
とはいえ、やはりタッチパッドがあると直感的に操作ができる。タッチパッド操作と、画面を触っての操作を比べ、さほど手の移動量は変わらないはずなのに、タッチパッドの方が明らかに早くて快適だ。多機能だが三つ折りでコンパクトになるので、モバイル端末のお供には最適である。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
---|---|---|
タッチパッド付き3つ折りBluetoothキーボード | 上海問屋 | 5999円 |