本日の一品

PC+スマホの“デュアルディスプレイ”環境を手軽に構築「スマホクリップ」

「スマホクリップ(CR-LASP1BK)」

 パソコンでは、2画面以上のマルチディスプレイ環境が何かと便利。複数のWebページを同時表示できたり、動画視聴しながら作業したりと、使い勝手が圧倒的に向上する。しかし、外出先や宿泊先では、そんな環境は整えづらいもの……と思いきや、どこでもマルチディスプレイ(風)な環境を安価に作り出せる「スマホクリップ(CR-LASP1BK)」が登場した。

 マルチディスプレイ(風)の環境を構築するとは言ったものの、「スマホクリップ」は、パソコンの作業領域を拡張できるアイテムではない。というのも本製品は、主にノートパソコンの液晶ディスプレイの横に、スマートフォンやタブレットを取り付けるクリップだからだ。

背面にクリップを2つ備える
デバイスに接する部分はエラストマー素材を採用しており、キズが付きにくい

 左右両側がクリップになっており、片方に液晶ディスプレイ、もう片方にスマートフォンなどのデバイスを挟み込んで使う。左右のクリップの形状に違いはないので、液晶ディスプレイの左右どちらにも取り付けることができる。スマートフォンでWebサイトやメール、動画、資料などを表示させつつ、パソコン画面で作業するという、デュアルディスプレイ的な環境をどこでも簡単に整えられるわけだ。

 クリップで挟めるデバイスの厚みは12mm、重さ400gまで。固定できるスマートフォン・タブレットの大きさは7~8インチ程度が上限としている。

スマートフォンを縦向きに取り付けた

 試しに、5.2インチの「HUAWEI P9」、6.8インチの「ZenFone 3 Ultra」、8インチの「Xperia Z3 Tablet Compact」それぞれとノートパソコンをクリップ留めしてみた。スマートフォンの画面をタップすると、振動でノートパソコンの液晶ディスプレイが揺れてしまうが、外れて落下しそうな不安感はゼロ。

クリップがスマートフォンのディスプレイ表示部にわずかに干渉してしまうが、構造上仕方ないところか
タブレットを横向きにするとバランスを取るのが難しくなる

 タブレットの「Xperia Z3 Tablet Compact」を横向きで設置しようとしたところでは、取り付け位置を調整してもバランスが取りづらく、液晶ディスプレイ部が倒れてしまう。

 そこで、キーボード部に傾斜を付けるノートパソコン用スタンドも使って取り付けてみたところ、見事に安定した。本製品の装着位置が液晶ディスプレイの中央付近でないと倒れてしまうものの、安定した状態なら数時間作業しても全く問題は見られない。楽に取り付けられるうえ、がっしりとしたホールド感を発揮してくれた。

スタンドを使ってみると、比較的楽に安定する。動画も見やすく、気に入っているスタイルだ
スタンドは「フォルダブル」を利用している

 12mmを超える厚みの液晶ディスプレイにも取り付けられるようアタッチメントも付属している。液晶ディスプレイの側面にアタッチメントを両面シールで固定して使うのだが、テープの接着力はかなり強力だ。一度固定するとはがしにくいので、そのパソコンで継続して利用するかどうかを真剣に考えてから装着したい。

液晶ディスプレイ用アタッチメント。ディスプレイの左右どちらにも設置できる
スマートフォンをセットするとこのように

 すでに述べた通り、本製品を使ってもパソコン自体の作業スペースを拡張できるわけではない。そのため、スマートフォンを操作したい時は、手を伸ばしてタップしなければいけない。この点は、接続先を簡単に切り替えられるBluetooth接続のマウスやタッチパッド付きキーボードを組み合わせると便利に使えそうだ。

 この手の製品は他メーカーからも販売されているが、比較的割安ということもあって満足度の高いアイテムだ。

製品名販売元購入価格
スマホクリップ(CR-LASP1BK)サンワサプライ1390円