本日の一品

デジカメ風グリップでスマホ撮影が楽になる「Snappy」

「Snappy」。本体カラーはホワイト・ブラック・ピンクの3色

 ファーウェイのAndroidスマートフォン「HUAWEI P9」を発売日に購入した。いくつか細かい部分で気になるところはあるが、使い心地が良くておおむね満足している。ファーウェイがアピールするカメラ機能は特にお気に入りで、以前より積極的に写真を撮るようになった。

 しかし、HUAWEI P9に限った話ではないが、スマートフォンを横向きにして撮影しようとすると、片手では持ちにくかったり、両手で持っていても筐体が薄いせいで落としそうになったりして、不安になることがある。横向きで撮影する時は指紋センサーをシャッターボタンに割り当てているが、それでも少々使いにくい。そんな状況を打破するために購入したのが「Snappy」(スナッピー)だ。

 「Snappy」は、スマートフォン用のシャッター機能付きグリップ。iPhoneシリーズ向けに設計された製品で、標準のカメラアプリ利用中は音量変更の操作がシャッターを切る機能に割り当てられることを利用した構造になっている。

接続端子の付いたケーブルを引っ張り出して、スマートフォンにつなぐ
ホルダーを引き下げ、スマートフォンを固定
iPod touchを装着してみたが、見てくれはあまり良くないかも

 本製品の接続端子をスマートフォンのイヤホンジャックに挿し、可動式のホルダーを引き下げて、できたスペースにスマートフォンを挟みこむと装着完了。接続端子は本体天面のボタンと内部でつながり、ボタンを押せばシャッターを切ることができる。

 先述の通り、本来はiPhoneシリーズ向けの製品ではあるが、スマートフォン本体の厚さが9mm以内、幅80mmまでで、かつイヤホンジャックが下部左側に配置されており、音量ボタンをシャッター代わりにできるカメラアプリを搭載している機種なら利用可能。HUAWEI P9はそれら条件を全て満たしており、問題なく装着・利用できた。

HUAWEI P9は、ケースを着けたままでも装着できた
付属のストラップを付け、腕に通しておけば不意の落下も防げる

 本製品をグリップとして、まるでデジタルカメラのようにガシッと握ることができ、横向き・片手持ちでも安定して持てるようになった。表面はツルツルしているが、滑る心配はなし。軽くて持ち運びやすいけれど、接続端子のケーブルも含め頑丈さという意味ではやや頼りない感じはあるので、あまり頻繁に着脱を繰り返さないようにしたいところ。とはいえ、スマートフォン単体では得られない安定感で、横向きに構えて写真を撮りまくりたくなる。

片手・横向きでスマートフォンを保持し続けるのはつらいが……
本製品を着けるとかなり楽になる。デジタルカメラに近い“持ち感”
製品名販売元購入価格
Snappyスペックコンピュータ2500円