てっぱんアプリ!

今年のふるさと納税は、締め切りを気にせず選べて、観光にも使える「ふるなび」はどう?

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: ふるなび
開発者: i-mobile Co.,Ltd.
価格: 無料
対応OS: iOS 13.0 以降、Android 7.0 以上
カテゴリ: ライフ

 残り2カ月と少しで年末を迎え、2024年分のふるさと納税の申請も締め切りとなる。まだ焦る時期ではないとはいえ、今年はどこに寄付しようかと考え始めるにはちょうどいいタイミングかもしれない。ふるさと納税のポータルやアプリはいくつかあるが、今回は観光にぴったりの返礼品も取り扱っている「ふるなび」を紹介しよう。

返礼品を体験やポイントでも受け取れる「ふるなび」

魅力的な返礼品を探せるポータル、ワンストップ申請にも対応

 ふるさと納税は、地元以外の自治体に寄付することで、その地域の特産品を返礼品として受け取れる仕組み。2000円の自己負担額を除いて、寄付金額分が所得税および住民税から控除(減額)されるというものだ。「ふるなび」は、そんなふるさと納税で受け取れる返礼品を集めたポータルサイトの1つで、スマホアプリ版が2024年10月にリリースされた。

 他のポータルサイトと同様に、ふるなびも食材や工芸品など地域の特色ある返礼品を紹介しており、ネットショッピング感覚で気軽に寄付が可能。対応する自治体への寄付であれば、アプリ上からワンストップ特例制度を利用したオンライン申請も可能で、確定申告や紙書類のやり取りのような面倒な手続きなしに控除が受けられるようにもなっている。

地域のグルメ食材などの魅力的な返礼品がたくさん
ワンストップ特例制度を利用したオンライン申請にも対応。少ない手間で控除が受けられる

現地の宿泊や体験が手に入る「ふるなびトラベル」

 ふるなびのユニークなことの1つは、地域の一般的な特産品ではなく、地域の観光商品が返礼の対象となった「ふるなびトラベル」というサービスも利用できること。地域に寄付した額の30%分のポイントが即付与され、その地域の宿泊施設やアクティビティ施設など、実際に現地で体験するサービスの購入に使うことができる。

 通常の返礼品だと、ものによっては手元に届くまで時間がかかることがあるが、寄付した後に即座にポイントとして獲得できるためタイムラグを気にしなくて良い。観光などで現地を訪れた際にポイントを使う形になることから、思い入れのある地域をより直接的に支援する感覚になれるのもいいところだろう。

ふるなびトラベルでは、地域の宿泊やアクティビティなどに使えるポイントを受け取れる
寄付金額の30%分を、その地域専用のポイントとしてゲット

ポイントで返礼品を好きなときに選べる「ふるなびカタログ」

 さらに、返礼品を地域の特産品の交換に使えるポイントとして受け取れる「ふるなびカタログ」というサービスもある。こちらも寄付すれば即座にポイントとして付与され、有効期限なしにいつでも利用可能。寄付したい自治体は決まっているけれど、具体的な返礼品をどれにするかは後でゆっくり決めたい、という人にぴったりだ。

 ふるなびトラベルも、ふるなびカタログも、いったんポイントとして受け取ってしまえば年末という期限を気にする必要がない。今年はふるなびを使って、焦らず、じっくり見定めて返礼品を選べるようにしてみてはいかがだろうか。

ふるなびカタログでは、好きなときに特産品などの交換に使えるポイントとして受け取れる