てっぱんアプリ!

今年の年賀状はAIにおまかせ! イラスト、写真をAIで作れる「picmo」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: picmo
開発者: 株式会社ネクステージ
価格: 無料
対応OS: iOS 13.0 以降、Android 5.0 以降
カテゴリ: 写真・ビデオ

 年賀状を作るときには、手間を省くためにイラスト付き葉書を買ったり、素材集を使ってプリントしたりする人が多いかもしれない。でも、進化し続けているAIを活用して年賀状作成するのも、そろそろアリではないだろうか。無料で何度も画像生成できる「picmo」でさっそく試してみよう。

AIでイラストや写実的な画像を生成できる「picmo」

日本語で指示して年賀状向けのイラストを生成

 「picmo」は、AI技術によって画像を高画質化したり、新たな画像を生成したりできるアプリ。年賀状など向けのイラストを作りたいときは、アプリに用意されている「AIお絵描き」機能を選び、生成したい画像の見た目をテキストで指示する形になる。写実的な画像とイラスト画像の生成に向いた2種類のアルゴリズムが用意されているが、年賀状向けにはどちらかというとイラスト向けのアルゴリズムを使うと良さそうだ。

 使い方は、日本語か英語でテキストを入力し、アルゴリズムを選んでボタンを押すだけ。しばらく待つとテキストの内容に従った画像が表示されるので、気に入った見た目に仕上がったら、画像ファイルで直接ダウンロードして保存するか、シェア機能でSNSなどにアップロードしてみんなに披露しよう。

 AIで画像生成するときにポイントとなるのは、テキストでの指示の仕方。一発で意図しているものに近い画像を出力するのは難しいので、少しずつ言葉や表現を変えたり、修飾する言葉を付け加えたり、反対に再現したくない表現を「詳細オプション」で指定したりしながら試すことになる。利用者が多いと処理の順番待ちが発生するけれど、回数制限なく無料で使えるので、試行錯誤しながらチャレンジしたい。

「AIお絵描き」機能の画面
アルゴリズムは大きく分けて写実的な画像向けとイラスト向けの2種類
富士山を背景にウサギのいる水墨画風イラストを狙ったものの、失敗気味の例
表現を少し変えてみたが、ウサギがよくわからない染みで表現されてしまった例
日の出の富士山にしたくなりアレンジしてみたが、ウサギが見えず、失敗した例
その後も何度か繰り返してそれっぽい雰囲気に仕上がったような気がする例