てっぱんアプリ!
コワーキングスペースが見つかる、勤怠をつけられる、「TOKYOテレワークアプリ」
2022年2月25日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
在宅勤務のおかげで通勤時間は省けたけれど、自宅だと仕事がはかどらない……。外出中に急にWeb会議の予定が入ってしまった……。そんなときに使いたいのが「TOKYOテレワークアプリ」。東京在住・在勤の人だけでなく、関東圏やそれ以外の場所で仕事をしている人にも便利なツールだ。
近くのデスクワーク可能な場所を地図から探せる
「TOKYOテレワークアプリ」は、東京都が提供するテレワーク支援アプリ。本来のオフィスとは異なる場所で仕事したい人、もしくはテレワークを推進する企業向けにいくつかの機能を提供している。そのなかでも一般ユーザーに便利な機能の1つとして、テレワーク向けのコワーキングスペースなどを検索できる「サテライト」機能がある。
サテライト機能では、デスクワークのために定期利用や一時利用が可能な施設を地図上にアイコン表示する。その施設の場所がわかるとともに、営業時間、料金表のほか、Wi-Fiや電源、会議室の有無といった設備の内容を詳しくチェック可能だ。営業時間内の施設のみ表示したり、カフェ、ホテルといった施設タイプを絞ったりして探せるようにもなっている。
都内はもちろん、神奈川・千葉・埼玉県にある施設の検索に対応。外出中に腰を落ち着けて作業できる場所を探すときに役立ってくれるはずだ。なお、利用予約の機能はないので、施設を利用したいときは運営会社のWebサイトなどから別途申し込む必要がある。
テレワークの勤怠をボタン1つで記録
簡易的な勤怠管理機能も用意している。一般ユーザー(企業の従業員)としてアプリを使うときは、アプリトップ画面のボタンを押すだけでテレワークの開始・終了時刻を記録できるというもので、いわばタイムカードのような機能。記録した就業時間は履歴として残り、カレンダー風の画面で振り返れるようにもなっている。
一方、企業ユーザーとしてアプリを使うときは、それら従業員の勤怠状況をまとめて管理できるようになっている。テレワークを取り入れている企業のなかには、メールやチャットツールを使って従業員が勤務の開始・終了を報告する決まりにしているところもあるかもしれない。が、その場合、企業側は後で集計作業が発生してしまう。勤怠管理機能を利用することで、そうした手間を減らせそうだ。