てっぱんアプリ!

通知バイブを自作できる「Good Vibrations」で、ノールック未読スルー

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Good Vibrations
開発者: Wouter Bouvy
価格: 無料
対応OS: Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android

 メッセージ着信やアプリの通知があると、音や振動、LEDの点滅などで気付くことができる。ただ、待ち望んでいたメッセージの返信かと思って画面を見たら、全然関係ないアプリからの通知だったときの落胆は大きい。通知があった瞬間に画面を見ることなく、どのアプリからの通知かわかるようにしたいなら、「Good Vibrations」を使ってみよう。

着信・通知ごとに振動・音を変えられる「Good Vibrations」

着信・アプリ通知時の振動と音をカスタマイズ

 「Good Vibrations」は、電話・メッセージの着信やアプリからの通知があったときの振動と音をカスタマイズできるアプリ。電話とSMSの着信時は、電話帳に登録している相手ごとに異なるパターンの振動・音を再生でき、着信の瞬間に誰からの電話・SMSなのかすぐに気付ける。仕事相手からの着信と友人からの着信を別の振動と音にしておけば、画面を見る前に対応すべきかどうかの判断を決めやすい。

全ての電話着信に共通の振動・音パターンを設定したり、相手ごとに異なるパターンを設定したりできる

 アプリのプッシュ通知についても、同じように通知された瞬間の振動と音をカスタマイズ可能だ。通知元のアプリごとに異なるパターンを設定できるので、こちらも瞬間的にどのアプリから通知があったのか区別をつけやすくなる。振動と音はオフにもできるので、着信・アプリ通知ともに緊急度の低いものは一切鳴らさない、という設定にしておくのも便利だろう。

アプリ通知時の振動・音の設定は「Add App Action」から
一覧表示されるアプリの中から設定したいものを選ぼう

アプリ名のリズムで振動させて、はっきり区別

 振動のパターンについては最初からいくつか用意されているが、ユーザーがパターンを簡単に自作して、それを着信・通知時に再生するよう設定できるのが面白いところ。画面を好きなリズムでタッチするだけで、オリジナルパターンのできあがりだ。

 これを活用して、たとえばアプリごとの通知をはっきり区別したいなら、そのアプリ名を声に出したときのリズムを振動パターンで再現するのがおすすめ。振動の周波数は変えられないので棒読みしたような聞こえ方になってしまうが、振動パターンをあえて線と点で表現するなら、Gmailは「―・・・」、LINEは「・―・」、Facebookは「―・・・」のような感じにする。仕事モードのときは、Gmailから通知があったらすぐに読み、LINEやSNSからの通知は無視する、といった判断も画面を見ずに行なえる。

最初からさまざまな振動パターンが用意されている。自作したいときは左下の「NEW PATTERN」を選択
さらに「Tap your pattern」を選択
画面を好きなリズムでタッチして振動パターンを作成
作成したパターンが一覧に加わるので、選択
アプリに正しく振動パターンが設定されていることを確認
電話着信やアプリごとに振動パターンを設定しておける
通知があったときに指定した振動パターンで教えてくれる
こちらはLINEの通知設定画面。アプリによっては独自に通知バイブや通知音を設定できるようになっていることがあるので、オフにしておこう

 設定時のコツは、同じ文字数のアプリ名が増えたときにも区別がつくよう、リズムがワンパターンにならないようにすること。もしそのアプリが通知時に独自に振動や音を再生するときは、あらかじめそのアプリの設定でオフにしておかないと正しく再生されないことにも注意しておこう。