てっぱんアプリ!

忙しくても趣味の時間を作りたい。だったら「Google カレンダー」にお願いだ!

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google カレンダー
開発者: Google, Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 9.0 以降、Android OS
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: iOS Android

 日々忙しく働いているせいで、趣味がおろそかになったり、習い事を途中で諦めたり、新しいビジネスアイデアを温存したままになっているビジネスマンは少なくないのではないだろうか。やりたいことはいっぱいあるけれど、なかなか予定を立てられないという人は、「Google カレンダー」に勝手に予定を立ててもらおう。

スケジューリングを自動化できる「Google カレンダー」

日時を指定する手動登録の予定管理機能と、ゴール機能

 スケジュール管理ツール「Google カレンダー」は、仕事やプライベートの予定を入力したり、しなければいけないタスクを整理したり、それらのスケジュールを他の人と共有したりできるアプリだ。

 仕事のスケジュール管理というと、期日までにこなす必要がある作業内容や、社内外の人と調整して時間設定したミーティングの予定など、日時や特定の期間を定めて手動で登録することがほとんどだろう。ところがGoogle カレンダーには、自分で日時を決めずにスケジュールを立てられる「ゴール」機能もあるのだ。

画面右下の「+」から「ゴール」を選ぼう

習い事に通ったり、1人で過ごしたりする予定を自動で登録

 ゴール機能では、ジョギングをはじめとする運動や、外国語などの習い事、家族や友達と過ごす時間、読書といった、主にプライベートの活動をこなすための予定を立てられる。といっても、ユーザーが設定すべきことは、やりたいことを、どれくらいやりたいか決めるだけだ。

 例えば、忙しくて最近はできていないが、本当なら1週間に何回かはジョギングしたい、ということであれば、ジョギングするのに都合の良さそうな時間帯と、ジョギングにかけたい時間、理想的な実行頻度を指定するだけ。Google カレンダーが今のスケジュールから自動で空いている時間を見つけ出し、希望にかなうタイミングや頻度で新たに予定を登録してくれる。

「運動」「スキルアップ」の他に、「自分のための時間」や「身の回りの整理」といったカテゴリーがある
まずは「運動」から「ジョギング」を選択する
次にアクティビティの頻度とかかる時間を決める。ここでは週3回、午前に30分走る、ということにした
最後に都合の良い時間帯を決める
そうすると自動でスケジュールが決定
1カ月先まで予定が組まれた

思っていたより趣味などに割ける時間がある!?

 自動で登録された予定は、前後の仕事の都合上どうしても不可能な時間帯に設定されていることもあるが、なかには自分でも把握していなかった、無理なくできそうなタイミングにはまるパターンもあるはず。忙しいからといって諦める前に、Google カレンダー独自の視点からスケジュールを自動的に組み立ててみれば、合間を縫って意外に“できる”ことに気付けるかもしれない。

「家族や友達」のカテゴリーでは、恋人とのデート、友人との食事、バーベキューや犬の散歩の予定なんかも自動で決められる