スタパ齋藤の「スタパブログ」

 ケンコー・トキナーの「デジタル接写リング」を買ってみました。各種ボディ(レンズマウント)用が出ていて、具体的には「ソニー α E 用(NEX用)」「ソニーα A 用」「マイクロフォーサーズ用」「ニコンF 用」「キヤノン EOS EF/EF-S 用」の5種類があります。買ったのは「マイクロフォーサーズ用」です。

 これは、レンズとボディの間に装着することで、レンズの最短撮影距離をより短くできるというもの。マクロレンズでないフツーのレンズでも、かなりの接写ができるようになるわけですな。「接写リング」という呼び名のほか、「中間リング」「エクステンションリング」「エクステンションチューブ」などとも呼ばれている「わりと定番的な撮影用品」です。

 じつはマイクロフォーサーズ用のマクロレンズ(接写用のレンズ)を持っていて、モノは「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」です。等倍までのマクロ撮影ができ、つまり撮像素子上に被写体と同じサイズの像を投射でき、小さなサイズの被写体でも細部を克明に撮れます。

 ですが、使ってると欲が出て「も~っと接写したい!!」という気分に。そこでこの「デジタル接写リング」を買ったんでした。……あ。フィルム写真時代にも同様の気分になって、同様のリングを買った記憶が。

 ともあれ、これでさらに接写できるように。「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」と2本の「デジタル接写リング」を組み合わせると、被写体にさらに接近することができ、等倍以上のサイズで撮れます。実体顕微鏡を使って撮影するようなレベルまでは被写体を拡大できませんが、な~かなか楽しいです。

 でも今度は、「リングフラッシュ」や「ツインフラッシュ」が欲しくなったりして……。なんか、沼の予感。

ケンコー・トキナーの「デジタル接写リング」。「マイクロフォーサーズ用」は2本セットで、1本ずつでも2本を組み合わせてでも使えます。
レンズの焦点距離に併せて、使うべきリングが変わってきます。リング使用時はレンズの近くにしかピントが合わなくなるので、ご注意を。
ニャクロってニャにかしら。接写らしい。うかちゃんを接写しちゃだめ。ぼくはシーバくれるなら接写してもいいです。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。