パワーブロックでマジメに筋トレ

2011年11月9日 06:00

 9月のアタマにパワーブロックというダンベルを購入した。いくつか種類があるが、買ったのは「パワーブロック アドバンスタイプ SP5.0」という製品。

 2011年初夏から筋トレを始めた俺なんですけど、最初の頃は10kgのダンベルを2個使ってウェイトトレーニング。鍛えてなかった筋肉をマジメに鍛え始めると、どんどん筋力UPするんですな。当初は「片手で10kgなら十分鍛えられるだろう」と思っていたが、意外なほど短期間で重さが足りなくなった。ので、ダンベルに付けて重量を増すためのプレートを買い増そうと思ったが、ヤな予感が。

 ヤな予感的結論から言えば「こりゃダンベルが増えて邪魔になるな」と思ったのだ。プレートを付け替えれば、ダンベルはいろいろな重さで使える。が、プレート脱着ってプチ面倒。鍛える部位によってダンベルの重さを変える必要があるため、いちいちプレートの脱着……ダンベル自体を複数ペアで用意したくなる。できれば3ペアくらい。6個のかなり重くて邪魔なモノが床に転がる状況は容易に想像できた。

 そこでパワーブロックを購入した。前述の「アドバンスタイプ SP5.0」は、最小5ポンド(約2.3kg)~最大50ポンド(約23kg)まで、5ポンド(約2.3kg)刻みで重量調節ができるダンベル。重量調節は本体横のピンを抜き差しするだけ。慣れれば10秒とかからない。

 使用感は、重心がグリップと少しズレた位置にあるので、運動(アームカールやダンベルプレスなど)によっては、フツーのダンベルとは違った感じ。違和感ってほどでもないが、負荷のかかりかたが少し違う。それとグリップが太めなので、若干握力が奪われがち。あと重量表示がポンド(lb)なので、kgへの換算表などを作らないと使いにくいかも。

 しかし場所を取らない点ではスゲく良い。あー最初からパワーブロックにしておけば良かった~、と強く思った。以前に買ったダンベルは全く使わなくなってしまった。

 しかし、また問題が。パワーブロックでガシガシと筋トレしていたら、一部の運動でまたもや「重量が足りなく」なってきたのだ。買ったパワーブロックは、片方最大約23kg。鍛える部位によってはこの約23kgでは負荷が足りなくなってきたのである。

 なるほどそうか、先人が「最初は片方30kgくらいのプレート式のダンベルをペアで買うといいよ」とか言うが、そういうことなのか。筋トレしない頃は「30kg? 片手で!? 無理。体壊す」とか思っていた。まあいきなり30kgだとスジとか傷めると思うが、わりと短期間で上げられるようになっちゃうんですな。人体の不思議なり。

 ともあれ、ん~、どうしよう。軽くなりつつある「パワーブロック アドバンスタイプ SP5.0」。ん~む。最初からこの上の「パワーブロック プロタイプ SP9.0」を買っておけばよかったのかも……。

「パワーブロック アドバンスタイプ SP5.0」。2個セットで売られていて、日本国内での実勢価格は6万1950円。高っ!! でも邪魔にならない点はグレイト!!ピンで重さを調節できる。具体的には、約4.5/6.8/9.0/11.3/13.6/15.9/18.1/20.4/22kgに調節可能。パワーブロック1個を9種類のダンベルとして使えるのだニャンベニュってニャにかしら? 重いらしい。うかちゃんはヒゲおやじの肩に乗れる重さです。ぼくは肩は怖いから乗りません。ニャ。ニャニャニャ。的な