カッとなってEF TS-E 90mm F2.8を購入

2009年3月18日 11:00

キヤノンのシフト/ティルト両対応レンズ、EF TS-E 90mm F2.8。外観もシブい!!


 キヤノンから新しいTS-Eレンズが出ますな。17mmと24mm。発売は2009年の5月下旬だそうで。

 TS-Eレンズは、シフトやティルトといった、レンズ光軸と撮像素子面をずらしたりピント面を傾けたりできる特殊なレンズ。

 シフト機能を使うと、例えば建築物の情報のすぼまりを補正して真っ直ぐに映せる。ティルト機能を使うと、前方に広がる花畑全体にピントを合わせたりできる。あ。ティルトと言えば、現実の風景をミニチュア風に写せたりする“逆ティルト撮影”の方が現在メジャーかも!?

 で、深夜、小物撮影をしていた拙者は被写界深度の浅さから脳内口論となってカッとなり、近くにあったマウスでポチッとキヤノンEF TS-E 90mm F2.8だと供述しているっていうか思い切ってイッてみた。その後の調べに対し、狭め室内での小物撮影には焦点距離がやや長いが便利だとほのめかしているというっていうか、あー痒いトコロに手が届いたヨ!!

 フィルム時代にこのテのレンズを使ったことがあったが、デジ一眼だと急激に撮影がラクでイイですな。フィルムだと露出失敗しまくりで「このレンズ俺には絶対ムリ!!」と匙の連投。しかし、結果を即確認できるデジ一眼だと、早々にTS-Eレンズの実力を味わえる。また、単焦点レンズだからか、超克明&超クリアに撮れたりする。

 ともあれ思い切って買った甲斐があるTS-E 90mm。ティルトとシフトが直交状態だが、これを平行で扱えるように変えてもらおうかニャと考え中だ。


このよーにレンズのピント面を傾けてティルト撮影することができる。これにより、奥行きのある被写体を撮影するとき、より広い面にピントを合わせることができたりする。逆方向にティルトさせると、風景などをミニチュア風に撮影できますな。このよーにレンズの光軸をズラしてシフト撮影を行える。建造物を垂直に見せたり、高い山を重量感のある雰囲気に演出して撮れたりする。

このよーに拙宅猫は毎日毎日ずーっと寝ている。ゴハンとトイレと遊びたいときだけ起きる機能を備えている。