メモリカードリーダ考 (1)

2006年7月24日 14:21

 各種フラッシュメモリカードをサブノートで扱う機会が増えまくり中だったので、いわゆるメモリカードリーダを買った。ていうか去年の話なんですけど、なかなかシックリくるカードリーダがなかったんですな。

 で、結局3~4機種買ったんスけど、つい最近まで、ロアスCRW-11M21SLという製品を使っていた。1カ月くらい、この製品で落ち着いていた感じ。

 CRW-11M21SLを気に入っていた理由は、USBケーブルが本体内に収納できる点。ケーブルが別個にならないので何かと便利なのだ。USBケーブルを本体内に格納できるカードリーダって、売り場に行くとよくわかるが、案外少ないのであった。今時的カードリーダとして、USB2.0(ハイスピード)対応、11種類のカードを使用可能、比較的に薄型という点も良かったが、ま、ケーブル収納式って点がいちばん気に入っていた。

 が、使っているうちに、微妙なストレスを感じるようになったりして。てのは、どのスロットがどの種類のフラッシュメモリカードに対応しているのか、パッと見、イマイチよくわからないこと。

 この小さなストレスを気にし始めたら、なんかUSBケーブル内蔵とかより、本体表面等にスロット・カード種類の対応表記があるカードリーダが欲しくなった。ので、今度はアイ・オー・データUSB2-W12RW/Bを購入。16種類のカードに対応し、本体上部にはシッカリと“どのスロットにどのカードを入れるべきか”が刻印されていて便利。だが、USBケーブルは本体内に収納できない。けど、まあ、短いケーブルだからいいかナ、と。

 しかし、やはり、携帯時はロアスのUSBケーブル格納式のほーが便利なのであった。ロアスのはUSBケーブル格納部がややチャチくて、ビミョーに壊れやすそうで怖いんスけど、でも、携帯時にUSBケーブルとカードリーダがバラバラ状態=邪魔&煩雑にならず、便利である。が、実際カードを読み書きする段になると、アイオーのやつのほーが(表記があって)便利だったりした。

 なーんかシックリ来ない拙者のカードリーダ事情であり、俺の実用性の隙間を埋める製品がないモンかなぁと、モヤモヤしている俺なのであった。大したコトじゃないんですけど……。

ロアスのフラッシュメモリカードリーダCRW-11M21SL。11種類のメモリカードに対応したマルチカードリーダ・ライタで、USB2.0ハイスピード対応薄型だが作りはややチャチ。しかしUSBケーブルを本体内に格納できる点がヒジョーに便利である

アイ・オー・データのUSB2-W12RW/B。16種類のメモリーカードに対応、USB2.0接続、SDHCメモリーカード(4GB)対応と、新しい製品だけにヒキが強め。USBケーブルは外付け式だ本体上部には、どのカードスロットにどの種類のメモリカードを挿せるかが表示されている。これがあると、カード挿入時に数秒~十数秒イライラしがち、というストレスがなくなる