この充電器、普及しまくっちゃって欲しい!!

2005年10月11日 16:29

 PC Watchの名物記事こと『元麻布春男の週刊PCホットライン』にて、Splashpower社の充電器の記事を読んだ。

 その充電器の名は、マルチ・スプラッシュパッド(Multi SplashPad)とシングル・スプラッシュパッド(Single SplashPad)で、詳細はSplashpower社の日本語リリースでも読める。

 さておき、コレ、もー俺的には非常にスゲく大期待の充電器。なにしろパッドの上に機器を乗せるだけで充電されるのだ。いや“乗せる”というよりも“置く”って感じでしょうか。いやいや、それより実際の使用感はおそらく「いつもの場所にケータイ置いたら充電されてた」という感じであろー。

 もーね、やっぱね、電気で動く機材の足枷は本体と電源を接続するケーブルなんですよ。使うにはコンセントが要る、置く場所がコンセントに左右される、みたいな。

 その呪縛から逃れたのが、電池(一次・二次)で動く電気製品。使うときは単体で使える。場所を選ばない。こりゃ便利!! 電池ってステキ!! だが、電池が廃棄物として出ちゃったり、充電式電池の場合は結局、充電時はコンセントに呪縛されまくり中となる。

 あーもーやっぱ現代に生きるわしらはコンセントを意識せずにはいられないのかーっ!? ヤな感じ。とかいつも思う俺の場合、この充電器には大期待なのである。

 結局、このSplashpower社の充電器の場合も、充電する対象にコードを接続しなくてイイとか、クレイドル的充電台にセットする手間が省ける、というふーには見える。また、それだけのコトを実現するだけで、部材コストとして4,000円程度・実製品価格上昇として1~2万円程度になるという(※コストは元麻布氏の記事より)。

 なんかぁACアダプタのコードとかぁ、ケータイの充電器ってぇ、ウザくね? ヤじゃね? ムカつかね? みたいなコマケーことを言う神経質野郎のコマケー残念感を排除するための支出としてはずいぶん高いと言えよう。

 例えば15,000円かかるとして、その支出を我慢すれば、吉野屋の豚丼・並盛330円が約45杯食える。1日3食食ったとしても、半月食える。すなわち半月間の生命維持代金として十分オッケーな金額となり、もうちょっと我慢兼ダイエットすれば1カ月分の生命維持代金と言えるかもしれないっていうか、つまり!! 庶民的スタンスにおける命な金額なんですよ15,000円と言えば!!

 でもそれは現在の話。最初は高いモンですよイロイロと。ちょっと普及すればズゴーンと安くなるのである。メモリやHDDやCCDや樹脂製ケースや寿司なんかと同様に、誰もが求めるようになるとンズガーン!! と激安化するのである。

 なのでSplashpower社の充電器は数年後にすげー安く流通するようになり、でも安いだけだとんーどうなのよという話がSplashpower社内とか関係企業社内とかで話し合われ、じゃあアレだってコトで高性能化するのはもちろん、どんどん大型化するのであって、行く行くはテーブル上の全面が充電器であって床全部が充電器であって全棚が充電器の本棚的機材棚が人気商品となったと思えばクルマのダッシュボードから電車の棚から各所のベンチまで充電器!! これだ!! これをやっていただきたい!! そうなれば充電税なども支払っていきたい!! 会員制充電権だったりしたら購入していきたい!!

 って後半は全体的にわしの妄想となったが、そういう夢をこのSplashpower社の充電器に抱いた俺であった。

 急速でもないけど徐々に普及中のBluetooth。それから最近では無線LAN対応のデジカメ(ニコンのCOOLPIX P1とか)が登場した。他にも無線でのデータ通信が可能な機器は身近に増えている。みんな仲良く無線でつながりつつあるんだから、充電もコネクタ接続とか場所依存という足枷がなくなりつつありまくって欲しいものだ。