スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
携帯端末の画面をキレイにしてゆきたいッ!
(2016/3/7 06:00)
携帯端末の画面をキレイにしてゆきたいッ!
ワタクシの場合、スマートフォンやタブレットといったスレート型の携帯端末の画面に「指紋がベッタリ」と付着しているのが苦手です。イラッとするというか、指紋汚れが気になって集中できないというか、気分が雑になるというか、なんかも~画面の指紋汚れから相当の悪影響を受けがちです。
ですので、いっつも画面の汚れを除去しております。そのためのグッズも鋭意多用中。特殊繊維のクリーニングクロスに、使い捨てクリーニングペーパーに、ローラー式クリーナーにと、アレコレ使って頻繁に画面をキレイ化。気分爽快でモバイル端末を使っております。
てなわけで今回は、ワタクシがよく使う「携帯端末用画面掃除グッズ」をいろいろとご紹介したいと思います。上の写真のものですが、もちろん、どれもある程度以上の効果と使い勝手の良さがある製品です。
薄く軽く嵩張らず、何でも拭けるド定番クリーニングクロス
まずは東レの「トレシー」シリーズから。もはや説明不要のクリーニングクロスですな。メーカーの製品紹介ページはコチラにありますが、ワタクシが使っているのはスマートフォンやタブレット用に作られた専用品です。
具体的には「スマートフォン トレシー」「タブレットトレシー」「クリーニングキットforスマートフォン」です。東レのウェブショップ価格は、順に税込で540円、801円、1008円となっています。
どれも非常によく画面の指紋汚れなどを落とせます。トレシーは特殊な繊維ではありますが、モノとしては単なる布。薄く軽く嵩張らず持ち歩けるのが便利ですな。
上記3製品のうち、とりわけ効果的なのは「クリーニングキットforスマートフォン」だと感じています。使用感は「全く苦労せず画面汚れをスッキリと落とせる」といったもの。買うときは「なんか高いな~」と思うんですが、使ってみるとその汚れ落とし効果の高さに驚けます。スプレーがある分、ほかのトレシーより携帯性は落ちますが、でもリップスティック程度のサイズのスプレーなので常時携帯も現実的です。
やっぱり便利な使い捨てクリーニングペーパー
それから、使い捨てのクリーニングペーパー類。レンズや画面などを拭くための個包ウェットシートですな。使っているのは、キングの「レンズクリーニングティッシュ」、ケンコー・トキナーの「激落ちくん カメラレンズクリーナー」、パールの「トラベルレンズペーパー スッキリ爽快シート」といったあたりです。実勢価格に開きがありますので、購入時にはチェックしてみてください。
特に強いコダワリはなく、ウェットタイプで使い捨ての個包クリーニングペーパーならどれでもOKって感じで、その時々に「ある程度効果があって入手性のよいもの」を選んで使っています。上の写真のものは、どれも画面上に付着した「たっぷりの指紋」を「ビシッと除去」してくれます。ただ、細かいコトを言えば、ケンコー・トキナーの「激落ちくん カメラレンズクリーナー」は一歩進んだ使いやすさがあると思います。
これらのウェットタイプのクリーニングペーパーは、使い方に小さなコツがあります。具体的には、ペーパーが湿っている状態で手早く画面を拭き、ペーパーが乾いたら画面を拭き上げる、という手順ですな。湿った状態でゆっくり拭いていて、拭いている途中でペーパーが乾いたりすると、拭きムラができがちです。まあ、そのムラを乾いたペーパーで擦ればキレイになりますが、ちょっとだけ面倒です。
でも「激落ちくん カメラレンズクリーナー」はペーパー自体が汚れをよく吸着するようで、拭きムラができにくい感じ。ほかのペーパーと比べると、僅かな差ではありますが、「素早くキレイに拭き上げられる」という使用感があります。オススメ。
コロコロッと掃除するローラー式クリーナー
すっかり定着した感のある「モバイル端末向けのローラー式クリーナー」ですが、これも気分よく使える画面掃除グッズですな。現在ワタクシは、Viewingの「eRoller」、ニトムズの「指紋コロコロミニ」、キングジムの「iCOLOCOLO」、ニトムズの「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」を使っています。どれもローラー部の粘着力で画面の汚れを除去するクリーナーですが、後者2つはローラー部がリフィル式になっています。
まずViewingの「eRoller」ですが、十分な画面掃除効果があります。洗えて繰り返し使えるので経済的ではありますが、ローラー部は外せないようです(無理に外そうとすると壊れそう)。ので、洗った後は本体内部に水が残り、水気を拭き取るのが少しタイヘンかも。
それからニトムズの「指紋コロコロミニ」ですが、非常に高い汚れ除去効果があります。ベッタリの指紋もごっそり落とせる感じ。ただ、その分粘着力も強いので使用には注意が必要かも、です。また、ローラーはやや柔軟なので、画面上を素早く動かそうとすると、自らの粘着力でローラーが変形&ケースに引っ掛かるようなことがあります。画面上をゆっくり丁寧に動かす必要があると思います。
キングジムの「iCOLOCOLO」は、粘着力の違いで「強力除去」タイプと「保護フィルム対応」タイプがあります。「強力除去」タイプはバッチリな感じの汚れ除去効果があります。ローラー幅も広めなので、大画面端末の画面を手早くキレイにできます。
一方、「保護フィルム対応」タイプはやや粘着力が足りない感じがします。画面上を何度か転がせば、結果的には十分な汚れ除去効果が得られますが、「もっとガッツリと汚れが取れればいいのに」とか思いがち。
なお、保護フィルム対応を謳っていても、保護フィルムの貼り方や粘着力などによっては、保護フィルムが剥がれたりすることがあります。ので、基本的には、保護フィルムが貼ってある端末には、ローラー式クリーナー全般を使わないのが無難ですな。
そしてニトムズの「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」。上記「iCOLOCOLO」は、キングジムとニトムズの共同開発製品だそうですが、その関係でニトムズからも別形状のローラー式クリーナーが発売されたのかもしれません。とか言うのも、な~んか、「iCOLOCOLO」と「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」のリフィルは互いに使用できちゃいますし、リフィル等の作りもヒッジョーによく似ているんです。
さておき「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」の使用感ですが、粘着力は弱めであるものの、何度が画面上をコロコロすれば十分な汚れ除去効果があります。汚れ除去の感じは、キングジムの「iCOLOCOLO」の「保護フィルム対応」タイプに似ているかも。ちょっと粘着力不足感があるけど、結局は画面がかなりキレイになる、的な。
この「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」ですが、個人的には形状が気に入っています。不使用時はコンパクトになりますし、使用時はしっかり力を込めて安定的に使えるからです。ぶっちゃけ、器具の形状としては「iCOLOCOLO」よりもかなり使いやすいと感じています。
というわけで現在、「iCOLOCOLO」用の「強力除去」タイプリフィルを、「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」にセットして使っています。扱いやすくコンパクトにしまえる器具形状で、ローラーの汚れ除去効果が十二分に高いので、非常に気分良く使えます。なお、前述のとおり、ナイスな形状の「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」の製品紹介ページには「廃番日:2016年3月末日」の文字がありますので、「あっそのリフィル入れ換え利用やりたい~」という方はややお急ぎになるのがいいかも、です。
てな感じのモバイル端末画面掃除グッズあれこれ。画面表面がスッキリ綺麗だと、気分もスッキリすると思いますので、ゼヒ♪