スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
スマートフォン周りの便利グッズいろいろ
(2015/2/16 06:00)
スマートフォン周りの便利グッズいろいろ
先日発売されたオウルテックの「ミニカバーポケット」。クレジットカード大の「貼り付けられるポケット」です。表側の手前には伸縮性のあるポケットがあり、内側にはカードなどがピッタリ入るポケットがあります。裏面は粘着剤で、何度も貼り剥がしできます。
このテのグッズが大好きなワタクシは、早速購入して即利用。1個1058円は高いかな~? とか思って買いましたが、使ってみたら非常に便利♪ 日頃感じていた「コレってどうにかなんないかな~」的な鬱憤がいろいろ解消されました。
こんな感じで、アイデア次第でイロイロと使えます。「ミニカバーポケット」は平滑面ならペタリと貼れますので、玄関のドアに貼って鍵を収納したり、冷蔵庫に貼ってメモ用紙とペンを入れたり、ベッドサイドなどに貼ってリーディンググラスを入れたりと、活用幅が広いと思います。
こういう「ちょっとした不便を解消するモノ」って、ほかにもけっこーありますな。ワタクシもイロイロと使っています。てなわけで、今回は「スマートフォン絡み」と括りつつ、ちょっと便利なグッズをアレコレとご紹介したいと思います。
で、まずは、前出の「ミニカバーポケット」的に使えるグッズから。手帳などに貼るとカードサイズのポケットになるというグッズです。手帳に貼ればソコに名刺やカードが入るポケットができ、いきなり爆発的な利便を感じられるグッズなんですが、スマートフォンの裏に貼っても同様。「あら~スマートフォンの裏のカードポケットって便利~♪」と感じられます。
上の写真の無印良品「オレフィンポケットシール」は、残念ながら廃番品。ですが、「ポケット」と「シール」で検索すれば同様の製品が多々ヒットします。どれも平滑面になら貼れるカードポケットですので、スマートフォンの背面に直接貼っても、スマートフォンのハードジャケットなどの上から貼っても使えますな。
もうひとつ、似た使い方ができるグッズ。モノはビジョンクエストの「ポケット付箋」です。手帳などに貼るとメモ用紙を挟めるポケットができるというグッズですが、非常に薄いのが特徴的。カットも容易です。
この「ポケット付箋」、わりと大きめなので、そのままでは一般的なスマートフォンの背面には貼れない感じ。ですが容易にカットできますので、工夫次第でスマートフォンと組み合わせて使えるでしょう。フィルムは超薄という感じなので、貼っても違和感があまりありません。デザインやカラーバリエーションもわりと豊富です。
画面掃除グッズあれこれ
スマートフォンやタブレットにつきまとう指紋汚れ。最近のワタクシは、画面を水拭きして乾拭き、みたいな雑な指紋除去方法を取りがちです。液晶保護フィルムを使っていませんので、この方法、けっこーイイ感じで汚れが落ちます。
ただ、水拭き&乾拭きって、出先ではなかなかできにくい方法だったりします。布で拭くとしたら、濡れた布と乾いた布が要るので、出先では意外に手間がかかる方法なんですな。
ワタクシが出先でよく使う「画面掃除グッズ」としては、まず、kingの「レンズクリーニングティッシュ」があります。レンズ用のノンアルコールクリーニングティッシュですが、スマートフォン画面の指紋など油汚れもシッカリ落とせます。
汚れがよく落ちるのと、個別包装になっている点がイイ感じ。ウェットタイプのティッシュですが、湿り気が少なめなので、画面を拭いているうちに徐々に乾いてゆきます。結果、最後は乾拭きができる感じになり、使いやすいです。
もうひとつ、「コロコロ」タイプの画面掃除グッズ。以前からキングジムの「iコロコロ」を多用していて、一時期は外出時も携帯して使っていました。が、T字型の本体はけっこー邪魔な感じで、現在は自宅内だけで使用中です。でも「iコロコロ」、画面上で数度ローラーを転がすだけで指紋汚れなどがバッチリ取れて、画面掃除グッズとしては非常に秀逸です。
ところで、2014年の春先、同様の製品としてニトムズから「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」が発売されました。ので、即使ってみたところ、非常にイイ感じでした。画面の汚れを取るシクミは上記「iコロコロ」と同様ですが、形状的に好都合な要素が多いです。
具体的には、握りやすいので、画面の汚れをコロコロと掃除しやすい感じ。シンプルな形状なので持ちやすいんですな。また、不使用時(収納時)は箱状態で収納でき、軽くロックがかかるので、携帯性も良好。実際に時々携帯していますが、外出先でも手軽に画面掃除ができて快適です。
この「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」を常用していますが、残念なのは粘着力がキングジムの「iコロコロ」よりも若干弱いこと。率直な話、「iコロコロ」のほうが画面の指紋汚れがよく落ちます。
でも、粘着部のリフィル部分は「iコロコロ」も「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」も同じサイズのようです。互換性があるようなので、粘着力に優れる「iコロコロ」用リフィルを「指紋コロコロ タッチパネルクリーナー」にセットして使えます。こうすれば、使いやすく携帯性も良く粘着力(汚れを落とす力)も強い画面掃除グッズになりますな。この組合せはかな~りイイ感じなのでオススメです。
端末を何かと束ねるのに便利なグッズ
普通はあまりやらないコトだと思いますが、ワタクシの場合、各種端末やバッテリーなど板状小物を携帯するとき、輪ゴム的なグッズでそれら小物を束ねることがあります。ひとまとめにしちゃうんですな。
ひとまとめにすることで、バッグ内で板状端末が散らからない、すぐ見つけられる、お互いに干渉して傷つくことがなくなるなど、いろいろ利便が生まれます。モバイルバッテリー、モバイルルータ、オーディオプレイヤー等々、板状端末は束ねてまとめるとスッキリ持ち歩けてイイ感じです。
ですが、「輪ゴムって……」というフィーリングもありますので、見栄え的なアレを解消するために弁当箱と箸箱などを束ねるためのベルトを使っています。「ランチベルト」とか呼ばれる類のグッズ。具体的には、イエロースタジオの「BC スリップ止付きランチベルト」です。
輪ゴムよりは見栄えが良くなりますな。ただ、このベルト、輪ゴムほどの伸縮性はありません。ので、一度長さを決めてカットした後、束ねる端末が減るとユルユルになったり、端末が増えると束ねられなかったり、汎用性の面ではやや劣ります。ただ、直販価格で1本194円(税込)なので、長さ違いを何本か用意すればいいだけかも。
もうひとつ、板状端末どうしを合体させて使うことがあります。例えば、モバイルバッテリーを使ってスマートフォンに充電する場合。充電しつつスマートフォンを使おうとすると、ケーブルが邪魔だったり、通話しにくかったりします。そのような場合、いわゆる「耐震マット」で両方の端末を貼り合わせると快適に使えるようになります。
写真では筒状のモバイルバッテリーをスマートフォンに貼っていますが、板状のモバイルバッテリーだとさらに安定します。ポータブルオーディオプレイヤーとポータブルヘッドホンアンプを貼り合わせたりすると、携帯用ケースに悩まず済んだりも。ほかにも必要性やアイデア次第で、意外なほど活用幅の広い「耐震マット」だったりします。
端末を手っ取り早く防水&防塵
スマートフォンなど端末の防水・防塵と言えば、「Ziploc (ジップロック)」などのポリ袋に端末を入れちゃうのが手っ取り早くてイイですね。その方法は以前に記事にまとめました。手っ取り早く手軽にできる防水・防塵方法ですな。
ワタクシの場合、現在でもこの防水・防塵方法を頻繁に使っています。ただ、この方法、指紋認証でロック解除する端末だと若干不便。というのは透明とは言えポリ袋越しだと、指紋認証の精度が落ち、何度もリトライするハメになりがちだからです。また、「ポリ袋」という形状から、端末の横側にあるボタンが押しにくくなったり、内部に入った空気によりタッチ操作がしにくいなどの違和感が残ります。
そういった違和感があまり生じない防水・防塵方法として、「食品包装用ラップフィルムでスマートフォンなどの端末を包む」というやり方があります。「サランラップ」をはじめとする台所で使うアレですな。実際にiPhone 6 PlusやiPad Air 2を使い、「どうやって、どうなるのか?」を見てみましょう。
この方法だと、iPad Air 2やiPhone 6/Plusの指紋認証(Touch ID)がバッチリ使えます。タッチ操作も問題なく行えますな。画面表示は少しボヤけた感じにはなりますが、ポリ袋に入れたときよりはキレイ。端末横側の各種ボタンも押しやすいです。
ただし、「食品包装用ラップフィルム」は極薄。なので耐久性はあまりありません。当然この方法も自己責任下で行うべき方法ですが、ラフに扱うとラップが切れてしまいますので、扱いにもより強めの注意が必要です。
とは書きましたが、すごく手軽でかなりツカエル方法です。防水・防塵性をしっかり高めたいなら前述のポリ袋による方法がオススメですが、防水・防塵性を高めつつ快適な操作感を維持したいならラップでの方法をオススメします。この方法、いろいろな電子機器を「サイズ感や操作感をなるべく損なわせず防水・防塵化できる」という点で、さらに応用できるかと思います。
てな感じで紹介してきた「スマートフォン周りの便利グッズ類」。あなたのスマートフォン利用がより快適になれば幸いです。