スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

ワイヤレスREALFORCEのMac用・英語配列が出たゼ!!!

REALFORCE R3に、ものすごく満足した俺

 2021年11月1日に発売された東プレ「REALFORCE(リアルフォース)キーボード」新製品「R3キーボード」×20種類は、まったくもって俺を落胆させた新製品であった。20種のキーボード全部が日本語配列で、当然ながらMac用もなかった。俺は英語配列派でMac派なので、超落胆したのであった。いや猛烈落胆と言えよう。いや超絶猛烈熱烈落胆とも言(以下略)。

 ともかく、REALFORCE R3は英語配列野郎やMac野郎はお呼びでない感じなので、俺はそれまで使ってきたキーボードを使い続けるしかなかった。って書くとイヤイヤ使い続ける感じに聞こえるかもしれないが、俺がこれまで使ってきたキーボードもサイコーなんスよ〜マジで。

愛用中の東プレ「REALFORCE for Mac TKL」。REALFORCE U2シリーズのうちの1台で、英語配列・Mac用である。スゲく使いやすい
REALFORCE for Mac TKLの英語配列版。非常によい。コレがワイヤレスキーボードとして使えたらな〜、とか思ったりもする

 落胆した大きな理由は、このREALFORCE R3にはシリーズ初の有線 / 無線のハイブリッドモデルが用意されていたから。けっこー多くの人が望んでいた“ワイヤレスREALFORCE”だと思う。

 だがしかし、英語配列もMac用もないので英語配列・Mac派の俺は蚊帳の外。REALFORCE R3発売から7カ月以上も蚊帳の外で蚊に刺されまくって危うく蚊媒介感染症になるかと思った2022年6月24日に、キターッ!!! 「Mac用配列モデルの英語配列」を含む REALFORCE R3の追加ラインナップ!!!

ようやくMac用配列のREALFORCE R3が発売された。サイズや色や言語などの違いで合計8種類

 発売されたのは、Mac用配列のハイブリッドモデル。サイズはフルキーとテンキーレスの2種があり、配列は日本語と英語の2種があり、カラーはブラックとスーパーホワイトの2種がある。サイズ2種×配列2種×カラー2種で、合計8種類ある。

 打鍵感が激ナイスなREALFORCEシリーズキーボードであり、Mac向で英語配列でテンキーレスもあり、カーソルキーがマトモな位置にあり、USB・Bluetooth接続に対応ッ!!! くわッ!!!! これは買わねば!!!!!

 即座に購入!!! テンキーレス・英語配列・スーパーホワイトの「R3HH21」を買った。ちなみに、REALFORCE R3は直販のみで、REALFORCE Store、Amazon、楽天市場からしか買えない。このモデルの場合、税込3万4540円だ。

Mac用配列のハイブリッドモデル、テンキーレス・英語配列・スーパーホワイトの「REALFORCE R3 / R3HH21」を購入した。税込3万4540円と、かなり、お高い……?

 で、REALFORCE R3のR3HH21が猛スピードで配達された瞬間、音速で開梱して光速で使用開始した途端に超気に入って大満足。これは、久々に、かなり、その〜、買った後でもまだ胸がキュンキュンしつつ頭がほてるような高満足度興奮が続く逸品なの……あれっコレって蚊媒介感染症?

こんなに良いキーボードは、もう1台、予備を……

 さておき、このREALFORCE R3について、触れたら即座に超気に入ってメインキーボードとして使い始めたのと同時に、ある強いモヤモヤ感が発生したのであった。前述の、まだ続く胸の高まりとやや恍惚とした興奮がありつつ、弱くない焦燥感があるのだ。

 俺の場合、スゲく良いと痛感する製品に出会うと、それをなくしたときの喪失感を危ぶむクセがある。「このサイコーのキーボードがいま壊れたりしたら?」「この最高の打鍵感と最高の無線接続性(後述)を取り上げられたら?」「この非常に気分良くタイプして原稿を書けている状態(いまもREALFORCE R3で書いてるョ)が巻き戻されて以前の状態に戻ったら?」みたいな。

奥に見えるのが、直前まで超愛用してきた東プレ「REALFORCE for Mac TKL」。手前に見えるのが使い始めた途端にメインキーボードの座を奪取したREALFORCE R3。両機を使い比べると、ナゼかREALFORCE R3が格段にイイように感じてしまう。打鍵感のわずかな差や無線接続の利便性の高さなど、細々した差が総がかりで俺を後戻りさせないのであった

 んぐぬぬぬ〜。そうか、これはアレだ、予備を買えってコトだな。

 いやいやいや、REALFORCE R3買ったばっかりっていうか開梱して使い始めたばっかりだし。税込3万4540円だし。即座に予備ってオカシイから!

 ぬぬぬぬ〜、でも。発売直後で税込3万4540円だから、いまは買える。だがすぐにレビューが出まくって、「あっMac版の無線REALFORCE出たんだー」ってREALFORCEなMac野郎がザワついたら、速攻で在庫払底する気が。Mac版REALFORCEの英語配列でしかもテンキーレスって、けっこー隙間な感じで生産台数少なそうっスよ〜。

 いやいやいやいやいや、REALFORCE R3って静電容量無接点方式キースイッチだから、そもそもスゲく壊れにくいし。ホレ、前にサイコーっつって予備も買った「REALFORCE for Mac TKL」のキーだって全然壊れてない。チャタリングとか皆無でしょ。それに予備じゃなくて壊れたら修理でいいじゃん。ユーザー登録して1年保証が2年保証に延びたんだし。

 んぬぬぬぅ〜、でもねでもね。ほらタイプしてたら壊れなくても、アーッ!!! って足が滑って手をついた先にREALFORCE R3があってメリメリバキッってキースイッチが複数壊れちゃって修理出してる数日間このREALFORCE R3の快適さが失われたらヤじゃん!!! それにREALFORCE R3(ハイブリッドモデル)の電源は電池だし、予備買って長期間保存してもバッテリーが死ぬとかそういうのないし!!! 寿命が長いモデルだからこそ、予備買って俺の寿命を上回らせて突き抜けた安心感を得たいし!!!

 といった脳内論争を128分ほど続けていたら、そろそろ寝ないと明日のイロイロに支障をきたすような時刻になってきたので、本日はこの件を保留として寝……ようとしたら第3の俺が出現して第1第2の俺を荒技で気絶させたその隙にポチったんだゼ予備のREALFORCE R3をな!!! ざまあ見やがれこれでそーとー先まで俺のキーボードにおける安心感と快適さは確保されたんだぜ〜ッ!!!

予備のREALFORCE R3(のR3HH21)を購入。黒いのにしようかニャ〜と思ったが、やはりパーフェクトな予備としては同色であろう。2台並べたところを写真に撮ろうと思ったが、原稿〆切までに届かなさそうだったので、2連続注文のスクリーンショットで

 余談だが、予備を買いがちな俺は、いろいろな予備を余らせてもいるわけだが、その余った予備について「これはかつてのサイコーな品の予備で、現在は厳密に言えばサイコーではない品だから、もう処分しようかな」とか思ったりする。のだがしかし、「これは現在において頂点でピークのサイコーではないとは言え、まだまだ十分現役で戦えるレベルのサイコー品だから、処分はもうちょっと先にしよっかな」となり、死蔵したりするのであった。まったく煮え切らないヤツである。

有線も無線も使えて、Appleデバイス野郎の俺は感涙

 REALFORCEシリーズキーボードについてはメーカーの公式ページからその特徴についてお読みいただきつつ、REALFORCE R3のMac版については、メーカーの「Master Series for Mac」のページから「R3」のボタンをポチッとして最近発売された8機種を見ていただければと思う。ここでは俺に刺さった部分に絞ってレビューしてゆきたい!!!

 俺が買ったのは、REALFORCE R3のMac版、テンキーレス・英語配列・スーパーホワイトの「R3HH21」。おもな特徴を見ていこう。

R3HH21はテンキーレスキーボードで、サイズは163×379×39mm、重さは1.3kg。本体色のスーパーホワイトは純白という見栄えの白で、キーを囲むパネルは明るいシルバー。本体のほか、同梱品として取扱説明書(保証書)、単3形アルカリ電池×2本、USBケーブル(Type-A/Type-C・1.8m・着脱式)が含まれる。直販価格は税込3万4540円
英語キー配列で、キー数は87。主要キーのキーピッチは19mm(実測値)で、キーストロークは4mm、キー荷重は45g。ステップスカルプチャー式のキー並びで、キートップ刻印は消えにくい昇華印刷。フルNキーロールオーバー対応で、スイッチ寿命は5000万回以上
底面には電池室(単3形電池×2本)があり、Bluetooth接続する場合はこの電池を電源とする。USB接続時はUSB給電でBluetoothが機能するので電池を入れる必要はない。試したところ、一般的なモバイルバッテリーを接続して乾電池なしでのBluetooth接続もできた。底面には折りたたみの脚があり、これによりキーボード高さを1段階上げられる。キーボードを高くしても低くしても机面に当たる6つの滑り止めラバー付き
キーボード右上には丸い電源スイッチと各種状態を示す4つのLEDインジケーターがある。電源ボタンは一押しで原電オンで、2秒の長押しで電源オフ。LEDインジケーターはBluetooth接続先(スロット)、選択したキーマップ(2種)、電池残量などを示す
キーボード右上奥にUSB-Cポートがある。PCなどとのUSB接続のほか、Bluetooth接続時の給電用にも使える。専用アプリによりPCから細かな設定を行えるが、その場合はPCとUSB接続する必要がある

 予備買いするほど完成度の高いキーボードだと思うが、とくに好印象だったのがBluetoothでの無線接続。さまざまなデバイスに接続できるわけだが、Mac配列キーボードなのでiOS / iPadOS端末と接続するとキー配列的にナニカと好都合である。そして好都合であると同時に、「そうか……そうだよな!!!」と喜べたのが、「このような打鍵感のワイヤレスキーボードをiPhoneやiPadで使える快適さ」である。

ハイブリッドモデルのREALFORCE R3はBluetooth対応のPCやスマートデバイスなどとペアリングしてワイヤレスキーボードとして使える。ペアリングできる台数は4台まで。ペアリング先は簡単なキーボードショートカットで切り替えられる

 iPhoneやiPadにつながるワイヤレスキーボードは多数ある。だが、そういった製品のうち打鍵感が素晴らしいと言えるレベルのものとは出会ったことがない。しかし今ココでまさに「素晴らしい打鍵感を備えたキーボードがワイヤレスでiPhoneやiPadにつながった」のであり、それを体験するとビックリ驚愕&仰天。

 当たり前ではあるのだが、これまで長いこと感じてきた「REALFORCEキーボードの快適な打鍵感」でiPhoneやiPadに書けちゃうのである。MacでもiPhone / iPadでもApple標準の日本語IMを使っている俺の場合、Macで使うユーザー登録辞書もそのままiPhone / iPadでも使える。Macで原稿など書いているときの「打鍵感」「スピード」「変換」などがほとんどそのままiPhone / iPad上でも実現されまくって、「なにこれ〜iPhoneやiPadってこんなに書きやすいデバイスだったのぉ〜?」と驚いたのであった。

すご〜い! いきなりスラスラ書ける〜! キーボードが変わるだけでここまでiPadやiPhoneのテキスト生産性が上がるのかッ!!! カーソルキーなどでの範囲選択やコピペ操作もMacと同様なので非常に行いやすい

 まあ、iPadにUSB接続のREALFORCEキーボードをつないでも「あら快適♪」と喜べるとは思う、のだ、が……。このREALFORCE R3の場合は、「fn」キーとスロット番号を同時押しするだけでワイヤレスでの接続先デバイスをスパスパと切り替えられる。優先接続と無線接続では「外付けキーボードをiPhone/iPadにつなぐかどうか」のモチベーションが全然違うのであった。

 ……そうか、REALFORCE R3なら、いつも使っている超快適なメインキーボードだけでモバイルデバイスにも入力するというスタイルが、非常に現実的どころか、モバイルデバイスでの記述における快適性&生産性をンズガーン!!! と高めまくるな、と痛感した次第である。

 ただ、REALFORCE R3は重い。1.3kgもある。これまで使ってきたREALFORCE R2の「REALFORCE TKL SA for Mac / R2TLSA-US3M-WH」は1.1Kg。REALFORCE R3を初めて箱から出したときに「あっ重い」と軽く驚いたくらいズッシリと感じたのであった。

 ここまで重いとモバイル時に携帯することはなさそう。と、一瞬思ったが、いや1.3kgの荷物を追加するだけで、場所を問わずいつもの打鍵の快適さおよび効率が実現するんだったら……携行するかもREALFORCE R3、とか思って現在REALFORCE R3が入るケースを物色中の俺なのであった。

最強に強まったカスタマイズ性

 REALFORCE R3はカスタマイズ性も高い。というか、どんなキーアサインのキーボードにだって変化させられるほどだし、入力時の非常に繊細な感触を自分好みに追い込んでいくようなことも可能だ。そういったカスタマイズには専用アプリ「REALFORCE ソフトウェア」を使う。

REALFORCE CONNECT ソフトウェアの表示例。USB接続されたREALFORCEシリーズキーボードが表示され、選択するとそのキーボードにあったREALFORCE ソフトウェアが起動し、キーボードの設定やカスタマイズを行えるようになる
REALFORCE CONNECT ソフトウェアで「R2 KEYBOARD」を選ぶと、REALFORCE R2キーボードに対応したREALFORCE ソフトウェアが起動する。なお、対応REALFORCE ソフトウェアは直接起動しても問題ない(ポータルとなるREALFORCE CONNECT ソフトウェアを使わなくてもいい)
「R3 KEYBOARD」を選ぶと、REALFORCE R3キーボードに対応したREALFORCE ソフトウェアが起動する。設定項目が非常に多い
キーボードのヒートマップを表示することもできる。どのキーをどの程度打ったのかを色で表示するわけですな
APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)設定表示。キー押下時にどの深さで入力されるかを個別に設定できる機能で、浅く押下しても入力できるとか、やや深く押下することで入力できるなど、ユーザーのフィールに合わせたキー反応を設定できる
キーマップ設定表示。一般キーから装飾キーからマルチメディアキーまで、自由自在に設定できる。REALFORCE R3の独自機能をキーに対して設定できるので、たとえばファンクションキーを押したらペアリング先を切り替えるような設定も可能

 なんかもう、キーキャップを変えたりしつつキーマップを変更したりすると、特殊な目的のための専用キーボードを作れそうである。ちなみに、REALFORCE R2やREALFORCE R3の場合、アプリで変更したキーアサインなど各種設定は、キーボード本体に書き込むスタイル。なので、書き込み後に別のPCにキーボードを接続しても変更したキーアサインなどはそのまま適用される(ドライバーソフトウェアなどは必要ない)。

肝心の打鍵感は? ……な、なにかが違う!?

 さて、使い始めた「R3 KEYBOARD Mac 配列 / R3HH21」の打鍵感だが、ざっくり言えばこれまで使っていた「REALFORCE TKL SA for Mac / R2TLSA-US3M-WH」とほぼ同じ。つまり最強に使いやすい。どういう点が使いやすいのかは下記のリンクのレビューとだいたい同様なのでご参照いただければと思う。

 前に使っていたのも現在使い始めたのも、それからずーっと以前に使っていた古いWindows用のも、REALFORCEシリーズって特有の引き込まれるような使い心地がある。集中を促すような、ある種の“ハイ”を呼び起こすような。

 俺の場合、キーボードの運指は我流。でもまあタッチタイピングができる。

 しかし、原稿などテキストの書き始めは、なんかこうタイプミスしがち。我ながら「何年経ってもタイプがヘタ」とか思う。

 だが、REALFORCEキーボードだと、書き始めはタイプミスしがちだが、徐々にタイピングの精度が上がり速度も上がってくる、ように感じられる。ほかの「これは打ちやすいな」と感じられるキーボードでも同様だが、REALFORCEキーボードの場合は精度や速度の上がり方が非常に速いと感じられる。

 なんかこー、REALFORCEキーボードの場合、数行書くとタイプミスがなくなりつつ、タイプするという意識もなくなっていって、書くべきテキストのことだけに集中していけるようなモードに入る。十数行書くともう浮かんだテキストが画面上に表示されるような感じで、タイプしているという意識がなくなりつつ、俺と画面上文字列のふたりっきりの世界に入って音も振動も温度も匂いも必要最小限しか感知されなくなる、みたいな。

 そういう傾向は、これまで使っていたREALFORCE R2も新たに使い始めたREALFORCE R3も同様。若干の違いとしては、新しいREALFORCE R3のほうが打鍵時に僅かにカサッ的な感触がするかな〜というのはあるが、よーく比べないとわからないレベル。ほかは、ほとんど同じかなぁ、と。

 だが、使い比べてみても、なーんか新しいキーボード、このREALFORCE R3のほうが心地よく感じられる。気分もいい。タイプしていると吸い込まれるような感覚となり、気持ちよ〜くなれる、ような気がするのだ。

 でも気のせいだよなコレ……と思って、新旧を交互に打鍵。比べるほどに「ん〜やっぱり同じ気がするなあ」と。やっぱり違いは、ほとんどないのかな?

 まあいいか。だいたい同じってコトで。

 とは思うのだが、やっぱりなんか違う。打鍵感の良さやスムーズさは同じような……でもなんだこの気分……いや気分っつーか、少し滲み出てくるような気持ちよさ心地よさ、そして僅かな恍惚感のようなもの。なんだろう? などとモヤモヤと考えつつ感じつつ行き着いた俺的最新回答は……。

 アーッ!!! コレってスペースセーバーの感じだーッ!!! 懐かしのIBM SpaceSaver

IBM SpaceSaverとして売られていたので買って使ったら超良かったキーボード。ガチョガチョと非常にやかましい打鍵音がするキーボードで、現在人前で使ったら十中八九「うるせえ!」とか言われそうだが、キーのド真ん中を打鍵できて思い通りの文字を入力できる痛快かつ官能的なキーボードなので現在も3枚くらい保有している(死蔵ともいう)。非常に重く頑丈で、それは凶器になるレベルだ
キー数は84。テンキー分のスペースをセーブして机上を広く使うからスペースセーバー? キー配列も至極真っ当……というか、この時代のキー配列が現在も受け継がれていたりするわけですな。このキー配列にさんざん慣れまくったので、俺は現在でも英語配列のキーボードだと安楽に使えるのであった。テンキーレスではないが、フルキーボードで似たタイプ感があると思われるキーボードはUnicomp社から発売されているようだ。
高さ調節の脚付きで、スピーカーの穴らしきものがある。中央には「Part No.1393278、Date 11 / 02 / 99、MODEL M、Made in USA」とプリン取れたシールが。1999年製だろうか? 確か1999年あたりに買った気が。このキーボードも重く、すごい剛性感があるのだ
PCとの接続インターフェースはPS / 2で、ソニーPlayStation 2とは関係なく、IBMのパソコンIBM PS / 2(IBM Personal System/2)に採用されたインターフェースであることからこう呼ばれる。ケーブルは、見たことないコネクターで本体と接続され、しかも太いカールコードってすごいっスね

 このSpaceSaverからは、現在において非常識級の打鍵音が轟く。なので個室でひとりで楽しむべき趣味性の高いキーボードと言えるがさておき、このキーボードもまた、書いていると集中して恍惚とするような体験をもたらす名機である。

 そしてこのREALFORCE R3のタイプ体験は、SpaceSaverとよく似ている。だが、静音性とタイプ時の軽さが異なる。モノとしてはかな〜り違う2台なのだが……。

 SpaceSaverのガチャガチャ感をなくして軽くスコッとした打鍵感にしたら、このREALFORCE R3みたくなるのではないだろうか? と思うのであった。

 また、想像だが、そういう使用感をもたらしているのは、このREALFORCE R3の剛性感じゃないだろうか? このREALFORCE R3は、机上に置くと、机上に張り付いたもしくはねじ止めしたみたいな感じの「居座り方」をする。まあ動かせば動くが、どっしりと机面に腰を据える。そんな安定感があり、どう打鍵してもその指先をキートップががっしり受け止め……を繰り返すうちにキーに指が吸い付き軽く違う世界にワープ、みたいな。こういうトコ、SpaceSaverにそっくり。

 なるほどね、サイコーなハズだぜREALFORCE R3のMac用の英語配列のテンキーレス!!! 現在の打鍵音のあり方と機器との接続性の良さを盛り込みつつ現代版SpaceSaverを目指して開発しただけあるゼ(妄想)!!! じゃあもう一台買(以下略)。

 などと妄想を交えつつ入力機器ひとり老人会を開きがちな俺であるが、このキーボードはホント、イイっす。でもまあ、お値段もあるし、好き嫌いもあるし、指という非常に繊細な部分で直接操作する機器でもあるし……。

 なお、REALFORCE R3はレンタルが行われている。有料で機種に限りがあるが。

 アクセアカフェでの無料貸出も実施されている。ほかにも探すといくつか体験の機会はある。店頭販売ナシなので実機に触れる機会は少ないものの、その気があれば買う前に試せるので、興味のある方はゼヒ♪

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スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。