スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
Web会議用品、最近買って「イイな♪」と思ったモノ×3点
2021年1月18日 06:00
テレワークをちょっと便利にする安価な小物たち
俺の場合、考えてみれば、元々テレワークってゅーか自宅に引きこもって仕事をしている。そして、仕事関係者との連絡はほぼ全部リモートってゅーかメールや電話や各種チャットなのであった。
そしてこのご時世、俺の仕事関係者の多くがテレワークを開始。俺においては以前に増して「リモートでの対応」をすることが増えた。そんな流れから、俺のテレワーク環境も少しずつ改良されつつあったりする。
ちなみに、本連載バックナンバーにて上記機材を紹介している。ご興味があればゼヒ!!!
で、上記説明にもあるように、一部のWeb会議向けの機材は別のものに替えている。Webカメラやヘッドホンなどだが、それらは別途レビューするとして、今回は「安価にて替えられたが意外なほど効果的だった機材」についてご紹介したい。いちばん高いヤツで3980円。3つある。以降、それぞれをご紹介〜♪
棒状LEDライトを2階建てで運用してゆきたいッ!!!
2020年に購入したコンピュータ周辺機材でヒッジョーに満足度が高かったのがBenQ「ScreenBar Plus」だ。ディスプレイ上部に掛けるスタイルのデスクライトで、場所を取らず手元を十分に照らしてくれてグレイト!!!
ディスプレイ手前を照らすにおいてヒッジョ〜に実用的っ!!! なのだが、1点、ヒッジョ〜に残念なところがある。それは「ユーザーの顔を照らせない」という点。
ScreenBar Plusはディスプレイ手前あたりを照らすにおいて使いやすいライトである。また、画面に光源が映り込まなくて便利。さらにユーザーの目に光が入ることがないのも快適だ。
でも、これに加えて「ユーザーの顔を照らす」ことができたら、Web会議用照明としてもスゲく実用的だと思うのだ。てゅーか、試しにScreenBar Plusの設置方法を強引に変えて自分の顔を照らしてWebカメラで撮ってみたら、もーバッチリなんスよ!!! Web会議用照明器具として!!!
だが、ScreenBar Plusはそういう作りにはなっていない。実質、Web会議用照明器具としては使えない。ん〜残念。
だが、ディスプレイの上に掛けるタイプの棒状LEDライトは、やはりWeb会議用照明として実用性が高い。場所を取らないし、位置的にもイイし。
そこで、ScreenBar Plusの上に別の棒状LEDライトを設置することにした。棒状LEDライトの2階建て運用である。↓こんな感じ。
で、この2階建てライトだが、予想以上にヒッジョォォ〜に実用的である。ScreenBar Plusだけ使えばデスクライトとして実用的であり、上のライトでも机上を照らせばさらに明るい環境となる。上のライトで顔を照らせばビデオ会議時に実用的な照明に。ビデオ会議中にScreenBar Plusで机上を照すこともできる。
ちなみにこの「上のライト」だが、Amazonで購入したBaseusブランド品。原稿執筆時現在では3910円となっており、別途10%OFFクーポンが使用できる期間のようだ。3519円ですな。
コレ、2020年の9月頃に購入して使っているが、現在まで特に問題なし。ただし、単体でディスプレイ上部に掛けるデスクライトとして使うと、光が画面を照らしたり、画面上に映り込みが目立ったりもする。ScreenBar Plusとの2階建て運用だと、Baseusブランドのライトの光がScreenBar Plusで遮られ、画面へ光が届いたり映り込んだりすることはない。
そんな感じなので、Baseusブランド品を「ScreenBar Plusより自由度が高いデスクライト」として買って単体で使うと、けっこう後悔する可能性がある。デスクライトとしてはScreenBar Plusの方がずっと実用性が高いので、そのあたりご留意願いたい。
「カメラ目線」のビデオ会議を、もっと手軽にするWebカメラスタンド
前述したが、ビデオ会議時のWebカメラの位置は「目の高さに揃える派」の俺。ビデオ会議アプリ表示の手前にWebカメラを置くと、(ちょっと邪魔だが)相手側のアプリ上でコチラの顔がカメラ目線で映る。相手にとって、目を見ながら話されているような雰囲気になるのだ。
カメラ位置や照明器具で全然違う印象に。どうせなら相手に与える印象が良いほうがイイ。てなわけで、照明器具に加え、Webカメラの設置方法にも工夫している俺なのであった
こんなふうな地味な工夫を続けてきた俺だったが、2020年10月に「コレは良さそう!!!」と思えるWebカメラ用のスタンド類を発見!!! 速攻で購入!!! それが↓この2つである。
2020年10月15日に入手し、早速使ってみたらどちらもイイ感じであった。テレワーク需要で生まれた製品だと思われるが、まさに「痒いところに手が届く」といった使用感。もう俺の地味な工夫は必要なく、サクッと手軽にWebカメラ位置を調節して「カメラ目線のWeb会議」が可能となった!!!
2つのうち、より実用的だと感じられたのが「Webカメラ用スタンド 200-DGCAM023」の方。シンプルな台座だが、セッティングが容易で場所も取らず、画面の遮り方も最小限。ビデオ会議用のWebカメラスタンドとしては、こちらばかり使っている。
こういうスタンド、今からすると当たり前のような存在に見える。のだが、2020年の秋口まで全然なかったのだ。いわば「有りそうで無かった機材」。コロナ禍によるテレワーク活発化から10カ月くらいして、ようやく出てきたわけだが、やはり専用品は使いやすい♪
ただ、小型三脚的価値観からすると、Webカメラ用スタンド 200-DGCAM023の3980円という価格は「ちょっと高価だな」と思ったりも。そう思っちゃった場合、↓こーゆーのでも十分実用にはなる。
自撮り棒の方が安いとか伸縮幅が広いとかイロイロとメリットはあったりするが、組み合わせるミニ三脚によっては安定性が低くグラついたりする。外見的にも微妙かもしれない。細かいところにまでこだわるなら、やはり専用品の方がスッキリと完結するだろう。
なお、前述した「正面から顔を照らす照明器具」だが、こういったWebカメラスタンドを使うなら、雲台部下のパイプにLEDライトを装着するという方法もある。スマートフォンに装着する自撮り用LEDリングライトあたりがお手軽。激安LEDリングライト+自撮り棒+超ミニ三脚あたりを組み合わせると、もしかしたら1000円以内でけっこーマトモなビデオ会議用機材が揃うかも!?
自由雲台付きアームってナニゲに超便利かも
前出のWebカメラスタンド×2機種のうち、Zライト的なアームの方は、ビデオ会議用としてはほとんど使わなくなった。Webカメラ設置位置の自由度は高いものの、スタンドとして大柄で、Web会議時にディスプレイ上に2本のパイプが見えてしまうしなど、ビデオ会議用にはイマイチ向かない感じであった。
Webカメラ用に買ったアームだが、俺的使い方だとWeb会議時のWebカメラ固定にはイマイチって印象。なのだが、よく考えてみると、こういう「先端に自由雲台が付いたZライト的なサイズ感のアーム」って、これまで意外なほど全然なかったのだ。
いや、あるにはあった。マンフロットとかそういうメーカーから強力なのが出ていた。のだが、プロ機材なのでかなり高価。またゴツめ重めでもあった。一般ユーザーが手軽に汎用できるようなモノではなかった。
だが、このWebカメラ用アームスタンド 200-DGCAM021は2480円。机の端にちょいとクリップして使えるし、先端には既に自由雲台が装着されている。また若干余談ではあるが、この自由雲台を取り外すとカメラ取り付け用のネジ(1/4-20UNC)が現れ、底面に同サイズのネジ穴を持つ自由雲台などを装着することができる。つまり好みの雲台が使えるアームなのだ。
う〜ん……安いし、汎用的。イロイロと活用できそう。
実際に汎用してみたらけっこー便利。たとえば、先端にWebカメラを装着し、ちょっとした紙書類などをメモ的にスキャンするのにイイ。あるいはスマートフォンを装着し、やはり紙書類などを連続スキャン的に撮影していくのにもイイ。スマートフォンを装着してのビデオチャットなんかにも向く。
やはり先端に自由雲台が付いているのが強みだ。汎用性が高い。そしてけっこーツカエル。
ビデオ会議時のWebカメラ固定用に買ったWebカメラ用アームスタンド 200-DGCAM021であり、当初の目的としては大きめゴツめであり、内心「もったいないけど邪魔だから捨てちゃおうかな」とか思っていた。のだが、使い始めたらアラ便利〜♪ ほかにもいろいろツカエそうなので、さらにこのアームを活用してみようと考えている。
てな感じの3品。そーんなにはお金をかけずに、もしかしたらオンライン会議のクオリティがグッと上がるかもしれないので、ぜひ吟味してほしい。