スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
Apple限定販売のQi対応カーチャージャー!!! 便利or不便、さぁどっち!!!
2020年7月13日 06:00
「Scosche MagicGrip Freeflow Wireless Charging Vent Mount」を買ったョ!!!
クルマで使うスマートフォン用充電器を物色していたら、ちょいと良さげなのを発見。Scosche(スコーシュ)の「Scosche MagicGrip Freeflow Wireless Charging Vent Mount」である。俺に搭載されたガジェット・センサーが好反応を示したのでズギャッと購入した。
ちょい良さげ〜♪ と思ったのは、まずQi対応であること。ワイヤレス充電はフツーに便利。ワイヤレス充電器が使えない環境になって初めて「うぁ〜充電ケーブル接続面倒臭ぇ〜」となることを思い出すと、フツーどころか超便利と言えよう。ちなみにこのチャージャー、Qi対応端末以外では実質的に使用不可能となる(理由は後述)。
それからエアコンの吹き出し口を塞がないこと。エアコン吹き出し口には取り付けるものの、その取り付け部が吹き出し口からの風の流れを極力妨げない形状になっているのだ。
他、角度や向きを自由に変えられそうなのも良さそう。そして以前に衝動買いした「Scosche BaseLynx Modular Charging System Kit」が、その後やっぱり超役立っているということもあり、「スコーシュ製品ならイイかも」と購入に至ったのであった。
てなわけで今回は「Scosche MagicGrip Freeflow Wireless Charging Vent Mount」のレビューをば。でも、とりあえずココで俺的結論を書いちゃうと、Qi対応iPhoneを使用中ならかなり便利な感じ。ただし、前述のとおりQi充電非対応端末では一切使用できない。これを便利と思うか不便と思うか、さぁどっち!!! みたいな?
どんな感じのチャージャーなのか?
まずは「Scosche MagicGrip Freeflow Wireless Charging Vent Mount」の概要から。と言っても、Qi対応のカーチャージャー・ホルダーって感じで、至ってシンプルな内容だ。なので、パッケージ同梱品を写真と説明文でチェックしていこう。
チャージャー本体は2つの関節を持つアーム式。各関節は自由に回転しつつ、全方向にある程度傾けられる。ので、車両にセットした後、iPhoneの画面の縦横や画面の向きを比較的に自由に変えることができる。これも写真と説明文で見てみよう。
ちなみに、エアコン吹き出し口へのセットは、本体側のゴムのくちばしのようなセット部で、吹き出し口のルーバー(風向きを調節する羽根)を挟むタイプ。これも写真と説明文で見てみよう。
「Qi対応」というより「Qi充電対応スマートフォン専用」のチャージャー
このカーチャージャーは端末をセットすると自動的に端末を挟んで固定する。端末セット部にあるQi充電台が、Qi充電対応端末を検知すると、端末を挟んで固定すると同時にQi給電を開始する。なのでQi充電に対応しないスマートフォンを載せても、チャージャー側は挟む動作が行われない。Qi対応スマートフォン以外セットできないというわけだ。
ちなみに、手持ちのQi充電対応iPhoneは全部問題なくセットできた。また、最大サイズとなるiPhone 11 Pro Maxにバッテリー内蔵純正ケース「Smart Battery Case with Wireless Charging」を装着した状態でもホールド可能。
それから、Qi充電対応であるGoogle Pixel 3 XLもOKであった。さらにはQi充電対応のパナソニック製モバイルバッテリー(Qiでモバイルバッテリーを充電できる製品)をセットしても挟んで固定してくれつつQi充電してくれた。
ところで、チャージャーからスマートフォンを取り外す時はどうするの? 俺もなんかこー、電動のホールド部が開いて端末を離すような、ボタンかセンサーがあると思った、のだが、ちょっと違った。基本的には端末をグイッと引き抜くことになる。
チャージャー側のQi給電部からスマートフォンが離れてQi給電が止まると、それに合わせてホールド部が電動で開くというしくみにはなっている。のだが、実際に操作すると“端末を引き抜いた直後にホールド部が電動で開く”という結果になる。ので、このチャージャーからスマートフォンを取り外したい時は、スマートホンを引き抜く!!! すると、な〜んか直後にホールド部も開いたョ!!!
てなわけだが、その様子を動画で見てみよう。
ホールド力は十分強く実用的で、まあ引き抜く動作もコツを掴めば簡単。ホールド解除のボタンやセンサーがあると、それに触れての誤動作も考えられるので、まあこのシクミは合理的と言えば合理的。だが、なーんかこう、もうひと工夫して、引き抜くとか力づく的なアクションではない、なんつーかスマートな操作感にして欲しい、とか思っちゃう俺なのであった。
エアコン吹き出し口を塞がず、空気の流れを妨げない!?
最後に、このカーチャージャーがエアコン吹き出し口からの空気の流れを妨げないかどうかについて。例えば普通一般のルーバー取り付けタイプのホルダーやチャージャーの場合、スマートフォンが吹き出し口の手前に来がちなので、エアコンの空気の流れをかなり妨げてしまう。
そして俺の場合、常用のスマートフォンはiPhone 11 Pro Max。デカい端末なので、エアコン吹き出し口からの空気の流れを盛大に妨げてしまう。さらにエアコンから吹き出す空気により、夏は端末がヒエヒエに、冬はホカホカに。なーんかモヤモヤするのであった。
しかしこのチャージャーの場合、ルーバー取り付け部に一工夫ある。空気の流れを妨げない形状になっているのだ。
なかなかイイ感じの工夫♪ でもiPhone 11 Pro Maxだとどうなのかな〜? 実際に試してみたので、写真と説明文で見ていこう。
てな感じの「Scosche MagicGrip Freeflow Wireless Charging Vent Mount」。Qi対応スマートフォン専用となるが、車両への取り付けの自由度も高く、細かな工夫もなかなかイイ感じで実用性につながっており、Qi充電はやっぱり便利♪ 興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。