Android 2.3になった「MEDIAS」

2011年9月27日 06:00
(関口聖)

 発表時点からバージョンアップの予定が案内されてきた「MEDIAS N-04C」で、9月22日、ついにAndroid 2.3へのバージョンアップが可能になった。あわせて新たなアプリの追加、Wi-Fiテザリング機能への対応なども用意されているが、関口としてはAndroid 2.3で盛り込まれたアプリ実行環境の改善に期待していた。

 というのも、これまではspモードメールアプリなどを操作する際、もたつく場面がそれなりにあり、メールでのやり取りがやや煩雑に思えることもあったから。そこで22日午後にAndroid 2.3へのバージョンアップを実行したところ、spモードメールアプリに限らず、各種アプリの起動・切り替えが快適になったようだ。これまでは、ホーム画面上のタスクキラーウィジェットに頼る場面がそこそこあったのだが、2.3にバージョンアップしてから、そのあたりを意識しなくなった。

 ユーザーインターフェイスでもいくつか変更点が見られ、「新しい環境になった!」と新鮮さを味わっていたのだが、その日の内に不具合が発覚し、バージョンアップが一時中断されることになった。

 本稿執筆時点(9月26日)でもまだ不具合は解消されていないが、FeliCa機能(おサイフケータイ)の利用に問題がある、とされている。確かに「モバイルFeliCaクライアントが予期せず停止しました」というメッセージが時々表示されたり、EdyやモバイルSuicaのウィジェットでの残高参照やそれらのアプリが利用できなかったりする。一方、リアルではどうかと言うと、関口の場合、モバイルSuicaによる改札の通過やオートチャージ、一部コンビニでのiD決済(Suicaなどとの共用リーダーライター)は利用できたものの、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」が描かれたリーダーライターでのiD決済、あるいはJR東日本駅構内にあるSuica用ポスターでのコンテンツ誘導、といった場面では利用できなかった。

 以上はあくまで関口個人の状況で、もしかしたら人によって不具合の状況は異なるのかもしれないが、現状は複数のICカードをスマートフォンとともに持ち歩いているような形で、おサイフケータイのメリットのうち、リアルタイムの残高確認やチャージ、新規アプリの追加、FeliCa経由での通信などは使えない。おサイフケータイ関連の不具合は、フィーチャーフォンでもないわけではなかったが、関口自身、日常生活の中で体験するのは初めて。おサイフケータイ機能に限った話ではないが、こうした不具合はやっぱり不安が募る。できるだけ早く解消して欲しいところだ。

 


1000円超の有料ホームアプリ「SPB Shell 3D」を試す

1000円超の有料ホームアプリ「SPB Shell 3D」を試す

2011年9月22日 06:00
(日沼諭史)

 スマートフォンで有料アプリを購入するとき、数百円程度であれば抵抗感はそれほど大きくないものの、4桁の金額だとさすがに慎重にならざるを得ません。趣味のゲームアプリや、明らかにコンテンツに価値があると考えられる辞書アプリならばともかく、実利が伴うかどうか判断のつきにくいカスタマイズ系アプリ、それもホームアプリとなると、有料で、ましてや1000円を超えるとなれば購入を躊躇するのも無理はないといえるのではないでしょうか。

 そう考える一方で、それだけの金額なのだから期待してもいいはず、と思う気持ちがあるのも事実。3D CGでぐりぐり動く、ちょっぴり次世代を先取りできそうなインターフェイスとなれば、否応にも興味をそそられるわけです。そんなホームアプリが「SPB Shell 3D」。スクリーンショットやユーザーの評価コメントなどを読んだだけでは実際のところはわからない。やはり試してみないと、ということで、思い切って購入してみました。1199円なり。

スクリーン選択画面。画面をドラッグすることで回転させることができる

 アプリ名に“3D”の2文字が入っているとはいえ、ホーム画面が従来とそれほど異なるようには感じられません。初期状態のスクリーン数は5つで、それぞれに比較的大きめのウィジェットが配置されていたり、インストール済みアプリのアイコンなどがいくつか見えます。左右フリックによるスクリーンの切り替えはスムーズですが、かといって3Dっぽさをことさら強調するような演出があるわけでもないのです。

 ところが、ホーム画面の下部中央にあるボタンにタッチしたとたん、全スクリーンが環状に立ち並ぶ3D画面になめらかに遷移し、ようやく本領を発揮し始めます。ドラッグ操作で回転させて目的のスクリーンにタッチすればその画面にホームが切り替わる、いってみれば単なるスクリーン選択画面ですが、そのまま触れずに放っておけば、各スクリーン内に配置されているウィジェットをデモ風に3D CGでアニメーション表示してくれます。「SPB Shell 3D」で最も3D CGらしさを体感できるのはこの画面でしょう。また、ホーム画面の右下にあるアイコンにタッチするとドロワーが起動します。残念ながらアプリをカテゴリー分けするような機能はありません。ただ、そのアプリがホーム画面に配置済みかどうかがわかるマークや、iPhone風にアプリアイコンを選択するだけでアンインストールできる機能があり、必要なアプリと不要なアプリを選別するのに大変便利です。

数秒間放置するとデモ風に自動で3D CGアニメーションが表示される

 アプリ名から受ける印象で3D CGアニメーションのリッチさに期待しがちではありますが、実際のところは、専用の多彩なウィジェットが用意されていることがウリではないかと思われました。音量やWi-Fi、Bluetooth、エアプレーンモードなどのON/OFF切り替えウィジェットや、バッテリー残量、電波強度の表示といった各種ステータス確認ウィジェット、通話・メール履歴、時計・カレンダー、天気予報にFlickrのウィジェット、さらにはアプリのグルーピングが可能なウィジェットなどなど、さまざまな種類が用意されています。スクリーン数は最大16まで設定できるため、それらのウィジェットをフルに配置しても困ることはありません。たしかにAndroidマーケットで公開されている通常のウィジェットを寄せ集めれば同じような機能を実現できるとはいえ、ホームアプリにマッチしたグラフィカルなデザインで統一できるという“気持ちよさ”は、「SPB Shell 3D」ならではのものではないでしょうか。

 1199円も支払ったんだから、という貧乏性が影響していることは否定しませんが、前回の「GO ランチャー EX」と同様、カスタマイズしていくことでどんどん使いやすくなりそう、という予感は大いにあります。どちらをメインに使うべきか、しばらく悩む日々が続きそうです。

スクリーンの追加・削除も3D画面上で行える 専用ウィジェットの選択画面。どれもホームアプリのデザインにマッチしたものばかり
ホーム画面に配置した天気ウィジェット。雲や雨がリアルにアニメーション表示する 世界時計ウィジェットをタッチすると、回転する3D CGの地球が大きく表示される
時計ウィジェットのデザインは数十種類から選べる ドロワーではiPhone風にアプリアイコンを選択してアンインストール可能

高解像度が気になるGALAXY Tab 7.7

高解像度が気になるGALAXY Tab 7.7

2011年9月21日 06:00
(山根康宏)

 今年の筆者は9月にも展示会取材があったことで、4月を除き毎月海外に出る生活が続いている。GALAXY Tab SC-01Cは旅行ガイドに便利と以前書いたが、飛行機のEチケット控えやホテルの予約書などをカウンターで見せるときも便利だ。この手の書類はすべてEvernoteに保管しているのでスマートフォンでも見ることは可能なのだが、やはり画面は大きいほうが相手の人も見やすいというもの。もちろん10インチのタブレットのほうがさらに見やすいだろうが、持ち運びやすさを考えるとやはり筆者には7インチクラスがベストだ。また厚みを感じさせるGALAXY Tabのデザインも、旅先で急いで取り出したりするときにカバンからの出し入れが実はしやすい。海外での発売からほぼ1年になろうとしているが、まだまだ現役端末として使いまくっていくだろう。

 だが9月に新しく発表されたGALAXY Tab 7.7にも少し心が揺れている。本体のサイズは縦が6.6mm、幅が12.5mmアップ、薄さは4.1mmダウン。若干表面積が大きくなったが、重量はマイナス45gで335gと軽くなった。この約50gの差は片手で持ちながら歩くときに今よりも楽になるだろう。旅先ツールとしてはこの軽量化は大きな魅力だ。

 また画面が1280×800ピクセルと高解像度になったのも気になるところ。前回紹介したデュアルウィンドウのブラウザを使うときなど、これだけの解像度があればより便利に使えるだろう。普段でもGoogleマップを使って初めての海外の都市を歩き回るときなど、もっと解像度が高ければと思うだけにGALAXY Tab 7.7のスペックは悩ましいところなのだ。日本ではGALAXY Tabの10.1版が出るようだが、できればこの7.7も追加してもらいたいもの。10インチクラスのほうが確かに動画や電子マガジンを見る用途には向いているのかもしれないが、7インチクラスの端末は手軽に持ち運べるという大きなメリットもある。さまざまなサイズのタブレットを自由に選べるようになれば、タブレットユーザーももっと増えるんじゃないだろうかと思うところだ。


SH-12Cで撮った写真をEye-FiカードでPCに転送

SH-12Cで撮った写真をEye-FiカードでPCに転送

2011年9月20日 06:00
(村元正剛)

 最近、以前から気になっていたものを、ようやく入手した。Wi-Fi内蔵のSDカード「Eye-Fi」だ。本誌の読者なら、すでにご存知であろうが、デジカメで撮った写真をワイヤレスでPCに転送できる便利なメモリカードだ。

 8GBの「Eye-Fi Mobile X2」を購入すれば、専用アプリを使ってスマートフォンのカメラで撮った写真をWi-Fi経由でPCにバックアップできることはもちろん、デジカメで撮った写真をダイレクトにスマートフォンやiPadにも転送できると聞き、「これは欲しい!」と、長く“買い物リスト”に加えていたアイテムだ。

 しかし、値段は安くはない。筆者は大手量販店で7980円で購入したが、それだけあれば格安のデジカメだって買えるだろう。8GBのSDHCカードは、いまやメーカーを選ばなければ数百円で入手できる。というわけで二の足を踏んでいたのだが、実際に使っている知人から「めちゃくちゃ便利だよ」という話を聞き、思い切って購入した次第だ。

普段は愛用のデジカメNEX-5にEye-Fiカードを装着して使っている

 結論を先に言えば、Eye-Fiカードの満足度は◎。もうすでに、7980円が高いとは感じていない。

 筆者は現在iPhone 4とAQUOS PHONE SH-12Cの2台のスマートフォンを使っている。iPhone 4はそもそもPCとの接続を要する機会が多いので、その際に撮影した写真をPCに取り込んでおり、その作業はさほど苦にならない。AndroidのSH-12Cは、普段はPCに接続する必要がないため、わざわざUSBケーブルでPCにつなげて写真を取り込むのが手間に感じていた。

 この「Eye-Fi」を使うと、バックアップしたい写真だけを選んで簡単にPCに転送でき、もちろんiPhone、SH-12Cどちらからでも利用可能。筆者はメインPCとしてMacを使っているのだが、PCに転送された写真は、Macにバンドルされている写真管理ソフト「iPhoto」に自動的に読み込むようにも設定できる。デジカメであろうがスマホであろうが、撮った写真が勝手にiPhotoに入り、しかも撮影日ごとにフォルダ分けされるのは非常に快適。

Androidマーケットから無料でダウンロードできる「Eye-Fi」というアプリを起動し、PCに転送したい写真を選択して、「シェア」から「Eye-Fi」を選択するだけ 撮影した写真を自動でアップロードするようにも設定できる
スマートフォンで撮った写真がWi-Fi経由で自動的にPCに読み込まれる。複数台のスマートフォンやタブレットを登録可能

 デジカメで撮った写真のスマートフォンへの転送設定も、実に簡単だった。あらかじめPCの専用ソフトで「ダイレクトモード」をオンにし、送信先をスマートフォンに設定するだけ。デジカメで撮影されてEye-Fiカードに保存された写真がスマートフォンに転送され、Androidの「ギャラリー」に「Eye-Fi」というフォルダが作られ、そこに収まる。まだ試してはいないが、家族や友人と旅行に行く機会があれば、iPadに転送する設定にして、みんなを驚かせたいと企んでいる。

デジカメに装着したEye-Fiカードに保存された写真をスマートフォンに転送する「ダイレクトモード」にも設定可能 デジカメからスマートフォンに転送された写真は「ギャラリー」の「Eye-Fi」フォルダに収まる

 こうした機器連係のツールやアプリは、設定が難しかったり、対応機器が限定されていたりすることが多いように思う。Eye-FiカードはMacでもWinodowsでも、そしてiPhoneでもAndroidでもほぼ同じように簡単に利用できるのがうれしい。こうした製品は、どんどん増えてほしいものだ。


Xperia acroの「Facebook Inside」が便利!!

Xperia acroの「Facebook Inside」が便利!!

2011年9月16日 06:00
(石野純也)

 「Xperia acro SO-02B」には、「Facebook Inside」が搭載されている。これは、その名のとおり、Facebookと端末を密接に連携させる機能のこと。お知らせがロック画面に表示されたり、アップロードした写真・動画をギャラリーから参照できたりと、公式アプリを補うさまざまな機能が含まれているのが特徴だ。ほかにも、主に以下のようなことがFacebook Insideで実現する。

  • 再生中の音楽に「いいね!」をつけられる
  • 友人・知人の誕生日をカレンダーに登録できる
  • 「メディア検索」というアプリで、友人・知人が紹介した音楽や動画を一覧化できる
  • 電話帳にFacebookの友人を登録し、直接電話発信やメール送信ができる

 この中で、特に便利だと感じているのが、ギャラリーの連携。写真や動画が単に見られるだけでなく、コメントまで書きこめる。「いいね!」を押してくれたユーザーのアイコンも表示される仕掛けだ。自分のアップロードした写真を改めて見返したいとき、公式アプリだと、まずアプリを起動し、戻るキーでお知らせのあるページを表示させ、そこから「写真」を選び、さらにアルバムを選択するという複雑な手順を踏まなければならないが、Facebook Inside導入済みのXperia acroならギャラリーでフォルダをタップするだけだ。気軽に表示できるため、時間が経ったあと、写真を見返す機会も増える。その際に、過去のコメントを見てみるのも意外と面白いものだ。

ギャラリーからFacebookにアップした写真を表示でき、コメントも加えられる
ロック画面にお知らせの数を表示できる
同期が不要なものだけを外すことも可能。「設定」の「アカウントと同期」で「SonyEricsson端末用Facebook」を選び、チェックをオフにすればよい

 また、当然ながらロック画面にお知らせが表示される機能も、操作の効率化につながる。前回、このコーナーでおサイフケータイを紹介したが、Xperia acroは、iDで決済すると画面が自動的に点灯する。この仕様のおかげで、支払いのときにお知らせがあるのが分かり、レジを離れたあとすぐにFacebookをチェックできる。メールやWebなど、利用頻度の高い機能を使うついでに気づけるのもうれしい。取りこぼしがやや多く、お知らせが消えるタイミングがよく分からないのは難点だが……。

 ちなみに、カレンダーとの連携はオフにした。理由は、Facebookでの友人がすでに239人になっているため。オンにしていると2日に1回以上は誰かの誕生日となり、必要な予定が見づらくなってしまう。毎日お祝いしたいところだが、さすがにこの頻度だとちょっと厳しい(笑)。電話帳との連絡先共有も、標準アプリのアカウントに任せている。Facebook Inside側で同期すると、なぜか電話番号などの必要な情報が取れなかったからだ。何度トライしてもダメだったので、アプリかFacebookのどちらかに問題があるのかもしれない。ソフトウェアが不安定な部分も見受けられるので、今後のアップデートには期待したい。

 Facebook Insideは、Xperia acroだけでなく、ソフトウェアアップデートを適用した「Xperia arc」や、8月に発売された「Xperia ray」、昨日発表された「Xperia PLAY」でも利用できる。さすがにWindows PhoneのPeopleハブ並みとはいかないが、Facebook Insideもかなり作りこまれており、部分的には超えているところもある。現時点ではまだ発展途上とはいえ、写真や音楽といったコンテンツが、コミュニケーションの活性化につながるという意味で、Facebook Insideはまさにソニー・エリクソンが掲げる「コミュニケーション・エンターテインメント」そのものだ。これらの端末を持っているFacebookユーザーが、試す価値はあると思う。


そしてたどり着いた「b-mobile Fair」

そしてたどり着いた「b-mobile Fair」

2011年9月12日 06:00
(白根雅彦)

 シンガポールから個人輸入したSIMフリーのiPhone 4をドコモ回線で使い始め、もう1カ月半ほどになる。ドコモの料金システム上、iPhone 4でドコモ回線を使うと、パソコンからの利用と同じ扱いになるので、その利用料金は1万円以上と少々高くついている。ケチ野郎として定評あるわたしとしては、このまま使い続けることはこの矜持が許さない。

b-mobileのデータプリペイドSIMは契約不要で一部量販店でも買える

 通話をしないのであれば、ドコモの「定額データプラン フラット バリュー」を使う手がある。こちらは月額5460円+プロバイダ料金(315円~)。しかしドコモの回線を使うMVNOであるb-mobile(日本通信)を使えば、いくつか制限がつくものの、さらに安く済ませることが可能だ。

 SIMフリーiPhone 4で使えるb-mobileのデータ専用サービスとしては、テザリング時のみ300kbpsに制限される「b-microSIM プラチナパッケージ」(月額5280円)、常時300kbpsに制限される「b-microSIM U300」(月額2980円)、1チャージ30日もしくは転送量1GBの「b-mobile 1GB定額」(1チャージ3100円、初回のみ3480円)、1チャージ120日もしくは転送量1GBの「b-mobile Fair」(1チャージ8350円、初回のみ9800円)の4つがある。

 さらにプラチナパッケージとb-mobile Fairのそれぞれには、音声通話機能付きの「talking b-microSIM プラチナサービス」(月額6260円)、「talking Fair」(月額1290円+1チャージ8350円、初回のみ9800円)というプランもある。音声通話機能付きだと契約申し込みが必要になるが、いずれのサービスもmicroSIMでの提供もある。

 どの料金体系が良いかは、利用する人によるだろう。結論から言えば、わたしは自分には「b-mobile Fair」がベストだと判断した。音声通話ができないデータ専用サービスだが、わたしは緊急地震速報のためにフィーチャーフォンを持ち歩いているので、いまのところiPhone 4側の音声通話は必須ではない。

 1チャージが120日もしくは1GB、という設定も、わたしにとっては絶妙だ。わたしはライトユーザーとは言えないが、自宅で仕事をすることが多く、外出先で長時間ネットを使うことはそれほど多くない。利用明細を見ると、ここ半年の月あたりの転送量は100~400MBほどだ。その月ごとの仕事の忙しさや引き篭もり度合いにより転送量は大きく変動しているが、だいたい平均250MB以下である。

データ通信用SIMだと何故か電波強度を示すアンテナが表示されない

 3カ月以内に1GBを使い果たすようなペースだと、1GB定額のほうがお得になるが、過去の利用実績から見ると、わたしはギリギリFairがお得となる見込みだ。もしテザリングを多用するとかで利用量が多くなるようならば、Fairを使い切った時点で1GB定額なりに買い換えれば良い。その時々に応じて、チャージする種類を選べれば便利なのだが、そこまで言うのは贅沢かもしれない。

 b-mobile Fairは120日間有効なので、継続利用時の最安なら月額2088円くらいでiPhone 4を運用できることになる。スマートフォンのデータ通信料金としてはかなり安い。上限を気にする必要のない月額定額制に比べると、容量チャージ型のプリペイドはストレスフリーとは言えないが、しかし多少のストレスを感じながら帯域を節約することで安くなるならば、それはそれこそ「Fair」だとすら感じる。まぁ、わたしの場合、これまでどおりで良いのだから、ストレスもないわけだが。

 そしてFairであれば、音声通話付きのtalking Fairを利用するという手もある。こちらは月額1290円+最安2088円、つまり3378円からとなる。留守番電話オプションを付けても3693円だ。実はこれ、ソフトバンクのiPhone 4を一括で支払ったときの月月割適用後の月額料金(約3791円)よりもわずかに安い。ソフトバンクのiPhone料金(月月割適用後)もたいがい安いと思うが、転送量制限があるとはいえ、ドコモ網のMVNOを使ってさらに安くなるのはなかなかスゴイところだ。

 ただ、せっかく使い始めたb-mobileだが、近いうちに登場すると噂されている次期iPhoneもひとつの問題となってくる。ソフトバンク版しか手に入らなかったりすると、せっかくのb-mobileも使わなくなってしまい、そのまま使用期限が過ぎてしまいかねない。b-mobileはドコモのAndroid端末でもロック解除せずに利用できるので、いまのチャージが完全に無駄になることはないと思うが、しかし次期iPhone発売時には、SIMフリー版を早期に入手できるよう、かなり頑張らないといけないようだ。


ソーシャルサービスを1つのアプリで

ソーシャルサービスを1つのアプリで

2011年9月6日 06:00
(関口聖)

 スマートフォンに切り替えて、困ったことがいくつかある。その1つがアプリをどんどんインストールしてしまうと、容量が足りなくなってしまうこと。もう1つが写真をTwitterなどのソーシャルサービス向けに投稿しようとするのがフィーチャーフォンよりやや面倒になったことだ。

 容量については、機種変更直後、ちょっとでも見聞きしたアプリをどんどん入れていったら、いつの間にか「足りません」と警告を受けるようになったので、ちょっと整理することでなんとかしのいでいる。また、写真の投稿については、これまでフィーチャーフォンでは写真をメールに添付し、投稿用メールアドレスを複数設定する(Pのケータイではこれも事前登録でひとまとめにできた)ことで、手軽に利用していたが、スマートフォンでは1つのサービスに1つのアプリが用意されていたので、どこへ投稿しようか迷うハメになっていた。

Seesmicの写真・動画関連の設定メニュー

 どちらの事態も、スマホなら便利に解決できるアプリがあるのでは? と思い、いろいろと探している。誰もが思いつくであろう解決策で、すぐ手を出せるものとして導入したのは複数のSNSに対応したクライアントアプリ。これまでTwitterは、「Twicca」(容量2.86MB)というアプリを利用していたけど、新たなアプリはTwitter、Facebookに対応したものから選び、TwitterクライアントやFacebookクライアント(同5.06MB)はいったんお役ご免に。

 最初に「HootSuite」というアプリを使い始めた。なるほど、1つのアプリでTwitter、Facebookをスムーズに閲覧できる。さらにFoursquareも利用できるのがイイ。アプリ容量は2.75MBで、これまでより削減できたので、これは便利……と思っていたが、写真は、HootSuite専用サービスに投稿されるよう。関口は、たとえばFacebookに投稿した写真はFacebook内にストレージされたほうがいいなーと思っていたので別アプリを探すことにした。そこで見つけたのが「Seesmic」(4.94MB)というアプリ。こちらはFacebookとTwitterなどに対応し、写真・動画の投稿先をTwitPicやyFrog、YouTubeなど、ある程度選択できる。

 閲覧だけならブラウザが一番いいのかもしれない。実際、Facebookはブラウザ版もそこそこいい。しかし、写真投稿となると、ちょっと頭を悩ませる。またこうしたアプリでは、TwitterやFacebookへの対応が中心となるようだが、mixiも利用できるようになったら嬉しいところ。

 そして困ったことの1つ、アプリ容量については、劇的な改善ができたわけではないが、多少は減らせたと思っていた。しかし、9月1日から提供されているドコモの英単語学習アプリを購入したところ、そのファイル容量は15MBほどあった。アプリの性質上、それくらいあって当然だろう。だが、ちょっと遠くを見つめに行きたい気分にはなったのであった。

 


Androidの無料ホームアプリ18本を試した結果

Androidの無料ホームアプリ18本を試した結果

2011年9月2日 06:00
(日沼諭史)

 Android端末を使っていると一番触れる機会が多いアプリといえば、ホームアプリ。もしかするとホームアプリを意識せずに使っている人も多いかもしれませんが、端末のホームボタンを押すと表示されるもので、PCでいえばデスクトップ、フィーチャーフォンでいえば待受画面とメインメニューにあたるものです。おおざっぱに言うと、他のアプリを起動したり、壁紙やウィジェットを表示するためのインターフェイスを提供しているのが他ならぬホームアプリなのですね。だから、ホームアプリが変わればドロワー(アプリ一覧)の見た目が変化したり、操作方法が変わってくる、ということもあるわけです。同じスマートフォンでも、iPhoneのホームはアプリアイコンがマトリクス状に並ぶだけの画面でカスタマイズ性はほとんどありません。開発者次第でホーム画面をいかようにもできるのがAndroidの魅力の一つではないでしょうか。

今回試したホームアプリ18本(Xperia標準のホームアプリを含む)の画面をずらりと並べてみた

 わたしの場合、環境設定にこだわりがちな性格なもので、Xperia acroを手に入れたとたん、自分なりに使いやすくカスタマイズしたいという欲求がふつふつと湧き上がってきました。実は、これまでも業務上でAndroid端末をいくつか触れる機会があり、そのたびになんとなく気分で「ADW.Launcher」というホームアプリをインストールしてきました。Xperia acroにももちろん同じようにインストールしたのですが、日々使い込んでいくにつれ、ドロワーでのアプリ管理機能に若干の違和感や物足りなさを感じるようになってきていました。

 やはり満足のいくホームアプリで自分好みにカスタマイズしたい! Androidマーケットにアクセスして「ホーム」や「ランチャー」などのキーワードで検索すれば、山ほど、ではないにしろ、それなりの数のホームアプリが見つかります。とはいえ、アプリの説明を読むだけでは機能の全貌や使い勝手はわかりません。やはりすべて試してみないと、ということで、目に付いたホームアプリを片っ端からインストールしてみました。

 試したホームアプリは合計18本。戸惑うほど機能が盛りだくさんのものから、割り切った作りの簡素なものまで、それぞれに個性豊かなアプリばかりでしたが、その中でも特に“これは”と思えたアプリは「GO ランチャー EX (Go Launcher EX)」のみ。次点はこれまで使っていた「ADW.Launcher」でした。

長い間断続的に使っていた「ADW.Launcher」のホーム画面
・多彩なカスタマイズ機能
・見た目を変更できる“テーマ”が多数リリース
こちらは初期状態の「GO ランチャー EX」のホーム画面
・多彩なカスタマイズ機能
・スクリーン切り替え時等のトランジション効果
・アプリ管理機能が充実

 今回いくつものホームアプリを同時に試すうえでは、ある程度客観的に評価するべく、Excelで機能比較表を作成して臨みました。18本もあれば甲乙つけがたいアプリがいくつも並ぶのではないかと思っていたところ、意外にも「GO ランチャー EX」が他より頭一つ抜きん出る結果となりました。設定できるスクリーン数が最大30とずば抜けて多く、他のホームアプリが備える機能をひと通り網羅し、カスタマイズ性は最も高い部類に入ります。ただ、個人的にはそういった点より、ドロワーでのアプリ管理機能のスマートさが最大の魅力に思えました。

 アプリをiPhone風に“フォルダ”ですんなり分類できるところや、一覧をアプリ名順やインストール順で並び替えられるところ、さらには過去に使用した履歴からアプリを起動したり、起動中のアプリのみを一覧できるなどタスクマネージャー風の機能まで備えていて、しかもそのどれもが“よく使う”機能なのです。Androidマーケットで一番人気のホームアプリであることにもうなずけます。しばらくはこの「GO ランチャー EX」を使い続けてみるつもりですが、有料のホームアプリにも気になるものがあるので、次回はそちらを試してみようかな、と思っています。

「GO ランチャー EX」のドロワー画面ではアプリをiPhone風にフォルダ分けして管理できる スクリーン切り替え時の多彩なトランジション効果も「GO ランチャー EX」の特長の一つ

【今回試したアプリ】
GO ランチャー EX (Go Launcher EX)
https://market.android.com/details?id=com.gau.go.launcherex
ADW.Launcher
https://market.android.com/details?id=org.adw.launcher
Mr.Home(Better ADW)
https://market.android.com/details?id=com.mrapp.awhome
スマートホーム(for 2.1~)
https://market.android.com/details?id=jp.smartcheck.home_s
LauncherPro
https://market.android.com/details?id=com.fede.launcher
For 2.2+, Tag Home(Launcher)
https://market.android.com/details?id=com.stain46.taghome22
きせかえtouch for Android Market
https://market.android.com/details?id=com.acrodea.kisekaetouch.am
dxTop Lite : Home Alternative
https://market.android.com/details?id=com.android.dxtop.demo.launcher
Crazy Home Lite
https://market.android.com/details?id=com.cdproductions.apps.crazyhomelite
keeworld ホーム lite
https://market.android.com/details?id=com.saora.keeworlddemo
HomeChange
https://market.android.com/details?id=jp.co.indexweb.idxhome
キセカエADVANCE
https://market.android.com/details?id=jp.co.techfirm.kisekaeadvance
Home++ beta
https://market.android.com/details?id=mobi.intuitit.android.x.launcher
MAGIC・ザ・ランチャー SD
https://market.android.com/details?id=com.btdstudio.magiclaunchersd
Simple Home (Lite)
https://market.android.com/details?id=org.guesswork.simplehome.lite
HAPPY!きせかえ@HOME
https://market.android.com/details?id=com.digimerce.happyKisekaeHome
ジンジャーブレッドランチャーは無料QHD
https://market.android.com/details?id=com.devhostfree.launcher