スマートフォンのアプリについて徒然なるままに
![]() |
| 撮影画像サンプル。メール添付した画像を90度回転させたもの。2448×3264ドット |
休日、墓参りのついでに山の中に分け入り写真撮影を敢行し、そのまたついでに温泉に行った。
道中の車移動はGoogleマップのナビ機能で、昼食は食べログのアプリで決定し、さらに付近の情報をGoogleで検索して撮影場所を選定、近くの温泉はBIGLOBEの温泉天国アプリを利用した。車の中で充電しながら使っていたこともあってスマートフォンをフル活用して一日過ごした。意識的に過ごそうと思ったわけではなく、行き当たりばったりなので必然的にモバイルを活用することになったのだ。
Googleマップのナビは、着実に機能が向上している。最近のバージョンアップによって、トンネルに入ると自動的にナイトモードに切り替わる機能が用意され、視認性が増してさらにカーナビらしくなった。食べログのアプリは、以前利用していた端末ではアプリが途中で停止してしまうことも多かったのだが、GALAXY S II WiMAXでは快適に使えている。現在地付近の店舗に絞って検索できるので楽ちんだ。
デジタルカメラで撮影しながら、同時にGALAXY S II WiMAXのカメラでも撮影した。雨が降っていたので、ポケットからサッとカメラを出し、すぐにしまう。カメラの起動も比較的速いので快適だ。食事の写真を撮るときも、このキビキビした動作が助かる。撮影した写真はInstagramを利用してソーシャルサービスと連携させた。「温泉天国」も現在地周辺の温泉を探すのに大変便利で、特に、日帰り入力施設だけを探したり、料金やタオルなどの有無を調べたりするのに重宝する。
自分の行動にマッチするアプリを適切なタイミングで利用することで、スマートフォンは文字通りスマートなデバイスになる。その一方で、適切なタイミングで利用できないと、いつも以上に不便に感じる。
![]() |
![]() |
| Googleマップ ナビ | 食べログ |
たとえばそれはバージョンアップだ。マクドナルドでかざすクーポンを利用する、Run&Walkアプリを使ってサイクリングに出る、アプリ起動とともに更新を要求され、アプリがそれ以外の操作を受け付けなくなることがある。使いたいときは今この瞬間なのに、その瞬間に突然大きな壁が立ちはだかったような気がする。更新自体が悪いわけじゃない、タイミングの問題だ。1回使ってから更新できたら、そんな気持ちにならないで済むのに。
そうかと思えば、Facebookアプリのようにちょこちょこと使い方が変わるせいで、すっかり使いこなすことに疲れてしまったアプリもある。なかなかバランスが難しい。
![]() |
![]() |
| 温泉天国 |
韓国でパケット通信ができなかった件、実は……
前回、韓国でパケット通信ができなかった一件を書かせていただきましたが、その記事を読まれた読者の方から「PRLの更新をしなかっただけでパケット通信ができないのはおかしい」という指摘がありました。また、KDDIの方からも、「エリア圏外だったという可能性もあるので調べてみましょうか」とお電話をいただきました。在圏ログを調べると、パケット通信が可能なエリアにいたか、いなかったかが分かるということで、せっかくなので調べていただくことにしました。こういうのって役得ですね。
その結果、残念ながら私は現地のネットワークで、パケット通信のできないエリアにいてしまった、とのこと。つまり、現地でパケット通信ができなかったのは、PRLの更新をしなかったせいでも、端末のせいでもなかったというわけでした。誤った情報を広めてしまい、ご心配とご迷惑をおかけしてしまった方々にお詫び申し上げます。ごめんなさい。リベンジとしてもう一度韓国に、もちろん今度は休暇でゆっくりと、ソウル以外の場所にも行って、海外ダブル定額の上限に達するまでデータ通信しまくるつもりです。
![]() |
| 左の白いものがFOMA用。右2つがXi用。microSIMはどうみても、ただ小さく切っただけ。microSIMからSIMカードに変換するアダプタを使ってみたくなりますねえ |
いつも失敗ばかりですが、一応ライターなので、スマートフォンをお借りして記事を書かせていただくこともあるわけですが、最近、SIMカードのサイズが大小混在してきて、以前のように何も考えずにSIMを差し替えることができなくなりました。Wi-Fiで多くのサービスは使えますが、もちろんそれではダメなこともあり、第一、ステータスバーに×印が付いた画面キャプチャを掲載するなんて、格好悪いことこの上ない。
以前、とあるジャーナリストの方は、microSIM用に回線を増やしたとおっしゃっていましたが、そんなに仕事ができない貧乏ライターは回線数を増やせない。そこで、1年に1回は無料で変えられると教えられ、とりあえずドコモの1回線をmicroSIMに切り替えました。GALAXY Noteで使いたかったので、ついでにXi契約に。これならFOMA端末でも使えます。
さて、auにもmicroSIMを採用する端末がポツポツ登場してきて、今はこちらをどうしようか悩み中です。新バージョンのSIMにしてしまうと、機種変更前の端末で使うにはICカードロッククリアが必要になるそうですね。サイズ以外にも考慮すべき用件が増えて、頭がこんがらがりそうです。潔く回線を増やしなさいってことですかね。
「Tasker」で快適……のつもりが意外に難しかった件
![]() |
| 「Tasker」での設定などの実行条件を一覧するプロファイル画面。これからどんどん増やしていきたいところ |
AndroidのOSの設定や挙動などを、あらかじめ想定したシーンに応じて自動で切り替える「Tasker」というアプリがある。毎日決まった時刻に特定のアプリを起動するとか、指定した場所に近づいたらアラートを出すとか、そういったパターン化できそうな操作を自動化できるものだ。DIGNOをできるだけ長時間使えるよう、いろいろな方法を試しまくっているうちに、この「Tasker」を使いこなせば、バッテリーの消費を抑えるだけでなく、利用シーンに合わせていちいち設定を変更したりする手間もなくなって、とっても効率的で快適なスマホライフが送れるんじゃないか、と思った。
国内外を行ったり来たりしつつ、分刻みのスケジュールで全く別の仕事をする……ということの一切ない平凡な毎日を過ごしている筆者。その普段の生活スタイルをざっくり分けると、“平日か休日か”、“自宅にいるか、移動中か、オフィスにいるか”のどれかにあてはまる。スマートフォンを常に持ち歩いていても、だいたいはこういうシーンごとにちょっとずつ違う使い方をしたり、別の設定になっていると都合がよかったり、という変化があるくらいで、パターン化もしやすい。パターン化しやすいということは、「Tasker」の設定もしやすいはず!
ということでさっそく「Tasker」を導入してみたのだけれど、一般的なAndroidアプリとは異なる独特のインターフェイスをしていることもあって、決してとっつきやすいとは言えない。慣れないうちは、どの画面でどのように操作したらよいのか迷ってしまうこともある。有志の作ったWebサイトを参考にしたり、アプリの英語版ヘルプをなんとか読み解いてチャレンジしてみた。
まず自動化したかったのは、“自宅では無線LANを使えるようWi-Fiをオンにし、Googleアカウントの自動同期を有効にして、ディスプレイがスリープするまでの時間を少し長くする”というもの。逆に、“自宅から離れたらそれらの設定はオフにする”という設定も必要だ。さらに、“自宅以外でも、充電を開始したときはWi-Fiや同期の設定をオンにしたうえで、ディスプレイのスリープまでの時間はかなり長めにする”のと、“充電ケーブルが抜かれたらそれらの設定は元に戻す。でも自宅だったら最初に挙げた設定を有効に”というのも設定しておきたい。
Wi-Fiがオンになっていると、利用可能なアクセスポイントがなくても常にサーチし続けることになるので、バッテリーを消費しやすい。でも、自宅には確実に使えるアクセスポイントがあるし、バッテリーが減ってもすぐに充電できるので、自宅にいるときは常にオンにしていても問題なし。それに、仕事柄、アプリのスクリーンショットをバンバン撮ることも多く、数十秒でディスプレイがオフになってしまう標準的な設定だと作業効率が悪かった。これらの設定を都合のいいように自動で切り替えられる「Tasker」はすばらしい! と思ったのだが、こんな単純そうな設定でも、なかなか思い通りにはいかないものだ。
「Tasker」では、“自宅から50メートル以内であればWi-Fiをオンにする(そこから離れればオフにする)”というような設定ができる。ただし、これはGPSをオンにしているときの話。GPSがオフの場合は、位置情報を携帯電話網の基地局から取得するしかなく、筆者の場合は自宅から800m近く離れた場所を基準に考えることになる。半径800mとなると、直径でいえば一つ以上先の駅まで含んでしまうことになり、自宅からかなり遠ざからないとWi-Fiがオフにならない。かといってGPSを常にオンにしておくと、逆にバッテリーの消耗は激しくなるわけで……。半径800mは自分の庭、ということにして諦めることにしよう。
充電の有無で設定を切り替える部分については、DIGNOの場合はシンプルだ。クレードルなどに置いて充電できるタイプの端末では、“USBで充電しているとき”と“AC電源から充電しているとき”というように、充電方法の条件が増えることになる。DIGNOの充電方法はUSB接続しかないので、1パターンだけ設定しておけばOK。設定パターンが増えると、変数を使ったフラグ判別の処理を加えなければならない時もあるので、設定が複雑になってしまう。逆に、DIGNOではUSB接続とAC充電とで別の処理を行えないという問題が……。これも仕方がないと割り切る!
とある条件下で、とある処理を実行する、という「Tasker」の設定の仕方は、プログラムを作るのに近いかも。思い通りに使いこなせるようになるのは時間がかかりそうだけれど、一切操作していないのに自分の求めていた設定に自然と切り替わっていたりすると、いよいよDIGNOが自分になじんできているという実感があって、けっこううれしい。
Siriとヘッドセットと独り言
「Siri」が先日公開されたiOS 5.1でついに日本語対応した。iPhone 4Sのみの機能だが、au版でもソフトバンク版でも利用できる。個人的には、日本語対応がこんなに早いタイミングだとは思わなかった。嬉しい誤算だ。
Siriは音声認識技術をベースとした、音声コマンドと情報サービスを融合させた機能だ。ホームボタンを長押ししてSiriを起動し、iPhoneのマイクに向かってコマンドを声で発するだけで、インターネット上の専用サーバーで音声処理され、コマンドが実行される(つまり通信が必要になる)。
![]() |
| 「新着メールを表示」への答え。件数を音声で答えてくれる |
従来からGoogleなどは、スマホ向けに音声検索サービスを提供しているが、それと異なり、SiriはiPhone上のローカルな機能とも連動する。たとえば「××時にアラームを設定」や「今日の予定は?」、「新着メールを表示」、「××(連絡先に登録している人の名前)って誰?」、「××(世界時計にある都市名)の時刻は?」などのコマンドに対応する。正直に言って、どんなコマンドがあるのか、よくわからないくらい、いろいろなことができる。
もちろんインターネットと連動した音声コマンドもある。たとえば「今日は傘が必要?」と言えば、いまいる場所の天気を検索し、「今日は雨が降るという予報はありません」とか答えてくれる。「××を検索」からブラウザを立ち上げることも可能だ。
![]() |
| ロケーション情報を聞くと、北米のみだと言われてしまう |
残念ながら、ロケーション情報や計算などの機能は、現在のところ北米での提供のみで、日本では利用できない。とくに英語で提供されている計算機能は、Wolfram Alphaというナレッジエンジンを使っているのだが、関数電卓と理科年表を引っ張り出して行うような計算から百科事典のような情報検索まで、非常に多様な機能を持っている。これが日本語対応していないのがとても残念でならない。
このSiri、iPhoneに向かって話しかけるだけではなく、iPhoneに接続したマイクに向かって話しかけても利用できる。たとえば純正のマイク・リモコン付きイヤホンであれば、再生ボタンの長押しでSiriが起動する。Bluetoothヘッドセットは、受話ボタンを単押しすれば良い。Siriはスリープ中、ロックを解除しないでも利用できるので、たとえばポケットにiPhoneを入れたまま、時刻や新着メール、天気を聞く、なんていう使い方もできる。
ただ正直に言うと、ヘッドセットでは独り言っぽくなるので、人前では使いづらい。スロートマイク(咽頭の振動を拾うマイク)でささやくようにして使えないか試したが、ノイズが多すぎるせいか、使い物にならなかった。そしてヘッドセットを使わず、iPhoneを取り出してから使うなら、Siriを使わずに普通に操作した方が手っ取り早い。Siriはなかなか未来を感じさせる面白い技術だが、これを使いこなせるようになるには、まず、街中で音声認識デバイスを使うことがおかしくないような時代が到来しないといけないのかもしれない。
4.7インチは大きいのか大きすぎるのか一人会議
![]() |
大きなツヅラと小さなツヅラ、優しいおじいさんは小さなツヅラで大金持ちに、強欲なおばあさんは大きなツヅラを選んで大失敗する昔話があるが、ことスマートフォンのディスプレイに至っては、大は小を兼ねるのかもしれない。
というのも、「GALAXY S II WiMAX」の4.7インチディスプレイを日常利用すると、それよりも小さいディスプレイを搭載したスマートフォンの画面サイズが気になって仕方がないのだ。これまでは特に小さいと感じなかったのに、ディスプレイが勝手に縮んでしまったかのような印象がある。
メールをチェックしたり、電話をかけたり、それぐらいならばあまり気にならないが、ブラウジングやゲームアプリ、地図の表示については大きさが使いやすさに直結しているように感じる。動作がキビキビしていることもあるが、画面が大きいと同じゲームアプリでも楽しさが違う。
また、約139gという重さもディスプレイサイズを考えれば、軽い方だろう。重さとともにチェックしたい利用時間についても、今のところ気にならない。4.Xインチ以上のディスプレイ搭載モデルの中では、むしろ長持ちではないか。
ケータイが手の中にこじんまりとおさまる感覚が大好きで、小動物をかわいがるようにコミュニケーションを手助けしてくれる小さな相棒を愛でている。その一方で、画面サイズは情報ツールとしての利便性を大きく左右する。「GALAXY S II WiMAX」のサイズ感は、決して手の中に収まるものではないが、その分だけ情報ツールとしてかなり“イケテル”。現在、愛着と利便性がせめぎ合っているところなのだ。















