大画面で動画を楽しむ
IS01はスマートブックという独特の形をしているけど、その分、ディスプレイサイズが5インチと大きいため、ブラウザでWebページを見るにしてもメールの画面を表示するにしても何かと役に立つ。たとえば、動画再生も大画面を活かす使い道のひとつ。
IS01に限らず、Android採用端末全般に言えることだけど、通常のケータイと違い、IS01はいろいろなフォーマットの動画や音楽を再生できる。わずか数年前まで、通常のケータイで動画を再生するため、いろんなツールを駆使して、解像度はどれくらい、ビットレートはこんな感じ、ファイルサイズはこの程度に抑えて……なんて変換をしていたのが懐かしいやら、バカバカしいやら(笑)。まあ、それはそれで面白かったんだけどね。
IS01の取扱説明書によると、再生できる動画フォーマットとしては、「.3gp/.3g2/.mp4/.m4v/.wmv/.asf」が挙げられている。.3gpや.3g2はケータイで撮影するムービーの形式としておなじみだけど、.mp4や.wmvなどはどちらかと言えば、パソコンでおなじみの形式だ。
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| ペガシスの「TMPGEnc Movie Style」は機種を選んで、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで自動変換できる。複数のファイルを同時に連続で変換することも可能 |
たとえば、.mp4や.m4vはiPhone向けに広く利用されており、iPhone用動画変換ツールとして公開されているもの、販売されているものを使えば、わりと簡単にIS01で再生可能な動画を作成できる。ボクが使っているペガシスの「TMPGEnc MovieStyle」は、あらかじめ変換したいハードウェアの項目が用意されていて、それぞれのウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップすれば、あとは自動的に変換してくれる。この他にも有償のものやフリーのものを含め、いろいろな動画変換ツールがあるけど、オンラインソフトは僚誌「窓の杜」の「エンコーダー・コーデック」あたりが参考になるかも。また、.wmvや.asfについては無償で提供されている「Windows Liveムービーメーカー」が利用できる。
動画を楽しむもうひとつの方法は、ブルーレイディスクレコーダーとの連携。通常のケータイでは標準機能になりつつあるけど、実はIS01でも利用できる。IS01を付属のmicroUSB-USB変換ケーブルで対応するブルーレイディスクレコーダーに接続し、ブルーレイディスクレコーダーからダビング転送をすれば、microSDメモリーカードに書き込まれる。あとはIS01のメディアプレーヤーで再生できる。
シャープのサポートページには、対応するブルーレイディスクレコーダーとして、シャープ製の8機種が掲載されているけど、ほぼ同等の機能を持つソニー製レコーダーの「おでかけ転送」でも同様のダビングができた(筆者宅のBDZ-RX100で確認)。
ファイルサイズと転送時間については、転送する動画サイズがVGAクラスか、QVGAクラスなのかにもよるけど、今回、知人のご実家がBSの番組に出るということで、15分番組を録画したところ、VGAクラスでは約110MB、QVGAクラスでは約57MBだった。転送時間もレコーダー側で携帯電話用動画を同時録画をする設定にしていたので、ほんの数分で済んだ。ボクの活用スタイルだと、なかなか動画を楽しむチャンスが少ないけど、出張のときに持っていったりするのには、結構、楽しいかもしれません。
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| 付属のUSBケーブルで接続して、ブルーレイディスクレコーダーと連携。ダビング10の制限対象になるけど、BSやCSの番組もIS01にダビングして、楽しめる | 転送した番組はメディアプレーヤーで再生可能。画面右下の[画面サイズ]にタッチすれば、全画面で再生することもできる |
CAR NAVITIMEがバージョンアップ
CAR NAVITIMEを使い始めてから、そろそろ2カ月経とうとしているが、先日のニュース記事にもある通り、最初のバージョンアップが行われた。
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実際にどんな風にバージョンアップが行われるのか興味津津。週末を待ち切れず、帰宅後、夜食を求めて深夜のドライブにでかけてみた。通信中を示す青いLEDのチカチカがいつもより長い気がする。といっても、すぐに何か変化があるわけでもなく、5分ほどそのまま走行。気がつくと青いチカチカはもう止まっている。
その後、しばらく走ってみたが、全く変化が見えないので、マクドナルドのドライブスルーレーンに入り、ダブルチーズバーガーのセットを注文。ポテトができるまで時間がかかるとのことだったので、エンジンを切って待つことにした。連動してCAR NAVITIMEの電源が落ちようかとしたその時、バージョンアップ画面が現れた。ポテトを待つ数分のうちにバージョンアップ作業は終了した。
今回のバージョンアップの主な内容は、「自車位置測位性能の向上」「交差点での音声案内の発話タイミングの改善」というものだったが、たしかに少し改善されたような気がする。とりわけ前者については、5分経っても10分経っても自車位置を測位できないこともあったので、かかっても数分レベルにはなったようだ。もっとも、ここはカーナビの基本中の基本なので、即時に測位してもらいたいものだが……。auの通信モジュールが入っているのだから、A-GPSが使えて精度が高まりそうな気もするが、何とも不思議な感じだ。
いずれにしても、少しずつ使い勝手が向上するナビというのも面白い。そんな風に感じた今回のバージョンアップだった。
呼び出し方にコツがいるIS02の「ツールボックス」
仕事柄、いろんなスマートフォンに触れているので、取扱説明書を読まずとも、だいたいの操作はわかるようになってくる。しかし、これは反省すべき点なのだが、それゆえに重要な機能の存在を見逃してしまい、使い続けていくうちに「こんな機能もあったのか!」「これは便利かも!」と気づくこともある。
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| スタートキーを画面の方向になぞると「ツールボックス」が表示される |
IS02を使っていて発見したのが「ツールボックス」という機能だ。ディスプレイの真下(横向きにしている場合は右側)にあるスタートキー(ウィンドウズのアイコン)を、画面の方向になぞると3つのアイコンが表示される。これらを選択することで、画面の一部を拡大する「拡大パッド」を使ったり、指1本でカーソルの移動や項目の選択などを行える「マルチファンクションパッド」を表示させたり、「タスク切り替えパッド」を表示させて、実行中のアプリを確認したりできるのだ。
もちろん、この「ツールボックス」は決して“隠れ機能”ではなく、取扱説明書にも大きく説明されている。購入した当初に気づかなかったことは、“わかったつもり”になっていた自分の落ち度に過ぎない。
しかし、この「ツールボックス」は呼び出し方に少々コツがいる。軽くなぞるだけでは反応してくれず、しっかり触れてしまうとスタートキーを押したことになり、スタート画面に戻ってしまったり……。ボクの個人的な感想ではあるが、指の腹を寝かせるようにして、画面の端に隠れたページをペラッとめくるような感じでなぞるとスムーズに呼び出せるようだ。それも、この機能の発見が遅れた一因かもしれない。
ともあれ、最近では、ボクにとって「ツールボックス」は欠かせない機能になりつつある。とくに重宝しているのが「拡大パッド」だ。IS02はマルチタッチに対応してないので、2本の指で画面を拡大するといった操作ができない。Webページの文字が読みづらいときなどは、拡大・縮小のスケールを表示させて動かす、あるいは画面を2回続けてタッチするといった操作が必要なのだが、「拡大パッド」を使うと、画面の横幅に合う状態で表示させて(デフォルトで、だいたいそのように表示される)、小さい文字を読むときなどだけ「拡大パッド」を用いることができる。
片手で操作したいときは、ケータイの十字キーのような感覚で使える「マルチファンクションパッド」も便利だろう。いろんなアプリを次から次へと起動して、動きが鈍くなったなぁ~というときには「タスク切り替えパッド」も重宝する。終了させたいアプリに切り替えて「×」をタッチして終了させればいいのだが。しかし、これらのパッドはタッチ反応にいまひとつ不満があるので、ボクはあまり使ってはいない。
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| 「拡大パッド」はWebページの閲覧に便利。とくに視力低下が気になる中高年層にはうれしい | 使いこなせたら便利そうな「マルチファンクションパッド」 |
IS01を秋の夜長のお供に?
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| 底面の電池カバーを外すと、ボールベンの先などで、すぐに押せるリセットボタンを装備 |
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| IS01はキーバックライトがないため、真っ暗なところではキーがまったく見えない。 |
IS01を使いはじめて、約3カ月。だんだん2台目端末としての使い方に慣れ、何かを調べたいとき、メール(Gmail)を見たいときなどに、IS01をカバンから取り出すことが増えてきた感じ。今週、auからはいよいよ「IS03」も発表されたけど、フルキーボードや大画面など、2台目という割り切った使い方なら、まだまだIS01にも活躍できるシーンがありそうだ。
ただ、この数カ月、IS01を使ってきて、いくつか気になることもあった。たとえば、動作の安定感。これはIS01に限らず、Android OS採用端末には結構、共通しているんだけど、いろんなアプリを使っていると、動作が重くなり、アプリが強制終了してしまうことがある。あまりアプリを増やさないようにした影響もあるのか、一時期に比べ、頻度は減ったけど、通常のケータイとスマートフォンの違いでもあるので、意外にストレスがたまる。
ただ、IS01の場合、底面の電池カバーを外したところにリセットボタンが装備されているので、いざとなれば、そこをボールペンの先でポチッと押すだけで、簡単にリセットができる。ほとんどのスマートフォンは電源ボタンを長押しして、電源をON/OFFしなきゃいけないので、すぐに再起動できるのは便利というか、何というか……。まあ、再起動しなくて済むのが一番いいんだけど……(笑)。
2つめのポイントは、キーバックライトがないこと。通常のケータイはほとんどの機種にキーバックライトが装備されていて、暗いところでも問題なく使えるんだけど、残念ながら、IS01はキーバックライトがないため、真っ暗なところでは明るい大画面ディスプレイの明かりで、うっすらとキーが見える程度。寝る前にちょっと気になるページをチェックして……なんていうときには、結局、部屋の明かりをつけなきゃいけない。そう言えば、知り合いのライターさんが飛行機の中でも原稿が書けるように、ノートPCのキーに蛍光シールを貼ってたけど、その手で行くかなぁ。いや、IS01でそれはさすがにかっこ悪いか(笑)。
最後に気になる点が充電環境。IS01は1400mAhという大容量の電池パックを採用しているんだけど、しばらくWi-Fiを使っていると、目に見えて、電池残量が厳しくなってしまう。Android OS採用端末は全般的に省電力性能が不十分で、通常のケータイよりも電池の減りが早い印象。IS01の場合、充電は本体前面のmicroUSBポートにケーブルを接続するんだけど、ここのところ、出張が多かったこともあり、USBポート装備の充電器を試してみた。単三のニッケル水素充電池などを装着し、IS01とUSBケーブルで接続して、充電するという機器だ。
今回はメジャーなところで、パナソニックの「ポケパワー BQ-PP10K/F」、三洋の「eneloop mobile booster KBC-E1AS」を試したんだけど、残念ながら、どちらも充電できず。USBケーブルをいろいろ差し替えても充電できない。結局、充電できたのは以前から持っていたソニーの「EnergyLINK CP-3H2K」。ただ、コイツはボディサイズが大きい上に、どうも生産中止みたいで……。
ちなみに、他のスマートフォンも試したけど、ポケパワーとeneloop mobile boosterはXperiaやBlackBerry Bold 9700も充電ができなくて、逆に、HTC DesireやiPhone 4、SAMSUNG GALAXY S(海外モデル)は、どれでも充電ができたという結果でした。ケーブルを改造するという手もあるようですが、素直にこのあたりを待つべきなんでしょうね。













