みんなのケータイ
やりすぎ感がうれしいZenFone 5のカメラ
【ZenFone 5】
村元正剛
(2015/6/4 06:00)
ZenFone 2が発売されましたね。ZenFone 5を愛用している筆者にとっては、非常に気になる端末です。実際に発表会で触れて、その後、メーカーから1週間ほど借りて使ってみたのですが、パフォーマンスといい、カメラの性能といい、ZenFone 5から大きく進化していることを実感しました。でも、なぜか「よし、買うぞ! ZenFone 2に乗り換えるぞ!」というテンションには至らず、しばらくはZenFone 5を使い続けようかなぁ、という気持ちになりました。
5型ディスプレイでミドルレンジのZenFone 5と、5.5型ディスプレイでハイエンドのZenFone 2は、それぞれ市場における立ち位置が違うモデルです。スペックでは圧倒的にZenFone 2が上回りますが、ZenFone 5にも優位性があるのではないかと。それはサイズ感。ZenFone 5って画面はそこそこ大きいんだけど、片手でも操作しやすいんですよ。スペックや機能は標準的だけど、不満を感じるほどでもない。要するに、ちょうどいいんです。
Nexus 6が発売されてからもNexus 5が売れ続けているように、ZenFone 2が出てからもZenFone 5は売れ続けるのではないかと予測しています。スペックよりも使い勝手を重視するなら、敢えて旧モデルのZenFone 5を選んでも後悔することはないのではないかと思います。価格も安いですしね。
ZenFone 5を使っていて、じわじわと好きになってきたのがカメラ機能。ZenFone 2の発表会でも、暗い場所で明るく撮れる「ローライト」モードがアピールされていましたが、これはZenFone 5にも搭載されています。メインカメラは800万画素から1300万画素へと進化しましたが、撮影モードやエフェクトなどは、ZenFone 5から継承したものが多く、凝った設定ができる「マニュアル撮影」を必要としないのであれば、ZenFone 5でも十分に楽しめるはずです。
というわけで、今回は、ZenFone 5の撮影機能で、筆者が気に入っているものを紹介させていただききたいと思います。
まず、ZenFoneのカメラのセールスポイントにもなっている「ローライト」モード。ASUS独自の「PixcelMasterテクノロジー」を用いて、微かな光しかない状況でも、鮮明に撮影できるモードです。ZenFone 5では200万画素、ZenFone 2では300万画素の写真になるという違いはあるものの、仕組みに違いはありません。
次に「単焦点」モード。明るい単焦点レンズで撮影したかように、背景をぼかした写真が撮れる機能です。最近、背景をぼかす撮影ができるスマホが増えていますが、ZenFone 5では、大胆にぼかしてくれて、しかも、ぼけ方も自然なので、デジタル一眼で撮ったかのような雰囲気を楽しめます。
一時期、ブームになった「ミニチュア」モードもあります。強調させたい範囲を指定して、それ以外を大胆にぼかすことで、ジオラマを撮ったような写真が撮れる機能です。背面のメインカメラで自分撮りができる「自分撮り」モードは、撮影する人数を設定し(最大4人)、その人数の顔を認識するとオートシャッターが起動する機能。ZenFone 5のフロントカメラは200万画素で、さほど画角も広くないので、この「自分撮り」モードは、かなり重宝しています。ほかに、筆者は、ほとんど活用していませんが、動く被写体を撮影して、GIFアニメーションが撮れる機能もあります。
スマホのカメラで撮った写真は、撮影してから編集できることも利点。ZenFone 5の「アルバム」アプリは、新たにアプリを追加する必要がないくらい、画像編集機能が充実しています。なので、とりあえず「オート」で撮っておいて、あとから編集することもできます。でも、個人的に「あとから編集」って、あまり好きじゃないんですよ。撮影するときに思いどおりに撮るのがベストだと思うし、「あとから編集」では、なかなか理想とするイメージにならないこともあるんですよね。
ZenFone 5のカメラは、多少やりすぎなくらい、大胆な効果が得られる撮影モードが魅力だと思います。それは、画質最重視のデジタルカメラにはない、スマホカメラならではの楽しさだと思うんですよ。まだまだ使いこなしていないモードもあるので、しばらくはZenFone 5のカメラで遊んでみようと思っています。