みんなのケータイ

 夏の足音が聞こえてくるこの季節。少し前から新茶が出回り始めています。新茶といっても日本茶、中国茶、紅茶などなどいろいろと種類はありますが、急須で淹れて飲むのもので身近なのはやはり日本茶なはず。ただ、皆さんは日本茶の茶葉(ティーバッグではない)をどんなところで買っていますか? 私は、毎年足を運ぶお茶屋さんが、ビルの建て替えを機に移転していて、別の店を探すことになりました。その一つが、蔵前にあるNAKAMURA TEA LIFE STOREです。

 NAKAMURA TEA LIFE STOREは、静岡県藤枝市で100年間お茶を作り続けている茶農家の中村亘さんが、今年1月にオープンした店で、「“いつ、どこで、誰が、どうやって作ったかが分かるお茶”をお届けする」を標榜し(詳しくはこちら)、すべての茶葉に、収穫日、収穫場所、栽培担当者、栽培方法が記載して販売しています。もちろん無農薬有機栽培農法で、安心してお茶を楽しむことができます。お店の名前が、TEA STOREではなく、TEA LIFE STOREなんです。茶葉を急須に淹れた生活を楽しんでほしいとの思いが込められているそうです。

 そんなNAKAMURA TEA LIFE STOREに行った時の様子を、Galaxy S6のカメラで撮ってきました。まず店の外観。

お店の外観

 こんな風にレンガ造りの建物で、のれんが特徴です。この写真の左側のほうで映っていないところに小学校があります。そういうことを言葉で説明しないように済ますためには、パノラマモードで撮っておくといいでしょう。道の反対側には、蔵前小学校があります。

蔵前小学校

 ちなみに場所の説明をする際は、こうして周辺の状況も含めて撮っておくほうがわかりやすいのは言わずもがな。ただ、そうした説明を抜きにして、この店の外観の雰囲気だけを強調したいときには、こんな感じで撮ったほうがSNSなどではウケるでしょう。

雰囲気のある外観写真

 このようなとき、スマホを取り出してすぐに写真を撮りたいと思うはず。Galaxy S6は、ホームボタンを素早く二度押すと、ロック状態でもカメラが起動して直ぐに写真を撮ることができます。ただ、これをオンにしておくと、かばんの中などで勝手にカメラが起動してしまうこともあります。電池の持続時間を気にしたい方は、この機能をオフにしておくと良いでしょう。

店内の様子

 次に店内です。実際に行っていただくとわかるのですが、店内は夕方になると割に暗いです。この写真を撮るためにカメラを起動したところ、想像以上に明るいのが不思議な感じでした。後でサムスンの方に聞いてみると、プレビューで見たままの写真が撮れるように開発したとのこと。確かに「撮った後に加工もして楽しめる」よりも、「撮っているときが楽しい」ほうがスマホのカメラっぽい使い方なのかな、と思います。「撮った後に加工もして楽しめる」は、フィルムカメラから引き継いでいるカメラで撮影し、写真を楽しみというスタイル。「撮っているときが楽しい」とは、スマホによるイメージング体験。似ているようですが撮っているときを中心にコミュニケーションが行われ、感情がピークになる感じは、スマホならではなのかもしれません。

 店に足を運ぶと、店の方がお茶を淹れてくれて、テイスティングをしながら茶葉を選ぶことができます。今年の産地の様子、茶葉を作るときのお話、茶葉の特徴などなど。こうしたやり取りをしながら自分の好みを見つけていくのは楽しいひとときです。その記憶を写真に残しておくと、ちょっとした思い出になるでしょう。ただ、写真を撮ることに意識が向かい過ぎるのもほどほどに。会話や時間の流れも大切にしたいと私は思います。

 今年は、良い天気が続き、夜になると気温が下がったため、製茶には理想的な気候だったとか。寒暖の差が多いほうが、味に深みが出るそうです。お茶の種類によって茶葉のできあがり(具体的には色味や艶など)が異なりますし、淹れた時のお茶の水色も異なります。また茶がらを見ると、どんな風に作っていたかも想像ができます。

 そんなやり取りをひと通りした後、お店の西形圭吾さんと記念写真を撮らせてもらいました。なんとインカメラでは自動的に美肌モードが起動するので、ご覧のとおりファンデーションを塗ったような顔に。まぁ、ちょっと若く見えるということは、ありがたいことかもしれません。

美肌モードでツヤツヤに

NAKAMURA TEA LIFE STORE

住所:東京都台東区蔵前4-20-4
電話番号:03-5843-8744
営業時間:12時~19時
休日:月曜日
http://www.tea-nakamura.com/