みんなのケータイ

 auの回線の機種変更で、11月23日に発売されたauの「isai」(LGL22)をさっそくゲットしてみた。4色のボディカラーのうち、発売されたのはホワイトとアクアで、筆者はアクアを選んでみた。ブラックは11月28日予定と案内されているが、ブルーは未定。isaiのブルーは非常に深みのあるターコイズブルーといった塩梅で、魅力的なカラーなだけに、ブルーを選びたいユーザーには残念なスタートだ。

「isai」(アクア)をゲット

 発表会などでisaiの情報に初めて触れた時は、外観写真もシンプルなものだったので、「そんなにこだわったスマートフォンなのだろうか?」と、いまいち特徴を掴めなかったが、発表会の会場で手にとって見て、緻密なデザインが施された細部に驚いたのを憶えている。外周を覆うメタルフレームは精巧に面が作られており、キラリと光る部分とマットなヘアラインの仕上げがいいアクセントになっている。大柄なボディのはずだが、それを感じさせない手触りも秀逸だ。

 ディスプレイは約5.2インチ。4.5インチの頃から、そろそろ大画面化も限界では……と思い続けているが、狭額縁化などでまたしてもなんとか手にできるサイズとなっている。また、これまで有機ELのディスプレイを使うことが多かった筆者だが、LGのIPS液晶は非常に綺麗。電源投入後、最大輝度の白バックでauのロゴが表示されるが、表示のムラのなさにまず驚いた。ディスプレイそのものの技術や製品を持っているLGならではの強みだろう。

 画面を2回タップすると画面のスリープをオン・オフできるといった、今どき(?)の機能もあり、使いはじめの第一印象は総じて良好。スクリーンショットを簡単に撮れ、共有できる機能も最近のスマートフォンでは増えている機能だろうか。音楽プレーヤーアプリでクラウドサービスを利用できたり、サーバーとしてWindowsとファイル共有できる機能など、なかなか興味深い機能もある。このあたりは今後、紹介していきたい。

パッケージにはイヤホンが付属。スタートアップガイドは購入時にプレゼントされた
「isai」は一番右の「Nano IC Card」を採用する。中央はLTE端末などで一般的な「Micro IC Card」。端子のサイズそのものが小型化されている