みんなのケータイ

 Android 4.4の登場に伴い、AQUOS PHONE SERIE SHL22でもGoogleの純正アプリがいくつかアップデートされた。中でも注目なのが「ハングアウト」のSMS対応。アプリを更新し、設定でSMS連携をONにするだけなので、さっそく試してみた。

 auでは、「Cメール」のサービス名称で提供されているSMSだが、結論から言えば、一部を除けば問題なく利用できた。

 SMS着信時、キャリア側のCメールアプリとハングアウトのどちらが優先されるのか気になっていたが、どうやらハングアウトが優先されるようだ。SHL22の場合、CメールとEメールのアプリが一つに統合されており、これはこれで便利に使えるだけに、どっちを利用するかは悩みどころ。CメールとEメールのアプリが別々に提供されている他社製の端末であれば、ホーム画面がすっきりするので、ハングアウトもアリかもしれない。

 最大の問題は絵文字。Android 4.4では絵文字への対応が強化され、ハングアウト上での送受信が可能になっているが、残念ながら我がSHL22では受信した絵文字が正常に表示できなかった。一方、絵文字の送信は可能なようだ。au側のメールサーバーの受け入れの問題なのか、端末側の問題なのか不明だが、実に惜しい。

 パソコンでSkypeなんかをヘビーに利用しているユーザーからすれば、それに似た感覚なのかもしれないが、チャット機能とSMSが同じように利用できるのはちょっと新鮮。筆者は、絵文字を表示できないのでSMS連携をOFFにしてしまったが、これまで絵文字文化に接してこなかった海外のユーザーなんかは便利に使うんだろうな。

【追記:2013/11/21 14:30】
 こちらの記事に記載の通り、au端末上でハングアウトのSMS送受信をONにすると、Eメールの自動受信が行えなくなる事象が確認されました。このため、SHL22で同機能を利用することは推奨できません。設定にあたってはご注意ください。