意外と出番が少ないXperia acroの予備電池

2011年10月11日 06:00
(石野純也)

 一般的に、スマートフォンは電池の消費が激しいといわれている。Xperia acroは1500mAhの電池パックを搭載しているが、ブラウジングや動画視聴などを長時間続ければ、みるみる残量が減っていく。自分はXperia acroを仕事用の電話としても使っているので、いざという時に着信できないのは一大事。そこで、購入と同時に予備の電池パックを持ち歩くことにした。

 幸いにして、以前利用していたXperia arcと電池の形状が同じで、使いまわすことができる。ソニー・エリクソンは、この形状の電池を単体で充電できる周辺機器を販売しているので、これを利用している。

 だが、今のところ、ほとんど予備電池のお世話にはなっていない。すでに丸2カ月以上この機種を使い続けているが、途中で交換したのは1回か2回程度だったと記憶している。たとえば、10月5日はこんな使い方をしたが、19時に帰宅した時点で、まだ30%弱、電池が残っていた。

【利用時間】
◎外出は8時で、19時まで1回も充電していない

【主な操作】
◎移動中にはTwitterやFacebookにアクセス、それぞれ細切れに20回以上利用し、書き込みも2~3回行う
◎タイムラインやフィードに流れてきた記事を3~4本ブラウザでチェック
◎2回あった記者会見中にはボイスレコーダーとして利用、合計3時間程度の音声を録音
◎自動同期はオンにしており、Gmailは40通ほど受信し、その都度中身もチェック
◎spモードメールを2通受信
◎Facebook Insideもオンにしている
◎電話の発着信は8回で合計10分程度通話
◎写真は2枚撮影

【主な省電力設定】
◎ディスプレイの輝度は、1/3程度に落としている
◎Bluetooth、Wi-Fiはオフに、3G、GPSはオンにした状態で利用した

 厳密にチェックしたわけではなく、数字が多少アバウトなのはご容赦いただきたいが、ここでは、あくまで最低限覚えているものだけをピックアップした。実際には、もう少し使っていたはずだが、細かく書き出すとキリがなくなるので、この程度にとどめておこう。一言でまとめると、空き時間ができるたびに触っていたつもりだ。それでも、これだけ電池が持つのは、なかなか優秀。少なくとも、今のところ想定外の電池切れで困ったことはなく、Xperia acroのスタミナには満足している。もちろん、生活パターンや利用するアプリ、端末に触っている時間によっても結果は違ってくるので、あくまで1つの事例として受け止めてほしい。