GALAXY Tabをお供にソウルの街を歩く

2011年5月26日 06:00
(山根康宏)

 海外のあちこちにGALAXY Tabを持って行ったが、今回はその生まれ故郷、韓国はソウルを訪れてみた。ソウルは無料のWi-Fiが飛んでいることが多いと聞いていたが、たしかに仁川国際空港では広いエリアで利用できるし、金浦国際空港でも到着後すぐにGALAXY TabでメールチェックやTwitterでつぶやくことなどができる。とはいえ、どこでもネットにつなぐために、韓国にいくといつも空港でKT/Ollehがサービス展開しているWiBro(韓国版WiMAX)のルーター「Egg」を借りている。1日8000ウォン、約600円で使い放題なので海外パケ・ホーダイを利用するよりかなり安い。

 また市内では飲食店を中心に無料Wi-Fiが飛んでいる。筆者がよく使う大手チェーン店のカフェ、CAFFE PASCUCCIはソウル市内に店舗が多いので重宝している。日本でも人気のクリスピー・クリーム・ドーナツの明洞店も同じく無料でWi-Fiが使える。甘いもの好きな筆者にはうれしい限りだが、いつ行っても店内が込んでいるので席に座りにくいのが難点なところである。

 さて韓国はサムスン電子のお膝元だけに、GALAXYシリーズのアクセサリーを手軽に買うことができるのがうれしいところだ。繁華街だけではなく駅構内にも携帯電話のケースやカバーを売っているお店をよく見かける。数としてはやはりGALAXY S/S IIやiPhoneのものが多いものの、GALAXY Tabのものもたいてい見つかる。また地下鉄2号線三成駅直結のサムスン電子ショールーム「Samsung d'light」の地下には大規模な直営店もオープンし、ここでもケースなどを買うことができる。

 それにしてもソウルでは街中や地下鉄内でGALAXY Tabを使っている人を結構見かけた。地下鉄内では3GとWiBro、そして有料ながらWi-Fiも飛んでいるためネットアクセス環境も多種多様。Facebookしたり読書したり、また韓国販売のGALAXY TabはモバイルTV(T-DMB)内蔵なのでTVを見ている人も多い。スマートフォン利用者も多いものの、より画面の大きいタブレットを好む市民も多いのだろう。筆者もソウル市内では頻繁に地図を見たりお店を検索するのにGALAXY Tabの画面はとても重宝した。やはりガイドブックとして使うなら画面サイズが大きく、しかし持ち運びやすいサイズとして7インチがちょうどいいのかもしれない。