SH009で“迷わない”女を目指す

2011年5月25日 06:00
(瀬川あずさ)

 あまり大きな声で言いたくはありませんが……何やら最近よく道に迷います。今までは見知らぬ土地でも持ち前の「野生の勘」を働かせてみると、なんとか目的地まで辿り着くことができたのですが、そんな原始的なことも言っていられない時代になってしまいました。感覚が鈍ってきているのだとしたら残念極まりないのですが、ここはひとつSH009のGPS機能の力を借りて、迷わない(&遅刻しない)生活を目指してみることに。

地図表示画面

 さて、GPSと言えば、もはやスマートフォンの操作性に慣れてしまい、SH009でこの機能を開くのは、実は今回が初めて。こんな小さな画面の中でしっかりナビゲートしてくれるのか多少不安を抱きつつ、さっそくアプリキーから「EZナビウォーク」へアクセスすると……数秒後にトップ画面が出てきました。こちらの画面、使いやすさを追求した「シンプルモード」と、充実した機能を盛り込んだ「フルモード」の2パターンから、自分の目的に合わせて好きなモードを選ぶことができます。初心者の私はシンプルモード……と思いきや、多彩なコンテンツに惹かれてしまい、華やかなフルモードを選択。まずは「現在地」を表示させてみると……2~3秒の通信の後、すぐに自分のいる場所が印された地図が出てきました。携帯電話の画面で見る地図にはあまり慣れていないのですが、予想以上に色鮮やかで、分かりやすい! 主要なビル名や地下鉄の出口の番号、近くのコンビニや銀行の位置までしっかり表示されています。細かい位置情報を適度に簡略化しているので、これならちょっと地図オンチな人でも自分の位置を瞬時に把握できそうです。

EZナビウォーク(シンプルモード)EZナビウォーク(フルモード)

 そしていざ、試してみたかった「あの機能」にトライしてみることに。そう、音声検索というやつです。トップ画面の「トータルナビ/地図」から「声で地図検索」を選択。その後、住所や電話番号、施設名などから検索条件を選べば、あとはもう送話口に向かって話しかけるだけ。まずは分かりやすく駅名から。なるべくハッキリした口調で「オモテサンドウエキ」と発声してみると……「分析中」という表示が3~4秒続いた後に、「表参道駅」が文字で表示され、すぐさま地図へと飛べる画面が出てきました。人一倍かつぜつが悪く聞き取りにくい私の声を認識してもらうことができ、なんだか嬉しくなってきます。そして今度は難易度の高そうな住所検索に挑戦。「トウキョウトミナトク……」と身近なオフィスの住所を話してみると……なんとこちらも一発で番地部分まで聞き取ってくれ、ピンポイントで目的地を表示してくれたのです! 最近の携帯の音声認識機能のレベルの高さにすっかり脱帽させられたのでした。

音声入力画面音声分析中

 そんな訳で、音声検索にハマりつつある今日この頃。これを活用すれば、地図を簡単に検索できるだけではなく、ハッキリとした話し方が身について、一石二鳥かもしれません。SH009をお供に、迷わない、そして快活な女性を目指し日々精進したいと思います。