帰省の土産にPHOTO-Uはいかが?

2010年8月6日 06:00
(湯野康隆)

 auからデジタルフォトフレーム「PHOTO-U」が登場したのだが、これがなかなか面白い。何といっても2年契約で月額390円(2011年5月まで)という料金設定は、ユーザーにとってはありがたい。他社と比較しても、かなり安い料金設定で、送信元となるメールアドレスの縛りも無いので、auユーザーはもちろん、ドコモやソフトバンクのユーザーでも気軽に使える。

 面白いのは、Flashベースでフレームなどのデザインを差し替えられるところ。各種コンテンツの購入はPCやケータイから行えるようになっており、キャラクターものからシックで落ち着いたものまで、さまざまなコンテンツが用意されている。PCやケータイでコンテンツを購入すると、それがPHOTO-U側にメールで配信されるという形だ。

 Flashで制御されているということは、要するにFlashで書けば何でも表示できるということで、たとえばニュースやスポーツの試合結果などを表示させるなんていうことも技術的にはできるわけで、個人的には、そこに大きな可能性を感じるのだ。さらに言うと、EZニュースEXで使われているBCMCSや、ちょうど今、免許が割り当てられようとしている携帯端末向けのマルチメディア放送なんかと絡んでくると、もっと面白いのだが。

 お盆に子供を連れて帰省される方も多いと思うが、PHOTO-Uを土産にするのも悪くないんじゃないだろうか。あとは、まめに写真を送るというこちら側の努力と、ちゃんと電源を入れたままにしておき、たまにメールを受信していないか確認するというあちら側のモチベーションの維持が運用継続の鍵になる。