12メガカメラで思い出を美味しく残す

2010年1月19日 11:00
(津田啓夢)

 「CA003」にしてから、自分のライフスタイルに変化があった。これまでは常にバッグの中にコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)を忍ばせていたのだけど、持ち歩かないことの方が多くなったのだ。

 実は今使っているコンデジも12メガで、画素数だけで比較するならCA003と同じクラスになる。画質を比べればコンデジの方に分があるので、しっかり撮影したいときはコンデジを持ち歩くのだけど(取材時はコンデジですぞ、念のため)、写真が趣味ならともかく、普通に暮らしているとしっかり撮影しようと思うこと自体がそもそも少ない。CA003のデジカメ機能は、ネガフィルムの頃の使い捨てカメラ(レンズ付きフィルム)のような、気軽な「思い出メモ」ツールなのかなと思っている。使い捨てカメラもなんだかんんだしっかり撮影できたわけだし。

 今、津田的にもっともホットな写真の使い方は、12メガサイズ(4000×3000ドット)で撮影し、プレビュー画面からそのままメールを選ぶというものだ。画像が大きくそのまま添付できないため、リサイズするよう求められる。そこで0.3Mサイズ(640×480ドット)を選び、画像付きメールを送ることにしている。

 とりわけ変わったことはしていないのだけど、12メガサイズも0.3Mサイズも1つの流れの中で保存できるので楽ちんだと思う。12メガサイズは、サイズが大きいため汎用的に使いにくい面があるものの、マスター画像としては残しておきたい。汎用的に使うのは0.3Mサイズというわけだ。

 さて、画像付きメールの送り先は、「携帯百景」という画像付きミニブログのようなサービスだ。文章を付けて送ると、画像の中にメッセージが表示された状態で掲載される。「Twitter」とも連携できるので、毎度くだらん画像に「うまそう!」なんてコメントいただくと、心の中で「でしょ!」なんて思っている。


4000×3000ドットで撮影し、800×600ドットにリサイズしたサンプル画像