みんなのケータイ
個人的ベストバイ「HUAWEI Eyewear2」を買い増しした
2025年1月10日 00:00
2023年末の「みんなのケータイ」でもご紹介した通り、筆者はHUAWEIのオーディオグラス「HUAWEI Eyewear2」を毎日欠かさずに愛用しています。直接身に着けて使うデバイスであり、なおかつ毎日欠かすことなく装着しているという意味では、スマートフォンよりも身近なデバイスとも言えるでしょう。
そんな「HUAWEI Eyewear2」を年の瀬に買い増ししました。買い増しした理由は、就寝前にメガネを外すのを忘れてしまい、起きたらテンプル(ツル)の部分が大きく曲がってしまったのを騙し騙し使っていたためです。発売から1年が経ち、もしかしたら続編が出るかな…と思っていたのですが、後継モデルは現時点で発表されていません。
その代わりに、12月25日までの期間限定で通常価格の8,000円割引のセール価格となっていたことと、東京都の対象店舗で「d払い」や「PayPay」などのキャッシュレス決済を使うと10%還元(1サービス3,000円相当まで)が重なったことで、通常よりもお得に購入できるタイミングでした。
筆者は、裸眼での視力がかなり低下しているため、度入りのメガネは生活必需品です。その生活必需品にデジタルな機能が加わり、メガネを装着するだけで、ハンズフリーの音声通話や音声入力、徒歩で移動中にポッドキャスト再生などが行えるようになるのは、マイクやスピーカーを身に着けることの便利さを日々実感させてくれます。
それでいて、ガジェット感が薄いため悪目立ちせず、普通のメガネっぽく振る舞っている。というのも特徴の一つでしょう。「それ、HUAWEIのオーディオグラスですか?」など、オーディオグラスを使ってますか? 的な質問をされた経験は、初代から約2年ほど同シリーズを使い続けてこれまでに1度だけです。
去年末までの使い方と異なるのは、Galaxyスマートフォンの「ルーチン」の機能を使って、メッセージアプリやセキュリティ関連のアプリなど、重要かつ読み上げることが有用なアプリの通知を「HUAWEI Eyewear2」で読み上げる設定にしていることです。端末側のソフトウェア更新によるものなのか、「意図せずに本体スピーカーから通知が読み上げされてしまう」というトラブルに遭遇しなくなったことが大きな理由です。
通知読み上げを有効にしていると、外出中に届く家族からの「帰りに牛乳買ってきて」など、簡単なメッセージに対して、スマートフォンを開いてアプリを開いて返事をすることなく、目的を達成することもできます。
買い増しするほどお気に入りの「HUAWEI Eyewear2」の小さな不満としては、何らかの理由でスマートフォンなどとの接続が安定せずに切断→再接続を繰り返す場合、その都度効果音が再生されてしまい、これを停止する確実な方法が無いことです。
いまいち発生条件が絞り切れていないのですが、いちど発生するとスマートフォンを操作して再接続したり、端末を再起動する必要があるので少々手間がかかります。いっそのこと、スマートフォンの「機内モード」的に、スマートグラスとしての機能を全部オフにするボタンがあればいいのに……と思ったりします。