みんなのケータイ

引っ越し先の「電波過酷地帯」において、通話は楽天モバイルが最強だった件。

【Pixel 6aなど】

我が家のケータイたちラインアップ

 うかつでした!

家自体は、いい感じにリフォームできて気に入ったんですが

 家を買いました。家と言っても古い団地の1室をリフォームして住むのですが。

 この物件がケータイ的にヤバかった。大きな団地群の1階だもんですから、他の棟に邪魔されるのか、ケータイの電波が非常に入りづらいのです。

 いやぁ、日照条件とかは調べたんだけど、ケータイは見過ごしてました。うかつだったなぁ。

 我が家で使っているケータイのキャリアは以下のような感じなのですが。

Pixel 6a楽天モバイル
povo2.0
iPhone SE(第2世代)ワイモバイル
Pixel 4a(5G)UQ mobile
家内iPhone SE(第2世代)NTTドコモ

 ヤバい。電波入らない。

 Pixel 6aにSIMが入っている楽天モバイル・povo2.0がアンテナピクト半分も行っていないくらいです。UQも不安定でアンテナピクトが半分を行ったりきたりですね。家内のiPhone SE(第2世代)のドコモに至っては家の中だとアンテナが立ちません。

 まさにケータイ電波過酷地帯に越して来てしまったと言えましょう。

ドコモは受信できなかったり、やっと1本立ったり……これじゃ通話はできませんよね……いや、まいった

 いやぁ、マズった。

 ちなみに、インターネット環境は完璧に準備できたのですが……。

 そう、引っ越し当日には光インターネットを敷設し、Wi-Fi 6ルーターも開通できたので、家の中のWi-Fi環境は、ばっちりなのです。

 引っ越し当日から全然電話がお互いに通じなくてもう大パニックです。夕方引っ越し荷物搬入もだいたい終わって、電話は固定電話しか使えないかな、などと思った瞬間。

 「ちゃんちゃちゃらら~ん♪」私の、Pixel 6aが鳴りました! お、電話がかかってきた。ヤバいな、会話成り立つかな? などと思いながら出ると……。

 あ。あれ。ちゃんと会話成立する。普通にかかってる。こんなに電波不安定でもVoLTEって会話成り立つもの? いや、家内のiPhoneも、さっきPixel 4a(5G)でも全然電話できてなかったし、そんなことないよな……。

 ところで、今夜はピザでも頼もうか。よし、じゃ、ちょっと、私の電話ならかかるかもしれないからかけてみる、というのでPixel 6aでかけてみます。画面をRakuten Link(楽天モバイルの通話画面)にして、電話番号をいれて「通話」、あ、なるほど! 電話がかけられた理由がわかりました!

 そう、楽天モバイルで通話する場合、「Rakuten Link」というアプリが使われるのですが、このアプリは回線のLTE・Wi-Fiの品質を判断して「あ、Wi-Fiの方が品質いいじゃないか」と判断したら、瞬時に電波をWi-Fi経由に切り替えて通話をさせてくれるのです。

そう、楽天モバイルにはこれがありました! LTEの品質が悪ければWi-Fi回線経由に自動で切り替わるというRakuten Linkの仕組みが!

 楽天のWi-Fi通話はWi-Fi回線の品質さえ良好なら、4G VoLTEとの比較ならそこまで品質に差はない程度の音質で話せますから、これで全然問題なしです。

 電話がかかってくる時も、ここまでケータイの電波状況が悪いと、Rakuten Linkが受けた瞬間にはもう迷わずWi-Fi経由通話にRakuten Linkが切り替えますから、ほぼタイムラグもなく、普通に着信できていたわけです。それで通話ができていたんですね。

電話を着信して、通話しているときにちょっと画面をキャプチャしてみました。ああ、確かに「Wi-Fiネットワーク品質:最適」って表示されてますわ。Wi-Fi経由で通話していたんですね

 いやぁ。

 日頃、エリアが(他のキャリアに比べて)狭い、と言われ、他の3大キャリアからもちょっと低く見られがちな楽天モバイルですが。

 ケータイの電波が非常に弱くしか入らず、Wi-Fiがそれなりに整備されているシチュエーション限定でですが、今は楽天モバイルが非常に頼もしいです。

 さて、楽天最強! といばっていたいところですが、他のケータイ、特に「ドコモが全然通じない」のを家内にちょっと(かなり)強くクレームされたので、これはなんとか手を打たないといけませんね。さて、どうしよう……。