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複数アプリの音を同時再生できる、シャオミの「サウンドアシスタント」

 スマートフォンやタブレットを使っていて、「このアプリとこのアプリの音を同時に再生できたら」と思ったことはありませんか? 通常は、あるアプリの音を再生すると、別のアプリの音はそこでストップするはずです。

 ややニッチなニーズかもしれませんが、“複数アプリの音を同時に再生できる”という、シャオミ(Xiaomi)端末の機能が使いやすいと感じたので、今回はその機能をご紹介します。

 今回ご紹介する機能は、アプリのインストールは不要。シャオミ端末の設定から「サウンドとバイブレーション」を選び、「サウンドアシスタント」から設定することで利用可能になります。

 なお筆者は、スマートフォン「Redmi Note 10T」「Xiaomi 11T Pro」と、タブレット「Xiaomi Pad 5」で設定ができることを確認しました(すべてMIUI 13)。

Xiaomi 11T Proの設定画面。「サウンドとバイブレーション」に、「サウンドアシスタント」という項目がある
「複数のオーディオソース」で、「複数アプリの音声を同時に再生することが可能」と案内されている

 「サウンドアシスタント」から「複数のオーディオソース」という項目をオンにすると、文字どおり複数のアプリの音を同時に再生できるようになります。

 さらに、「複数のアプリでメディアサウンドを調整する」をオンにしておくと、複数のアプリの音量を個別に調整できます。たとえば「YouTube」を大きめの音で再生しつつ、BGMとして「Amazon Music」を少し小さめの音で流す……という具合です。

アプリごとの音量調整にも対応している

 この機能、筆者は「YouTubeの動画を観ながらAmazon MusicでBGMを流して、自分の好きなテレビ番組っぽくする」という使い方で愛用しています。

 たとえばサッカーのハイライト動画。実況と解説の方の音声だけ入っている動画を観ながら、それっぽいBGMを同時に再生すると、テレビ番組で流れるハイライトのようになります。このメリットがうまく伝わっているかどうか不安ですが(笑)、ジムの運動がはかどるので、筆者にとっては欠かせない機能になっています。

 あるいは、著名人のインタビュー動画とBGMを同時再生すれば、ドキュメンタリー映像のようになったり……。

 アプリの組み合わせによっては、ほかにもいろいろな使い方が考えられそうなこの機能。シャオミ端末をお持ちの方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。