みんなのケータイ
Android 12でサッとWi-Fiに切り替えたい
【Pixel 5a(5G)】
2022年5月9日 00:00
Android 12が配信されてはや数カ月ですね。次期バージョンであるAndroid 13の足音も聞こえてきた中ですが、気になる点がひとつあります。
というのは、クイック設定パネルのことです。もっと正確に言うとネットワークの切り替えなんですが、以前のバージョンのAndroidと比較してWi-Fiとモバイルネットワークの切り替えにひと手間かかるようになりました。
Android 11まではモバイルネットワークとWi-Fiが別のボタンとして扱われてましたが、Android 12からは「インターネット」などというひとつのボタンにまとめられています。いろいろと設定を見回したんですが、Wi-Fi単体とかモバイルネットワーク単体にはできない模様。
筆者は外出時はいつもWi-Fiをオフにしているので、さっと切り替えられないのは気になります。実用上そこまで支障があるというほどではありませんが、ちょっとしたストレス。ということで、ウィジェットでもおいて解決しようかと思ったのですが……。
昔、サードパーティのトグルスイッチ系のウィジェットをよく使っていたので、ふたたびそれらの世話になろうと検索したところ、筆者の知るものが全滅していました。
クイック設定パネルが純正で用意されている今、もはや必要なくなったのでしょうが……。時代の移り変わりに驚きつつどうするか考えた結果、ジェスチャーで動くアプリランチャーとWi-Fiをオンオフするショートカットで代替手段とすることにしました。
アプリとしては「Zone Launcher and app drawer」というもの。画面の端から指を滑らせて登録したアプリを起動させられます。Wi-Fiをオン・オフさせるショートカットを登録したら無事動作しました。筆者はあり得ないほどに不器用なので、ジェスチャー操作するとよきせぬ動作を起こさせることがよくあるのですが、もはや慣れるしかありません。
ところで、なぜこのようなインターフェイスの変更がなされたかというとPixel Phone Helpにある通り。要約するとWi-Fiをオフにした後、再びオンにするのを忘れるのを防ぐため、モバイルネットワークで意図しない大容量の通信をしてしまうのを防ぐためということのようです。
たしかに、データ通信容量の使いすぎで速度規制になったり、従量制プランで課金が発生してしまったりという危険性もあります。そう考えると、筆者としてはひんぱんに使う部分なので戸惑いが大きいのですが、時代に即したデザインと言えるのでしょう。