みんなのケータイ

Googleカレンダーの通知をデフォルトオンにして予定のうっかりスルーを防止

 COVID-19の感染者数が低い状態が続き、オフラインでの発表会や取材がだんだん増えています。ただ、オンラインでの発表会が完全になくなったわけではありません。製品のデモやタッチ&トライがない説明会など、今後もオンラインで行うところが残るかもしれないなぁと思っています。

 オフラインの予定は、移動に時間がかかるので、前日や当日、それなりに心構えがあるのですが、オンラインの予定はギリギリまで別のことをしていられるので、その作業に集中してしまうと予定をうっかり忘れてしまうことがあります。そこで、複数のスマホからの通知音やバイブレーションが煩わしくてオフにしていたGoogleカレンダーの通知を、再び利用するようになりました。私の場合は予定開始の「10分前」にアラートを設定。スマホやスマートウォッチで通知を確認したら、タブレットやノートパソコンを用意しビデオ会議システムを起動。トイレや飲み物の用意を済ませると丁度いい時間になる、といった感じです。

 Googleカレンダーの通知を利用するようになって、オンライン発表会の開始に「遅刻する」ことは無事なくなったのですが、Googleカレンダーに予定を入力する際に、通知の設定が毎回面倒だなと思っていました。Googleカレンダーの通知設定を「アラート」「デスクトップ通知」などのオンに設定しても、予定登録の最初の入力画面では「通知しない」となっていて、「その他オプション」から詳細な入力画面をわざわざ開き、通知を追加しなくてはいけないのです。

予定を作成する最初のウインドウでは「通知しない」となってしまっているので……
「その他オプション」から詳細の画面を開き、「通知を追加」から設定する必要がありました。

 通知設定のために毎度、別画面を開くのが面倒だったり、最初の入力画面で保存してしまって通知の追加を忘れたりして、どうにかならないかと思っていたら、通知をデフォルトでオンにする方法がGoogleカレンダーのヘルプにありました。通知設定を変更する場合に「モバイル デバイスで行った変更は、パソコンの通知にも反映されます」とあります。つまり、スマホのGoogleカレンダーで通知設定を行うと、それがパソコンのGoogleカレンダーの設定にも反映されるのです。

 そこで、仕事の予定を入力するカレンダーの「デフォルトの通知」を「10分前」に設定。すると、パソコンのGoogleカレンダーでも、最初の入力画面で「10分前に通知」と表記されるようになりました。ほとんどの予定は最初のこの画面だけでサクッと登録が済み、通知も届くようになりました。

スマートフォンのGoogleカレンダーで「デフォルトの通知」を「10分前」に設定すると……
パソコンのGoogleカレンダーも「10分前に通知」と設定されました。

 私は取材先までのルートを、Googleカレンダーに登録した住所をクリックしてGoogleマップで検索し、そのままカレンダーに登録しているのですが、その場合にも、もちろん出かける時刻の10分前に通知が届きます。これからオフラインの発表会が中心になっても遅刻せずに済みそうです。