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グーグル、「Google カレンダー」の祝日表示をアップデート――より細かいカスタマイズが可能に

 グーグル(Google)は、「Google カレンダー」における祝日表示のアップデートを実施した。これにより、表示をより細かくカスタマイズすることが可能になる。ただし、編集部で確認したところ、20日時点ではまだ日本の祝日は反映できない。

 従来は、ユーザーが選択した地域のすべての祝日を表示していた。これには、公式の祝日に加えて、バレンタインデーや母の日などの「非公式の祝日」が含まれていた。

 今回のアップデートにより、ユーザーは、従来通りすべての祝日を表示する「祝日およびその他の休日」に加えて、公式の祝日のみを表示する「祝日のみ」を選択できるようになる。

 モバイル版の場合は、「設定」→「祝日」→「国別の祝日を追加」から設定できる。Web版の場合は、「他のカレンダーを追加」→「関心のあるカレンダーを探す」→「地域限定の祝日」から設定できる。

編集部では、地域を「アメリカ合衆国」に設定してモバイル版の検証を行った。「日本」でも2つの選択肢から選べるが、祝日の表示に変化は見られなかった
「祝日およびその他の休日」を選択した場合の画面。5月9日に「Mother's Day(母の日)」が表示されている
「祝日のみ」を選択した場合の画面。公式の祝日のみが表示される

 Android版およびWeb版のGoogle カレンダーでは、すでにこのアップデートが適用されている。iOS版に関しては、5月25日以降に順次適用される見込み。

 個人向けのGoogleアカウントを保有するユーザーに加え、Google Workspaceのユーザーも今回のアップデートの対象となる。