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地上の地図だけでなく宙の地図も! 「SkyWalk 2」を見ながらスーパーブラッドムーンを追いかけた

SkyWalk 2

 もうかなり前からインストールしていて、天体ショーが観測できる日などに起動している「Star Walk2」。昨日(5月26日)はこれがちょっと活躍しました。

 「Star Walk2」はどんなアプリかというと、一言でいえば「スカイマップ」です。スマホを向けるだけでその方角の星空の様子がビジュアル化されるというもので、iOS版とAndroid版があります。無料版もありますが、私はかなり昔に有料化して使っています。

 あの星座はなんだっけ? なんてとき、その方角にスマホを向ければ、今見ている方向にどんな星があり、それらがどんな星座なのか、月をはじめとして、月、太陽、その他の惑星が今どの位置にあるのかを再現してくれるのです。もちろん天体についての知識も提供してくれます。

アプリを起動して見たい方角に向けると、このようなスカイマップが表示されます

 星座の描写や星の3D表示などビジュアルも美しいので、星空について知識を深めたい方にぴったりなんですが、むしろときどきしか空を見上げないという人に便利。

 たとえば流星群が観測される日には、その方角にサラサラっと星が流れたりするので、方向音痴でもどの方角を見ればいいのか分かるからです。

 昨日5月26日は、満月と皆既月蝕が重なるという「スーパーブラッドムーン」。そろそろ月が赤銅色に染まるころと思い、空を見渡せそうなところに出てみるも、どこを見渡しても何も見えず。同じ目的で出てきている人は多く、誰も月を見つけられていませんでした。

 そこで「Star Walk2」の出番です。月は今どこにあるのだ!? と画面を見ると、見えないはずです。かなり低い位置にあり、完全に建物や奥にある緑道の木々に隠れていたのでした。

かなり低い位置にあったようです。ちなみに「Star Walk2」の月もしっかり月蝕を表現しています。芸が細かいです!

 スマホで地図を見ると、先に大きな交差点があることがわかりました。交差点なら少しは開けているだろう。そう思って、月の位置を「Star Walk2」で確認しながら大急ぎで移動したのでした。

ここならギリギリ見えるのでは!? と思ったのですが、視線の先に月はなく

 目的の交差点につくと、なんとか見えそうな高さまで開けていました。しかし、本来月があるはずの場所には何も見えません。なんと残念なことに、その先は一面曇っていたのでした。

思い切り曇っておりました。無念
こんなときのApple Watchのフェイスには、月の状態とお天気、方角がわかる「インフォグラフモジュラー」がいいですね。しっかり曇り予報でした。

 Apple Watchで時間を見ながら「もう皆既月蝕が終わってしまうー!」と焦りましたが、しばらく待っても雲が切れそうもなかったため、諦めて帰宅。天候なら仕方ありません。この先ずっと曇り予報だったので諦めがつきました。

 今回は「おかげでこんな素晴らしい写真が撮れました!」とやりたかったのですが(苦笑)

 こんな感じでいつも「Star Walk2」を空のガイド役として使っております。部屋の中にいても宙の様子がわかるので、気分転換にもいいですよ!