みんなのケータイ
「AQUOS sense3 plus」を(簡易)監視カメラ化した話
【AQUOS sense3 plus】
2021年2月1日 06:00
筆者は誰もが驚愕する低家賃アパートに住んでいるんですが、そういう地域なので少々様子がおかしい人も多いのです。
ごく一例を挙げると、他人の住居を窓から覗き込むおっさん。突如大声で叫び倒す中年女性。昼間からストロング系缶チューハイを片手にさまようおっさんなど、枚挙にいとまがないのですがつい最近、新たな刺客が送り込まれてきました。
筆者宅の横には、狭い月極駐車場があるのですが、そこで挙動不審な動きを示す自転車の男。駐車車両を1台ずつ舐め回すように見る男。筆者の姿を見てそそくさと逃げ出す男。
午前0時すぎ。またやべえのが来たよ……。
この手の監視用途としては駐車監視機能のあるドラレコの導入がベストですが、筆者は赤貧(常軌を逸した貧乏)なので簡易的にスマートフォンで代用することにしました。
今回は、弊誌を見返していて目に入った「AirMirror」というアプリを使用します。
まず2台のスマートフォンを用意します。メインの(監視モニターになる)スマートフォンに上記「AirMirror」をインストール。そしてカメラ化する側のスマートフォンにAirMirrorとセットで使う「AirDroid」というアプリをインストールします。
カメラ側のスマートフォンは、今回、AQUOS sense3 plusで試すことにしました。
両者のアプリに同じアカウントでログインすると、自動的にリモート操作できるスマートフォンとして認識されるので大変楽です。難しい設定は一切不要でした。
メイン側のスマートフォンで、操作するスマートフォンを選択。この場合は「SH-M11」ですね。カメラのアイコンをタップすればすぐに車内に置いたAQUOSのカメラの映像が手元に。
これは便利。手元にあったスマホのみでここまでできるとは。
ちなみに右下付近にある懐中電灯のようなアイコンをタップすると、AQUOS側の懐中電灯が点灯します。不審者にモールス信号とか送れるかもしれません。マイクボタンを押すと、AQUOS側の電源がオンになり周囲の音を聴くことができました。
とはいえ、今は冬だからいいものの真夏の昼間などは熱でスマートフォンが故障してしまうでしょうから、車両監視というのはあくまで急場しのぎと捉えたほうが良さそうです。しかし、実際に使用してみると、画質は十分で屋内の監視や見守りとしてはかなり実用的手段ですね。
ところで、これを設置したはいいのですが、件の不審者が来なくなりました。いや、いない方がいいのですけど。