みんなのケータイ

Realmeの黄色いモバイルバッテリーが目立つ

【Realme V3】

  香港在住の筆者は常日頃から中国・深センに入り中国メーカーのスマートフォン新製品を見に行くのが楽しみでした。しかし今の状況ではなかなか中国に入ることができません。香港にも輸入スマートフォン店に中国の最新モデルが入ってきますが、自分の欲しいものが入ってくるとは限りません。

 そこで最近はオンラインで中国からスマートフォンを買っています。まあ今更、珍しいものではないでしょう。しかし今の状況では中国から荷物を送ってもらうのも時間がかかります。中国商品の販売の輸入というと「Aliexpress」が有名ですが、トラッキングが当てにならないなど確実性に欠けています。

 そこで使っているのが中国のオンラインショッピングの代行業者です。代行業者も多数ありますが、一般的なものは業者経由で中国のTmallやJD.comで買物をするというもの。しかしスマートフォンなどは受け付けてくれないものもあります。また中国ではオンラインで購入してもそのあと直接販売店とチャットする必要があることもあります。そのため代行業者にまかせっぱなし、というわけにはいかないこともあります。

 そこで現在使っているのが別のシステムの業者です。これは自分で直接商品をオーダーして購入、配送先を代行業者の事務所(倉庫)にして、そこから自分に転送してもらうというもの。業者側は顧客が支払い済の商品を転送するだけなので売買のトラブルはありませんから、リスクを少なくビジネスを行えるわけです。購入者側も「きちんと支払われたのだろうか」といった不安がありません。

  筆者はBuyandshipという業者を何回か使ってみましたが、特にトラブルもなく中国からスマートフォンを購入して輸入することができました。Tmallでは海外クレジットカードを使えるケースもあるので支払いも問題ありませんでした。

 さて最近買ったのがRealmeの「V3」というスマートフォン。こちらは格安の5Gモデルで特筆すべきものはないと思いますが、TmallのRealmeのオンラインストアでは単品売りが無く、モバイルバッテリーとのバンドル販売だけでした。10000mAhの純正バッテリーが定価より3元安く106元(約1700円)で付属するということでそちらを購入しました。

Realme V3とモバイルバッテリーを購入

 オンラインで支払い後、翌日にはBuyandshipの事務所に到着。そこから香港へ陸路で転送され、4日には同社の香港の受け取りセンターに到着し受領できました。ちなみにスマートフォンとモバイルバッテリーの転送手数料は22香港ドル、わずか300円。この程度でビジネスになるのも驚きですが、日々大量のオーダーを受け、また重量のあるものの代行なども行うことでマネタイズはできているのでしょう。

 モバイルバッテリーはRealmeのコーポレートカラーである黄色のボディー。パッケージと同じ色です。10000mAhあるので実用性も十分あります。ただしPDには対応していないようです。

まっ黄色のモバイルバッテリー

 モバイルバッテリーはいくつも持っていますから無くてもいいものですが、予備はいくあっても困りません。また新しいもののほうがいい気もしますね。この黄色は好みがわかれるかもしれませんが、色合いは悪くないと思います。

Type-Cは当然対応。スマートフォン向けのバッテリーだ

 そして「Realme」とメーカーロゴが入っているのは、使っているだけで宣伝効果もあると思います。バンドル販売して使ってもらうだけではなく、ブランド名をアピールできる製品になっているわけです。実際に筆者もこれを使っているときに友人から「それどこのバッテリー」と聞かれることもありました。Realmeもうまい販売商法を行っているなと思うわけです。

最近はこのバッテリーを使っている