みんなのケータイ
東京都の海・山・島で4G LTEが快適に使えた
2020年11月2日 06:00
7月にスタートした「Go To トラベル」の対象に、東京都民や東京都を発着する旅行が加わりました。さらに、10月下旬からは東京都民の都内への旅行を助成する「都内観光促進事業」(「もっと楽しもう! TokyoTokyo」通称:もっとTokyo)できるようになったので、東京都内の伊豆大島を子連れで訪問してみました。
東京から伊豆大島へのアクセスは複数のルートがありますが、船酔いの心配があまり無いことと、所要時間が約1時間30分と短い点を重視してジェット船を選びました。
船内ではインターネット環境が良好とは言えないことを想定して、子どもが船内で見るための動画をいくつか事前にダウンロードしていたのですが、船内で子どもが「見たい」と言ったのは、事前にダウンロードをしていないコンテンツでした。
事前にダウンロードが完了しておらず、ドコモのモバイル回線を経由したストリーミングでの視聴となるため、途中で再生が止まってしまうかもしれないことなどを説明して再生スタート。
内心では「恐らく、動画は途中で途切れるだろうな……。そしたら機嫌悪くなりそう」と覚悟した上でストリーミング再生を開始しました。しかし、陸地が見えなくなる距離でもデータ通信が完全に切断されるエリアはほぼ無く、一時的に画質が低下するなどの影響はありつつも、驚くことに動画は途切れることなく、ジェット船で移動中でも再生できました。
ドコモのエリアマップで確認したところ、ジェット線が通った竹芝〜伊豆大島のルートは、大半が「海上エリア」としてエリア化されています。普段は船やフェリーに乗る機会がほとんど無いためあまり意識していなかったのですが、陸地からかなり距離がある海上でもエリア化されていることには、本当に驚きました。
島の中心部、元町から三原山の山頂へ向かう道中には場所によって圏外になることもありましたが、三原山の山頂や火口付近に向かうバス停・駐車場付近はしっかりと4G LTEでデータ通信が利用可能でした。
山頂ではどうかな?を確認したかったのですが、今回は子どもが途中でねをあげたため、次回以降に持ち越し。
なお、ドコモのエリアマップで確認する限りは、山頂や火口付近は電波が不安定になる可能性がありそうです。
宿泊したホテルでは、備え付けのテレビに自分で用意したFire TVから、スマートフォンのテザリング経由で動画コンテンツの視聴が難なく可能でした。
島内の通信環境がイマイチだった時のために、モバイルタイプよりも通信性能に優れるホームタイプのWi-Fiルーターも準備しておきましたが、テザリングで十分な速度が得られたため、今回はホームタイプの出番がありませんでした。