みんなのケータイ

3歳児がスマホを使いすぎないように、iPhoneのスクリーンタイムを活用

 我が家の3歳児に朝6時には叩き起こされる。

 動画を見たくて仕方ないようだ。ただ、朝から晩までずっと動画を見せるわけにもいかない。

 そこで活用しているのが、アップルが提供している「スクリーンタイム」機能だ。

 スクリーンタイムは、iPhoneを使っているユーザーであれば日曜の午前中に通知が来るので、ご存知の人も多いだろう。1週間、iPhoneをどれだけ持ち上げ、どんなアプリを使ったのか、前の週と比較して教えてくれるものだ。「あ、今週、iPhoneを使いすぎたな」といった反省ができたりする。

 スクリーンタイムは、実は家族のアカウントを紐づけることができる。これにより、子供がiPhoneやiPadをどれだけ使っているかをチェックできるのだ。

 子供の動画視聴用にはiPadを使わせている。ただし、子供のアカウントを自分のスクリーンタイム画面で確認できるようにしている。

 さらに便利なのが、iPadの使用時間を設定できる点だ。朝何時から夜何時まで使えるが、寝ている時間帯は使用不可にしたり、アプリごとに使用できる時間を設定することができる。

 子供のiPadは1回あたり15分しか使えないように設定している。

 どんなに動画を見ようとしても、1回15分しか視聴できない。そのため、15分が経ち、視聴できなくなると、子供から「ぐるぐる、えいってやって」をせがまれる。

 スクリーンタイムで15分のロックを解除する時に、自分のiPhoneを回し、iPadに向かって「ぐるぐる、えい」とおまじないのようにやっていたら、いつしか「ぐるぐる、えい」が合言葉になってしまった。

 映画などを視聴するときは延長時間を1時間に設定。朝、保育園に行く前などは「1回だけだよ」と伝えると、15分間、見終えたら「おしまい」と言って出かける準備に取りかかってくれるのでかなり楽だ。動画をダラダラと見続けることがなくなったのは、かなり嬉しい。

 今は3歳なので、なんとか言うことを聞いてくれるが、これが将来、大きくなってスマホを持つようになると、スクリーンタイムでどこまでスマホを我慢してくれるようになるのか。今から心配で仕方ない。